第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、当社が営む事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、円高や株価の下落により金融市場に混乱が見られるものの、前年度に引き続き、雇用情勢に改善がみられるなど、緩やかな回復基調で推移致しました。当社サービスの基盤となる、インターネット及びブロードバンド関連の環境につきましても、着実に増加しており、平成27年12月末時点で固定系ブロードバンド契約数が約3,761万(前年同期比2.8%増)とインターネットを利用する機会が広く普及しております。また、スマートフォンやタブレット端末の利用者の増加により移動系超高速ブロードバンド契約数は約8,275万(前年同期比33.7%増)となるなど、インターネットを利用する環境は継続的な拡大基調にあります(出所:総務省電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表資料)。一方、平成28年3月の雑誌の販売状況は前年同期比で約4.7%減少となりました。また、書店からの返品率は39%(前年同期比1.3ポイント減少)となり返品率も高止まりしている状況となっております(出所:出版月報平成28年4月号)。

 このような環境のなか、当社は、当第1四半期累計期間においても、前事業年度に引き続き、各マーケティングチャネルの充実、SEO対策やリテンション対策による雑誌購読者の定期購読者化、新規受注高の増加及び継続率の上昇による継続受注高増加のための各種施策を実施して参りました。さらに、WEB経由以外で新規の雑誌定期購読者数を増やすために、出版社が管理する既存の定期購読顧客の管理を当社に移管し、当社が購読顧客の獲得、管理、配送までを一括で受ける「Fujisan VCS(Fujisan Value Chain Support)」の展開及び法人顧客開拓についても、引き続き注力して参りました。
 この結果、当第1四半期累計期間において総登録ユーザー数(一般購読者及び法人購読者の合計数)は2,244,716名、そのうち課金期間が継続している継続課金ユーザー(「Fujisan.co.jp」に登録しているユーザーのうち月末時点で年間定期購読及び月額払い定期購読の申込みを継続しているユーザー並びに当月内に雑誌を購読したユーザーの合計数で他電子書店、他社サイト経由で課金されているユーザーを除く)は484,628名となりました。

 また、雑誌においては未だ黎明期にありますが、スマートフォン、タブレット端末の普及に合わせ、今後、紙媒体に並ぶ媒体となることが期待されるデジタル雑誌の取次サービスの拡大についても、引き続き注力して参りました。
 この結果、当社が取り扱うデジタル雑誌数は平成28年3月末時点で2,970誌となっております。
 上記の施策の結果、当第1四半期累計期間における取扱高(当社から出版社への定期購読の注文取次高、当社の仕入販売高、当社が出版社から配送業務及び広告PR業務等を受けた請負業務の取扱高の合計)は2,089,101千円、売上高は642,620千円(前年同期比6.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益111,065千円(前年同期比1.7%増)、経常利益112,639千円(前年同期比2.9%増)、四半期純利益73,954千円(前年同期比3.0%増)となりました。

 

 注. 当社は単一セグメントであるため、セグメント別の業績の状況については記載しておりません。

 

 

(2)財政状態の分析

   (資産の部)
 当第1四半期会計期間末の総資産は3,241,745千円(前事業年度末比280,655千円増)となりました。総資産の内訳は、流動資産が2,911,050千円(同278,529千円増)、固定資産が330,694千円(同2,125千円増)であり、主な変動要因は、前事業年度末に比べ現金及び預金が140,513千円増加したこと、未収入金が129,283千円増加したことによるものであります。
 (負債の部)
 当第1四半期会計期間末における負債合計は2,440,506千円(前事業年度末比205,545千円増)となりました。主な変動要因は前事業年度末に比べ預り金が152,764千円増加したこと、未払金が109,092千円増加したことによるものであります。
 (純資産の部)
 当第1四半期会計期間末における純資産合計は801,238千円(前事業年度末比75,109千円増)となりました。主な変動要因は、四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が73,954千円増加したこと、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ577千円増加したことによるものであります。

 

 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。

 

 (4) 研究開発活動

 該当事項はありません。