文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、6月日銀短観によると、輸出や個人消費の回復による企業収益の拡大により、大企業全産業のDI(業況判断指数)は前回調査より4ポイント上昇し、3期連続の改善となるなど回復基調で推移いたしましたが、英国のEU離脱や米国新政権の政策等の影響による世界経済の下振れへの警戒感など、依然として先行きに対する不透明感は拭えない状況にあります。
このような経営環境のもと当社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、依然としてSNS等で好評を博している「iFace」シリーズなどの自社企画商品を中心に、個性的な新商品を継続的にリリースし、販売拡大に注力いたしました。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」が、経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称:IT導入補助金)」の対象サービスとなったほか、ふるさと納税事業に参入するなどプラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを積極的に展開いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,057,579千円(前年同四半期比34.4%増)、営業利益は250,752千円(同75.2%増)、経常利益は237,326千円(同116.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は173,999千円(同102.4%増)となりました。
なお、iPhone等スマートフォンの新機種発表時期や年末のクリスマス需要などの影響により、例年、第2及び第3並びに第4四半期連結会計期間と比較して、第1四半期連結会計期間は売上が伸び悩む傾向にあります。
セグメントごとの状況は次のとおりでありますが、当社グループは、業績管理区分の一部見直しに伴い、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。セグメント情報に関する詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
① コマース事業
引き続き「iFace」シリーズが好調に推移したほか、水に浮くスマホ用防水ケース、女性向けスマホアクセサリーブランド「trouver」シリーズの新作など、個性的な新商品を継続的にリリースいたしました。この結果、コマース事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は1,762,199千円(前年同四半期比35.4%増)、セグメント利益(営業利益)は335,855千円(同57.3%増)となりました。
② プラットフォーム事業
各種ECモールとの連携強化等、ネクストエンジンをプラットフォーム化したメリットを活用したサービスの展開と、IT導入補助金対象としてエントリーするなど、ネクストエンジンの付加価値を向上させる様々な施策を行い、契約増加を図りました。これにより、総契約数2,767社(OEM除く、前連結会計年度末比125社増)、利用店舗数21,095店(同827店増、いずれも自社調べ)となりました。この結果、プラットフォーム事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は291,127千円(前年同四半期比27.1%増)、セグメント利益(営業利益)は101,605千円(同9.3%増)となりました。
③ その他
コマース事業、プラットフォーム事業のいずれにも明確に分類できない新たなサービスに係るものであり、ネクストエンジンのメイン機能に紐づかないEC事業者向けのサービス等が含まれます。当第1四半期連結累計期間の売上高は4,253千円、セグメント損益(営業損益)は先行投資フェーズであるため△17,014千円となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末と比べ229,766千円減少し、4,010,337千円となりました。これは主に、売掛債権の回収に伴い売掛金が138,970千円、商品の販売に伴いたな卸資産が72,846千円減少したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比べ302,258千円減少し、1,181,552千円となりました。これは主に、買掛金が42,279千円増加した一方で、短期借入金が33,330千円、未払金が42,391千円、未払法人税等が195,473千円、賞与引当金が36,546千円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ72,491千円増加し、2,828,785千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益173,999千円の計上と、配当金の支払い71,267千円、連結範囲の変動により利益剰余金及びその他の包括利益累計額が36,125千円減少したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の金額は、6,281千円であります。なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。