(セグメント情報等)
 【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、当社及び子会社に製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社グループは事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、特殊精密機器事業及び化学繊維用紡糸ノズル事業、-Next事業、マテリアルサイエンス事業の4つを報告セグメントとしております。

特殊精密機器事業は、主に電子部品実装機用のノズル及び装着ヘッド周辺部品、産業工作機械用の基幹部品を生産しております。化学繊維用紡糸ノズル事業は、主に化学繊維用の紡糸ノズルや不織布製造装置及び不織布関連ノズル等を生産しております。D-Next事業は、パワー半導体向けダイヤモンドワイヤの生産やダイヤモンドワイヤ製造装置の販売を行っております。マテリアルサイエンス事業は、ナノサイズゼオライトの開発・販売を行っております

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントごとの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

特殊精密
機器事業

化学繊維用
紡糸ノズル
事業

 -Next事業 

マテリアルサイエンス事業

調整額
(注)1

(注)2

(注)4

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への

 売上高

715,762

1,570,847

121,304

5,173

2,413,086

2,413,086

  セグメント間の

 内部売上高又は 

 振替高

42,209

55

50

42,314

42,314

757,972

1,570,902

121,354

5,173

2,455,401

42,314

2,413,086

セグメント損失(△)

11,970

55,939

316,807

156,212

540,929

8,541

532,387

セグメント資産
(注)3

548,477

4,818,269

54,851

1,918

5,423,517

580,070

6,003,587

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

8,064

174,501

1,154

2,713

186,434

186,434

減損損失

26,435

2,077

12,560

3,774

44,848

205

45,053

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

49,535

1,707,048

12,560

3,775

1,772,919

300

1,773,219

 

(注) 1 セグメント損失の調整額は、セグメント間の取引の消去によるものであり、これは主としてグループ間の売上取引及び業務委託取引の消去によるものであります。

2 調整額の項目に含めた配賦不能営業費用はありません。

3 資産のうち、調整額の項目に含めた全社資産の主なものは、当社での余資運用資金555,272千円であります。

4 減損損失の調整額は、すべて共用資産に係る金額であります。

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

特殊精密
機器事業

化学繊維用
紡糸ノズル
事業

 -Next事業 

マテリアルサイエンス事業

調整額
(注)1

(注)2

(注)4

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への

 売上高

707,530

1,679,856

243,744

9,828

2,640,960

2,640,960

  セグメント間の

 内部売上高又は 

 振替高

7,520

536

8,056

8,056

715,050

1,680,392

243,744

9,828

2,649,016

8,056

2,640,960

セグメント利益
又は損失(△)

29,409

146,022

91,616

96,101

12,286

20,062

7,776

セグメント資産
(注)3

548,263

4,343,911

89,186

1,842

4,983,203

371,907

5,355,110

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

8,145

210,535

1,120

2,653

222,455

222,455

減損損失

204

6,164

393

6,763

2,205

8,968

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

205

30,459

6,164

393

37,222

2,210

39,432

 

(注) 1 セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間の取引の消去によるものであり、これは主としてグループ間の売上取引及び業務委託取引の消去によるものであります。

2 調整額の項目に含めた配賦不能営業費用はありません。

3 資産のうち、調整額の項目に含めた全社資産の主なものは、当社での余資運用資金370,964千円であります。

4 減損損失の調整額は、すべて共用資産に係る金額であります。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:千円)

日本

中国

韓国

アジア
(中国、韓国除く)

ヨーロッパ

その他

合計

1,466,736

724,177

42,569

56,724

42,980

79,899

2,413,086

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

NATIONAL FOX LIMITED.

330,626

化学繊維用紡糸ノズル事業

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:千円)

日本

中国

韓国

アジア
(中国、韓国除く)

ヨーロッパ

その他

合計

1,446,671

876,898

60,515

152,878

43,518

60,478

2,640,960

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

NATIONAL FOX LIMITED.

520,818

化学繊維用紡糸ノズル事業

 

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

  報告セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

  報告セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

①連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

②連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者の取引

①連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は
出資金
(千円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の
内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

役員が議決権の過半数を所有している会社

㈱ピーエムティー

福岡県粕屋郡須恵町

50,000

機械装置の販売

役員の兼任

リース資産の取得

28,324

 

  (注)  取引条件及び取引条件の決定方針等
(1)過去の取引実績及び市場実勢等を総合的に勘案し、一般の取引条件と同様に決定しております。

(2)リース資産の取得は、実質的には第三者を経由した当社の連結子会社と株式会社ピーエムティーとの取引による金額であり、一般的取引先と同様の条件で決定しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

1株当たり純資産額

76.43

73.51

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

13.08

△2.98

 

(注)1 前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。

2 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益又は

親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

144,169

△32,793

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

144,169

△32,793

普通株式の期中平均株式数(株)

11,020,899

11,020,899

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要

新株予約権1種類

新株予約権の数 148個

普通株式 14,800株

新株予約権1種類 

新株予約権の数 113個

普通株式 11,300株

 

3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度
2024年3月31日

当連結会計年度
2025年3月31日

純資産の部の合計額(千円)

854,904

819,763

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

12,550

9,582

 (うち新株予約権(千円))

( 12,550 )

( 9,582)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

842,354

810,181

1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株)

11,020,899

11,020,899

 

 

 

(重要な後発事象)

重要な訴訟事件等

中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ生産設備等の譲渡案件について、同社より2021年11月17日付で当社の契約義務の履行がなされなかったとして、SIACに対し、本契約を解除するとともに損害賠償を請求する仲裁の申立てが行われ、2025年5月20日付でSIACから仲裁判断(中間判断)を受領し、当社に対し江蘇三超社が被った直接損害額及び利息の支払いが命じられました。

しかしながら、当社が支払う金額については、今後の仲裁手続きにおいて江蘇三超社及び当社がそれぞれ主張を行った上で、仲裁廷により別途決定されることとなっており、現時点においてはその金額の見通しが立てられないため、仲裁判断による業績への影響を合理的に見積ることは困難な状況です。