文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の向上や雇用情勢の改善を受け、緩やかな回復基調にありましたが、中国を始めとするアジア新興国の景気減速懸念、海外での地政学リスクの高まり、原油価格の下落等、先行きが不透明な状況が続いております。
こうした状況のなか、当社グループは「和譲」の年度方針のもと、高品質・低コスト・短納期・充実したサービスを顧客に提供することに努めてまいりました。
超硬製工具類では、海外向けの溝付プラグ、国内向けの大型パイプ用ダイス並びに超高圧発生用工具が市況の変化等により前年同連結累計期間の売上高を下回り、また海外での拡販を計画しておりました新規開拓が中国、アジア新興国の景気減速により進まず、売上高は3,145百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
超硬製金型類では、製缶金型が前年同連結累計期間の売上高を下回ったものの、光学素子成型用金型、自動車部品生産用金型等が堅調に推移した結果、売上高は2,978百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
その他の超硬製品では、中国、アジア新興国の景気減速により海外向けの超硬合金チップの販売は低迷したものの、電子部品向けの超硬合金チップの売上高が伸びたこと等により、売上高は2,672百万円(前年同期比2.7%増)となりました。
超硬以外の製品では、海外向けのダイヤモンド研削砥石の販売や引抜鋼管の販売が前年同連結累計期間の売上高を下回り、売上高は3,102百万円(前年同期比4.5%減)となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は11,899百万円(前年同期比0.8%減)となりました。利益につきましては、営業利益は海外事業の不振等により597百万円(前年同期比24.4%減)、経常利益は為替差損や株式公開費用により565百万円(前年同期比30.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は365百万円(前年同期比40.0%減)となりました。
なお、当社グループは耐摩耗工具関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産の部、負債の部、純資産の部の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の資産の部は、23,698百万円(前連結会計年度末24,383百万円)となり、685百万円減少いたしました。流動資産は13,986百万円(前連結会計年度末14,638百万円)となり、652百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が506百万円減少したことによるものであります。また、固定資産は9,712百万円(前連結会計年度末9,745百万円)となり、32百万円減少いたしました。これは主に、建物及び構築物(純額)が178百万円減少、土地が23百万円減少、投資有価証券が21百万円減少、機械装置及び運搬具(純額)が208百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債の部は、6,587百万円(前連結会計年度末7,077百万円)となり、489百万円減少いたしました。流動負債は4,442百万円(前連結会計年度末4,801百万円)となり、358百万円減少いたしました。これは主に、未払費用が441百万円減少、未払法人税等が206百万円減少、未払金が197百万円増加したことによるものであります。また、固定負債は2,144百万円(前連結会計年度末2,275百万円)となり、131百万円減少いたしました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は、17,111百万円(前連結会計年度末17,306百万円)となり、195百万円減少いたしました。これは主に、為替換算調整勘定が153百万円減少、その他有価証券評価差額金が22百万円減少したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、204百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。