第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境と事業活動の概況は、次のとおりでした。

 当社グループは、長野県HAKUBA VALLEYエリア(以下白馬エリア)に4か所、その他エリアでは長野県に2か所、群馬県・岐阜県にそれぞれ1か所、合計8か所のスキー場を運営するほか、白馬エリアを中心に8店舗のレンタルショップを展開するスパイシー、大阪府の金剛山にてロープウェイ・宿泊施設の指定管理業務を行う信越索道メンテナンスに加え、8月より新たに国内外の旅行業を主たる事業とするGeekoutの営業体制で事業を行いました。

 第1四半期連結累計期間の業績はグリーンシーズン事業から構成されています。各スキー場が保有する資産、周辺の魅力ある観光資源を活用し、スキー場のロープウェイやゴンドラの索道を利用した事業及び宿泊施設・店舗を利用した事業を行っており、各種イベントの開催とともに、新たな取組みにより来場者と売上の増加に注力しました。まず白馬エリアでは、HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根は、光学メーカーの(株)ケンコー・トキナーとタイアップし、夜のゴンドラに乗って星空を楽しむ「天空の天体ショー」や夜通し星空を眺める「流星観察会」を開催しました。また、マウンテンバイクの聖地復活に向け、「白馬岩岳MTBパーク」をMTBワールドカップコース造成などに携わってきたEvan Winton氏による設計・制作協力のもと大規模に整備拡大し、初心者から上級者まで楽しめるコースが完成しました。その他エリアでは、平成27年8月にオープンした雲海が見られるテラスとして好評いただいている「SORA terrace」が引き続き好調に推移し、山頂レストランの「SORA terrace café」では、地元の食材をふんだんに使用したメニューを提供し好評をいただきました。めいほう高原開発では、グリーンシーズンの新たな取組みとしてバーベキューパークがオープンし、既存のキャンプフィールド・自然体験センターの付加価値向上により売上増につながりました。この結果、グリーンシーズンの来場者は290千人(前年同期比19.2%増)となりました。グリーンシーズンの施設別来場者数は次のとおりです。

索道を稼働した施設における来場者数                  (単位:千人)

施設名

平成29年

1月末累計

平成30年

1月末累計

前年同期比

HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根

67

70

105.0%

HAKUBA VALLEY白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー

16

20

122.6%

HAKUBA VALLEYネイチャーワールド栂池高原

51

52

102.3%

竜王マウンテンパーク

41

83

203.3%

金剛山ロープウェイ

23

22

94.8%

200

249

124.8%

 

その他の施設における来場者数                     (単位:千人)

会社名

平成29年

1月末累計

平成30年

1月末累計

前年同期比

㈱鹿島槍

7

6

78.2%

川場リゾート㈱ 等

22

20

92.3%

めいほう高原開発㈱

12

13

105.4%

信越索道メンテナンス㈱

1

1

104.6%

44

41

93.9%

(注)1.索道を稼働した施設における来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。

索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。

2.その他の施設における来場者数において、㈱鹿島槍は、HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジの来場者及びグリーンシーズンでのスノーボードトレーニング施設の来場者の合計を記載しております。

 川場リゾート㈱等は、主に川場リゾート㈱のサバイバルゲーム場、スケートボードパーク施設の来場者及びおにぎり店の来場者(レジ通過者数)を含めて記載しております。

 めいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)及び体験型企画旅行の来場者の合計を記載しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイに併設する施設の宿泊数を記載しております。

 

 当第2四半期連結累計期間の業績はウィンターシーズンの事業から構成されています。ゲレンデの早期オープンと滑走エリアの早期拡充のため、前シーズンに続き人工降雪機を増強するなど、小雪対策を各スキー場で積極的に実施しました。また11月中旬より寒気が度々流入し人工降雪を実施できる環境が早期に整いました。

スキー場別のオープン状況は次のとおりです。

エリア名

運営スキー場

平成29年7月期

平成30年7月期

前期対比

白馬エリア

HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場

12月8日

11月21日

17日早い

 

HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド

12月16日

12月9日

7日早い

 

HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場

12月8日

11月25日

13日早い

 

HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場

12月10日

12月10日

その他エリア

竜王スキーパーク

11月26日

11月23日

3日早い

 

川場スキー場

12月3日

11月25日

8日早い

 

めいほうスキー場

12月12日

12月9日

3日早い

 

菅平高原スノーリゾート

12月3日

12月2日

1日早い

 来場者数については、昨年度小雪の影響を受けた白馬エリアの各スキー場は早期にスキー場がオープンするとともに安定した積雪に恵まれたこと、またインバウンドの来場が増えたことにより来場者数は大幅に増加しました。一方その他エリアでは、関東圏からの日帰り層をターゲットとする川場スキー場は、周辺の競合スキー場が早期オープンするとともに、新潟方面への新幹線利用のスキーツアーが好調となったため、当スキー場の優位性が活かせず来場者は大幅減となりました。竜王スキーパークも同様に、競合スキー場が早期にオープンしたことから、周辺スキー場に分散し来場者が減少しました。めいほうスキー場・菅平高原スノーリゾートは前年と比べ微増・微減となりました。この結果、ウィンターシーズンの来場者は751千人(前年同期比3.8%増)となりました。ウィンターシーズンの施設別の来場者数は次のとおりです。

スキー場別来場者数                          (単位:千人)

