文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当社は、前第2四半期連結累計期間は四半期連結財務諸表を作成していないため、前年四半期等との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済におきましては、政府による経済対策や日銀の金融緩和を背景に、企業収益や雇用状況の改善が見られたものの、中国を中心としたアジア新興国経済の成長鈍化による景気の下振れなどにより先行き不透明な状況が続いております。
世界経済におきましては、米国経済が引き続き堅調に推移し、欧州も回復傾向にありましたが、中国経済は過剰投資が重しとなり景気減速が続き、東南アジア経済についても成長が鈍化し、原油などの資源価格の下落などにより、世界の株式市場にも動揺が広がりました。
このような経済状況のもとで、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,963,907千円、営業利益は70,687千円、経常利益は38,466千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は22,621千円となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
① 日本
輸送機器関連分野においては堅調な業績とともに、新製品の開発やモデルチェンジも活発化しております。デジタル機器分野においては、オフィス向けは業績も堅調で製品開発も堅調に行われていますが、コンシューマー向けは一部に回復の兆しもあるものの、全般的には低調でした。医療機器・ヘルスケア分野は堅調に推移しております。しかしながら、当初の計画通りではありますが、今期は下期に案件が多く、上期はやや低調な売上となっております。また、退職給付に係る年金資産の減少により退職給付費用が追加的に発生し、さらに前年度決算期末と比べ、円高が進んだため、外貨建資産の評価損が発生しております。
このような状況のもとで、日本では、当第2四半期連結累計期間の外部顧客への売上高は2,195,521千円、セグメント利益は764千円となりました。
② 中国地域
デジタル機器分野では、オフィス向けは安定していますが、中国での製造業全般的に生産量そのものが減少傾向にあります。一方で医薬品、医療機器、ヘルスケア分野は伸びています。また、新たな取引として日用品分野の取引も始まっています。ただ、医薬品分野に関しては、今期よりようやく本格的に数字が伸びて来ていますが、日用品分野に関しては、順調に開拓は進んでいるものの、本格的に取引が立ち上がるにはまだ少し時間が必要な状況となっております。
このような状況のもとで、中国では、当第2四半期連結累計期間の外部顧客への売上高は1,928,691千円、セグメント利益は1,309千円となりました。
③ 東南アジア地域
フィリピンやベトナムでは中国からの生産移管などにより、輸出型製造業の新規投資や生産量が増えていますが、一方でインドネシアでは人件費の急騰や組合活動の活発化、タイでは政情不安定などにより、輸出型製造業の生産や新規投資が停滞しています。また、フィリピンでは順調に売り上げは伸びていますが、大量の梱包材を取り扱うための倉庫の使用許可を得るのに予想以上に時間を要し、結果、テンポラリーの倉庫費用や輸送費用が想定以上に発生しております。
このような状況のもとで、東南アジアでは、当第2四半期連結累計期間の外部顧客への売上高は3,072,661千円、セグメント利益は65,731千円となりました。
④ 欧米地域
米国ではメインである輸送機器分野は堅調で、平成27年12月末をもって、最大の重荷であった旧事務所のリース契約も終了し、当第2四半期は引越し関連の費用が一時的には増加しましたが、今後の収益化に向け改革が進んでいます。ヨーロッパではメインである輸送機器分野やゲーム機器分野が引き続き堅調です。
このような状況のもとで、欧米では、当第2四半期連結累計期間の外部顧客への売上高は767,032千円、セグメント損失は6,607千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ105,888千円増加し、2,669,059千円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、108,417千円の収入となりました。これは主として、売上債権の増加288,833千円、利息の支払額50,535千円、及び法人税等の支払額92,581千円による支出があったものの、税金等調整前四半期純利益42,107千円、減価償却費212,424千円、及びたな卸資産の減少179,221千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、300,737千円の支出となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出191,780千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、407,773千円の収入となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出598,357千円、及びその他支出101,692千円があったものの、長期借入れによる収入571,890千円、短期借入金の純増減額(増加)405,100千円、及び株式の発行による収入220,800千円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、31,915千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。