第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2019年8月から10月)における我が国の経済は、雇用環境や企業収益の改善が持続し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や人手不足の深刻化等には依然として留意する必要があります。

このような状況下、当社グループの第1四半期連結累計期間(グリーンシーズン)の状況は、昨年2018年10月にオープンした”HAKUBA MOUNTAIN HARBOR”の来場者数が順調に推移し、HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートにおける来場者数は前年同期比188%を達成することができました。また、2019年7月にオープンした“HAKUBA MOUNTAIN BEACH”もHAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根の集客に貢献し好調な滑り出しとなりました。しかし、本年2019年10月12日に上陸した台風19号について、運営施設への物理的な被害は軽微に止まりましたが、北陸新幹線の運休や高速道路の通行止め等による悪影響を受け、また、紅葉のピークとなる10月は台風後の旅行のキャンセル等による集客減と週末での悪天候が重なり、全体の来場者数は10月単月で計画対比約41千人(約45%)の減少となりました。

これらにより、連結業績について売上高は873,562千円(前年同期比0.6%増)となりましたが、新たな施設の運営費及び広告宣伝費等の増加等により営業損失は293,182千円(前年同期は240,178千円の営業損失)、経常損失は293,139千円(前年同期は240,530千円の経常損失)の増収減益となりました。しかしながら、特別利益に固定資産売却益264,503千円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は9,015千円(前年同期は181,123千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。なお、当第1四半期の施設別来場者数は以下の通りでした。

 

索道を稼働した施設における来場者数

(単位:千人)

施設名

2018年

10月末累計

2019年

10月末累計

前年同期比

HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根

69

65

95.0%

HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート

37

69

188.0%

HAKUBA VALLEY栂池高原

57

56

96.8%

竜王マウンテンパーク

74

60

80.1%

239

251

105.1%

 

その他の施設における来場者数

(単位:千人)

会社名

2018年

10月末累計

2019年

10月末累計

前年同期比

㈱鹿島槍

6

6

106.3%

川場リゾート㈱

17

18

105.8%

めいほう高原開発㈱

12

12

95.3%

36

37

102.3%

 

運営受託の施設における来場者数

(単位:千人)

施設名及び会社名

2018年

10月末累計

2019年

10月末累計

前年同期比

金剛山ロープウェイ

14

-

-%

信越索道メンテナンス㈱

0

-

-%

15

-

-%

(注)1.索道を稼働した施設における来場者数については、主にリフト券の販売数に基づいて記載しておりま

す。索道とは、ゴンドラ、ロープウェイ及びリフトを指します。HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾ

ートは、2018年10月にオープンしました「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の利用者数を含めて記載しており

ます。HAKUBA VALLEY栂池高原は、2018年8月にオープンしました「Xtrem Aventures HAKUBA

TSUGAIKE WOW!」の利用者数を含めて記載しております。

2.その他の施設における来場者数において、㈱鹿島槍は、鹿島槍スポーツヴィレッジの来場者及びグリーン

シーズンでのスノーボードトレーニング施設の来場者の合計を記載しております。川場リゾート㈱は、サ

バイバルゲーム場、スケートボードパーク施設の来場者及びおにぎり店の来場者等(レジ通過者数)を含

めて記載しております。めいほう高原開発㈱は、主におにぎり店の来場者(レジ通過者数)、キャンプ施

設及び体験型企画旅行の来場者の合計を記載しております。

3.直営及び運営受託を明確化するため、運営受託である金剛山ロープウェイ及び信越索道メンテナンス㈱を

運営受託の施設における来場者数に分類しております。信越索道メンテナンス㈱は、金剛山ロープウェイ

に併設する施設の宿泊者数を記載しております。

4.運営受託の施設については、2019年3月から運休しており、また、2019年8月に運営受託契約を終了して

いるため、当第1四半期の運営受託の施設における来場者は生じておりません。

 

ウィンターシーズンに向けた施策

国際リゾートを目指すHAKUBA VALLEYエリアでは、ノンスキーヤーからコアなお客様までご満足いただき、世界水準のニーズにも応えることのできる施策を実施してまいります。HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場ではパウダースノーを楽しむことができ、最大斜度38度の超上級者向け“TENBOコース”を新たにオープンし、HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場ではお子様やノンスキーヤーも参加できる日本最長のチュービングコース“Tubers High”をオープンさせる予定です。HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールドでは専用ラウンジの利用やゴンドラやリフトの優先搭乗などをパッケージ化した国内初のVIPプログラム“HAKUBA S CLASS ~VIP lounge & Priority Pass~”を展開してまいります。

また、日帰り型リゾートの川場スキー場やめいほうスキー場では、国内のお客様を中心に、より快適にお楽しみいただけるサービスを拡充してまいります。川場スキー場ではオンラインチケットの販売促進や首都圏からの直行シャトルバス運行を強化し、めいほうスキー場ではスクールやキッズパークの拡充、雪上車で森を散策する新アクティビティ“Snow Forest Adventures”を展開してまいります。

安全への取組についても重点を置いて進めております。お客様の安全な輸送のため、索道設備や降雪機器のメンテナンスや更新・新規導入も順次進めております。グループ内の人材交流による技術や営業ノウハウの共有のほか、安全管理のための共通ルールや労働災害の防止と快適な職場環境の形成等を図るため労働安全衛生マネジメントシステムの導入に取り組んでおります。

 

 ②財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて337,968千円増加し7,223,427千円となりました。主な要因は、有形固定資産が172,998千円増加したこと、現金及び預金が78,423千円増加したこと、繰延税金資産が71,891千円増加したこと等によるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて355,620千円増加し1,188,887千円となりました。主な要因は、運転資金のために金融機関より資金調達を行い、短期借入金が300,000千円増加したこと等によるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて17,651千円減少し、6,034,539千円となりました。主な要因は、四半期純損失計上に伴い非支配株主持分が12,726千円減少したこと等によるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。