運営スキー場

平成29年

1月末累計

平成30年

1月末累計

前年同期比

HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場

157

186

117.9%

HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド

31

49

156.0%

HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場

116

121

103.6%

HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場

43

46

105.7%

竜王スキーパーク

91

82

90.1%

川場スキー場

72

55

76.6%

めいほうスキー場

83

86

102.7%

菅平高原スノーリゾート

126

124

98.8%

723

751

103.8%

 

その他の施設における来場者数                     (単位:千人)

会社名

平成29年

1月末累計

平成30年

1月末累計

前年同期比

川場リゾート㈱ 等

5

3

54.5%

めいほう高原開発㈱

1

1

97.2%

金剛山ロープウェイ

12

12

105.3%

信越索道メンテナンス㈱

0

0

89.7%

20

17

89.3%

(注)1.スキー場の来場者数については、リフト券の販売数に基づいて記載しております。

2.その他の施設における来場者数において、川場リゾート㈱等及びめいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)の合計を記載しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイに併設する施設の宿泊者数を記載しております。

 

 ウィンターシーズンの来場者増及び売上増への取組みは、次のとおりです。スキー場での各種イベントを実施し来場者の増加につなげるとともに、海外の有名スノーボーダーを招きファンとふれあい共に滑走するイベントを開催しました。また、ウィンタースポーツメーカーやアパレルメーカーよりゴンドラやバスへのラッピング、壁面広告など空きスペースを有効活用する広告協賛の獲得に努めました。

 インバウンド来場者増に対する取組みとして、白馬エリアの各スキー場ではオーストラリア・台湾・中国からの来場者獲得のため、豊富な積雪情報の発信などプロモーション活動を積極的に行い来場者の増加に繋げました。竜王スキーパークでは、インバウンド向けのスキースクールとともに、中国・東南アジアなどのスキー初心者の方向けに雪上車にてスキー場を楽しむプランが好評となり来場者が増加しました。

 各スキー場の顧客満足度の改善への取組みとして、竜王スキーパークでは、山頂レストランを全面改装し「SORA terrace café」としてリニューアルオープンしました。白馬エリアの各直営レストランでは、イタリアンなどレストランのコンセプトに応じたメニュー構成を行い、魅力あるメニューを提供し顧客満足度の改善を図るとともに、ここ数年増加しているインバウンドのお客様にも対応したメニュー提供を実施しました。また、話題性のあるテナントの誘致を行いました。HAKUBA VALLEY八方尾根スキー場うさぎ平テラスでは、軽井沢で人気の「トラットリアプリモ」を、HAKUBA VALLEY岩岳スノーフィールドのホワイトプラザでは、メディアで話題の「そば助」を、HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場・めいほうスキー場では、移動型カフェを各地で展開している「JACKY’S kitchen」を誘致するとともに、スキー未体験の子供たちが楽しめるよう「スポンジボブ・キッズパーク」を充実させファミリー層の来場増に努めました。

 これらにより、連結業績は売上高が3,144,694千円(前年同期比4.1%増)、営業利益は194,662千円(前年同期比14.7%増)、経常利益は192,818千円(前年同期比14.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は143,660千円(前年同期比147.1%増)となりました。

 

(第3四半期の取組み)

 各スキー場では、今年度の豊富な積雪量をお客様にアピールするとともに、スキー場への来場に繋げるため各種施策を行っています。関東圏・中京圏からの日帰り圏である川場スキー場・めいほうスキー場では、ネット広告・SNS発信を増し露出度を高め、来場者増に努めています。また、首都圏からの日帰りバスツアーが増便となるようツアー会社への営業活動を進めました。白馬エリアの各スキー場では、2月中旬の旧正月期間に台湾・中国・東南アジア圏からのインバウンド来場者が増加し、旧正月後も引き続き旅行会社向けのセールスを実施し来場者増に努めています。竜王スキーパークでは、ネット広告を強化し、2月より長野県内向けにテレビCM広告を行い、長野県内からの来場者増に努めています。

 また、HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場ではスターバックス コーヒー ジャパン株式会社とともに国内初となる新たな取組み”We Proudly Service Starbucks”をスタートし、スターバックスの各種ドリンクを提供する「八方うさぎ平カフェ」がオープンしお客様へ付加価値の高い商品の提供を開始しました。

 なお、平成30年3月9日発表の2月度グループ月次速報開示では、8スキー場の来場者は、542千人(前年同期比6.9%増)となっています。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて679,958千円増加し、6,717,069千円となりました。主な要因は、シーズン開始等に伴い売掛金が550,801千円増加、たな卸資産が76,833千円増加したこと等によるものです。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて571,925千円増加し、1,489,084千円となりました。主な要因は、短期借入金が280,000千円増加、シーズン開始に伴い未払金が93,868千円増加したこと、買掛金が84,733千円増加したこと等によるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて108,032千円増加し、5,227,984千円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が143,660千円増加したこと、自己株式取得に伴い46,729千円減少したこと等によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ247,398千円減少し、2,111,739千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、18,592千円(前年同四半期は271,688千円の増加)となりました。

主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益181,745千円、減価償却費211,704千円と、スキー場の営業開始に伴う、未払金の増加110,932千円、仕入債務の増加81,894千円であります。

主な減少要因も同様に、スキー場の営業開始に伴う売上債権の増加542,778千円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、477,039千円(前年同四半期は458,506千円の使用)となりました。

主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出471,715千円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は、211,291千円(前年同四半期は319,383千円の獲得)となりました。

主な増加要因は、短期借入による収入280,000千円、主な減少要因は自己株式の取得による支出46,729千円、リース債務の返済による支出20,777千円であります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。