(1)第2四半期累計期間
平成29年3月期第2四半期累計期間の業績については、当社グループの主力商品であるダイヤモンドワイヤの販売において、顧客分散に向けた営業活動の強化により顧客数は増加しておりますが、主要顧客との間における販売単価の交渉過程で生じた取引量の減少が想定以上に見込まれ、当初計画した販売数量から半減する見通しであります。また、急激な円高の進行や中国現地メーカーの台頭による価格競争が激化している状況もあり、電子材料スライス周辺事業における売上高が約15億円、売上総利益が約7億円それぞれ当初計画から減少する見込みとなりました。
これらの状況により、第2四半期累計期間における連結売上高が1,650百万円、減収による影響で連結営業利益が690百万円それぞれ減少し、また、円高による為替差損40百万円の発生、持分法による投資損失額の増加26百万円等を見込むことにより連結経常利益が755百万円減少する見通しとなりましたので、前回予想を修正いたします。
(2)通期
平成29年3月期通期の業績については、海外を中心に成長を続ける太陽電池市場を背景に、現在、新たな複数の中国大手顧客に対し、技術サポートと合わせた受注活動を展開しており、下半期における電子材料スライス周辺事業の売上高は上期想定額の約3倍となることを見込んでおります。また、ダイヤモンドワイヤの更なる細線化(φ0.08mm→φ0.07mm、φ0.06mmの推進)による付加価値向上や生産ラインの技術革新(ダイヤモンドワイヤ生産工数の削減等)を加速させることで収益性の改善を図っております。
これらの状況を踏まえ、平成29年3月期通期業績については、上半期における赤字見通しから黒字転換するものと見込んでおりますが、前回予想数値の実現は困難な状況にあることから、上表の通り前回予想を修正いたします。
なお、今回の修正は、当社グループ事業セグメント中の、電子材料スライス周辺事業に起因するものであり、特殊精密機器事業及び化学繊維用紡糸ノズル事業においては、ほぼ当初計画通りに推移するものと見込んでおります。
※上記の業績予想は、本資料の公表日現在において入手可能な情報に基づき算定しており、実際の業績は、今後様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。