第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、12月発表の日銀短観によると、好調な外需や設備投資、商品市況の改善等を背景に、大企業全産業のDI(業況判断指数)は前回調査より2ポイント上昇のプラス25と5期連続の改善となり回復基調が一段と鮮明になっておりますが、北朝鮮情勢や米国新政権の今後の政策への懸念、金融資本市場の変動の影響など、依然として先行きに対する不透明感が残る状況にあります。

 このような経営環境のもと当社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、依然としてSNS等で好評を博している「iFace」シリーズなどの自社企画商品を中心に個性的な新商品を継続的にリリースしたほか、11月より販売が開始された「iPhoneⅩ」に対応する商品のスピーディな拡充など販売拡大に注力いたしました。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」について、アパレル通販サイトとの連携を強化するアプリや、トランザクションレンディングサービスとのデータ連携アプリ等、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを展開したことに加え、EC事業者の最強パートナーへの進化を目的として、EC事業者向けコンサルティング事業会社、株式会社JSコンサルティングの子会社化を決定するなど、持続的な成長に向けて事業展開を推し進めました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,051,723千円(前年同四半期比14.0%増)、営業利益は1,037,611千円(同36.4%増)、経常利益は921,576千円(同30.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は625,366千円(同27.9%増)となりました。

 なお、当社グループにおける業績のトレンドは、年末におけるクリスマス需要などの影響により、第3四半期連結会計期間の売上が他の四半期連結会計期間に比べて最も大きく、第2四半期と第4四半期連結会計期間は同水準、第1四半期連結会計期間が最も小さくなる傾向にあります。

 セグメントごとの状況は次のとおりでありますが、当社グループは、業績管理区分の一部見直しに伴い、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。セグメント情報に関する詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

 

① コマース事業

 小売及び卸販売とも、引き続き「iFace」シリーズを中心とした、自社企画商品の販売が好調に推移いたしました。なお、「iPhoneⅩ」向け商品の卸販売が弱含んだものの、「iPhone6S」等の旧モデル向け商品が底堅く推移しているため、セグメント売上高については前年同四半期連結会計期間の実績を上回っております。

 また1月には、オンラインモール「楽天市場」に出店している「スマホケースのHamee楽天市場店」が、4万店以上の店舗の中から選出される「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2017」のスマートフォン・タブレット・周辺機器ジャンル大賞を受賞(3年連続7度目)するなど、市場において大きな存在感を示すことができました。この結果、コマース事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は6,124,694千円(同12.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1,315,727千円(同40.5%増)となりました。

 

 

② プラットフォーム事業

 アパレル通販サイトとの連携強化、トランザクションレンディングサービスとのデータ連携といったネクストエンジンをプラットフォーム化したメリットを活用したサービスを展開するなど、引き続きネクストエンジンの付加価値を向上させる様々な施策を行い、契約増加を図りました。これにより、総契約数2,969社(OEM除く、前連結会計年度末比327社増)、利用店舗数22,898店(同2,630店増、いずれも自社調べ)となりました。この結果、プラットフォーム事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は914,403千円(同23.2%増)と堅調に推移いたしましたが、サポート人員やサーバー増強等の先行投資を継続したため、セグメント利益(営業利益)は313,356千円(同4.7%増)となりました。

 

③ その他

 コマース事業、プラットフォーム事業のいずれにも明確に分類できない新たなサービスに係るものであり、ネクストエンジンのメイン機能に紐づかないEC事業者向けのサービス等が含まれます。当第3四半期連結累計期間の売上高は12,625千円、セグメント損益(営業損益)は先行投資フェーズであるため△53,054千円となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比べ559,425千円増加し、4,799,529千円となりました。これは主に、現金及び預金が271,646千円、その他流動資産が165,812千円、有形固定資産が194,590千円、ソフトウエアが43,646千円増加した一方で、関係会社株式が152,146千円減少したこと等によるものであります。

 負債につきましては、前連結会計年度末と比べ69,684千円減少し、1,414,125千円となりました。これは主に、買掛金が82,477千円、短期借入金が200,000千円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金が82,288千円、未払法人税等が180,805千円、未払金が24,011千円、賞与引当金が26,610千円、資産除去債務が19,926千円減少したこと等によるものであります。

 純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ629,110千円増加し、3,385,403千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益625,366千円の計上によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の金額は46,000千円であります。セグメントごとの研究開発費は「プラットフォーム事業」21,184千円、報告セグメントに含まれない「その他」が24,816千円であります。なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動があったものは、次のとおりであります。

 

 提出会社

 当社の事務所移転に伴い以下の設備を取得いたしました。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

建物及び構築物

工具、器具

及び備品

合計

Hamee株式会社

本社

(神奈川県小田原市)

調整額

事務所

165,997

32,270

198,268