当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第1四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中で、4月7日に政府より特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、外出自粛や事業者の休業が拡大するなど、経済活動が著しく制限される厳しい状況下にあり、5月25日に同宣言が解除された後も依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。また、世界経済に関しても同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、世界各国で一時的なロックダウン(都市封鎖)がなされるなど経済活動が停滞する結果を招き、各国が積極的な財政・金融政策を講じるなど迅速な対処に追われています。
このような経営環境に加え、当社がリユース店舗を展開する北海道では、新型コロナウイルス感染症の拡大が国内でも深刻となっていたため、全国に先駆けて2月28日に北海道知事による緊急事態宣言が発令されるという、非常に厳しい状況が続いておりました。当社におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、今後も厳しい経営環境及び不透明な経済状況が継続すると判断し、それらを重要な経営課題と認識して迅速に対処いたしました。
具体的には、当第1四半期累計期間において株式会社北の達人コーポレーション(東証一部、証券コード2930)の代表取締役社長を務める木下勝寿氏による新株予約権の行使に伴う208,131千円の増資、取引銀行3行からの合計300,000千円の借り入れ及び株式会社エスプール(東証一部、証券コード2471)に対する当社子会社でありましたブルードットグリーン株式会社の株式70%の譲渡等を実行することにより、財務基盤の強化に取り組みました。
これらの取り組みにより、当社の保有する2020年6月末現在の現預金残高は807,512千円(2020年3月末比555,651千円の増加)、純資産金額は376,467千円(2020年3月末比267,435千円の増加)となり、今後も不安定な経営環境が継続した場合においても十分に対応可能な財政状態となりました。
以上の状況の中、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は922,474千円と前年同四半期と比べ17,583千円(1.9%)の増収、営業利益は20,803千円と前年同四半期と比べ25,999千円の増益(前年同四半期は営業損失5,195千円)、経常利益は9,682千円と前年同四半期と比べ24,657千円の増益(前年同四半期は経常損失14,975千円)、四半期純利益は56,941千円と前年同四半期と比べ78,012千円の増益(前年同四半期は四半期純損失21,071千円)となりました。
セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、当社は前事業年度におきまして「リユース事業」、「低炭素事業」及び「その他」をセグメント情報として開示しておりましたが、2020年6月5日に低炭素事業を営む当社子会社でありましたブルードットグリーン株式会社の株式70%を、株式会社エスプール(東証一部、証券コード2471)に譲渡したことに伴い、当第1四半期より「リユース事業」及び「その他」をセグメント情報として開示しております。
(リユース事業)
リユース事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、4月、5月の営業時間の短縮措置、とりわけゴールデンウィーク中の5日間の全店休業措置もあり、4月、5月の2ヶ月間における既存店売上高は前年同期比で90%を割り込みました。
一方で、消費者の外出自粛に伴う巣ごもり需要の拡大に対してインターネット販売の強化を行ったこと、政府による定額給付金事業の実施により消費需要が喚起されたこと、政府による緊急事態宣言が5月25日に解除されたことにより個人消費が急速に改善したこと及び消費者が新型コロナウイルスに感染する可能性の高い都市中心部など人口密集地域を避ける消費行動をした傾向がみられ、当社が店舗を展開する郊外型施設の来客数が増加したこと等により、6月単月の既存店売上高は前年同月比110%超と急速に好転しました。
また、各店舗の経費コントロールを強化し、パート・アルバイト従業員の人件費やその他の販売費及び一般管理費の適正化に全社的に取り組んだことにより、既存店舗の当第1四半期の販売費及び一般管理費が前年同期に比べ大きく減少した結果、前年同期以降に店舗数が4店舗増加したにもかかわらず、リユース事業における販売費及び一般管理費が総額で17,900千円減少いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は913,333千円と前年同四半期と比べ15,723千円(1.8%)の増収、セグメント利益は94,590千円と前年同四半期と比べ27,543千円(41.1%)の増益となりました。
当第1四半期会計期間末現在におけるリユース事業の各業態別の店舗数は以下のとおりであります。
(単位:店)
(注) ブックオフ事業部の店舗数にはインターネット販売の1店舗を含みます。
(その他)
本セグメントは報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業とiCracked Storeの運営を通じてiPhoneの修理等のサービスを行うリペア事業を含んでおります。本セグメントの当第1四半期累計期間の業績は売上高9,141千円と前年同四半期と比べ1,859千円(25.5%)の増収、セグメント損失は9,129千円と前年同四半期と比べ7,785千円の減益(前年同期はセグメント損失1,344千円)となりました。
現在、当社における新型コロナウイルス感染防止の取り組みといたしまして、お客様が安全にお買い物できる店舗環境作りを最優先しております。
具体的には、店舗の清掃及び消毒の徹底、レジカウンター前にビニールシートを設置することによる飛沫感染リスクの低減、ソーシャルディスタンスを確保するための接客体制の構築など、様々な対策を講じております。
これらの対策により、これまでのところ当社店舗等における新型コロナウイルス感染症の発生を防ぐことができております。
今後も感染対策を継続し、店舗運営に万全を期すことによって、お客様に安心して足を運んでいただけるよう役職員一同努めてまいります。
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は、1,749,156千円となり、前事業年度末と比べて509,013千円の増加となりました。これは、主に現金及び預金の増加555,651千円及び短期貸付金の減少30,051千円によるものです。
また、当第1四半期会計期間末における固定資産は、1,209,386千円となり、前事業年度末と比べて16,541千円の減少となりました。これは、主に投資その他の資産の増加1,282千円及び有形固定資産の減少17,626千円によるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は、972,373千円となり、前事業年度末と比べて24,634千円の増加となりました。これは、主に未払消費税等の増加28,637千円、支払手形及び買掛金の増加6,486千円及び未払金の減少10,210千円によるものです。
また、当第1四半期会計期間末における固定負債は、1,609,701千円となり、前事業年度末と比べて200,402千円の増加となりました。これは、主に長期借入金の増加229,049千円、繰延税金負債の減少16,056千円及びリース債務の減少9,480千円によるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は、376,467千円となり、前事業年度末と比べて267,435千円の増加となりました。これは、主に新株予約権の行使による資本金及び資本剰余金の増加211,180千円及び四半期純利益56,941千円の計上によるものです。
該当事項はありません。
当社は2020年6月1日開催の取締役会において、当社子会社でありましたブルードットグリーン株式会社の株式70%を、株式会社エスプール(東証一部、証券コード2471)へ譲渡する株式譲渡契約を締結することを決議し、同日付で本件譲渡契約を締結いたしました。また、本件譲渡契約に伴い、6月5日付で同社株式を譲渡いたしました。