当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社は、平成27年10月1日に単独株式移転によりコスモ石油株式会社の完全親会社として設立され、前第3四半期連結会計期間より設立第1期として初めて四半期報告書を作成しておりますが、連結の範囲に実質的な変更はないため、前年同四半期と比較を行っている項目についてはコスモ石油株式会社の第110期第2四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年9月30日)と比較しております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いており、個人消費及び設備投資に持ち
直しの兆しがみられています。また、企業収益及び雇用状況は改善傾向にあります。しかしながら、海外景気の下振
れが、景気を下押しするリスクとなっております。こうしたなかで、石油製品の国内需要は、依然として需要減退の
傾向がみられ、低調な状況が続いております。
原油価格は、期初1バレル34ドル台であったドバイ原油は、英国のEU離脱問題に伴う先行き不透明感の高まりによる下落があったものの、中東地域の地政学リスクの高まりや9月のOPEC総会での減産合意により上昇し、当第2四半期連結会計期間末は45ドル台となりました。
為替相場は、期初の112円台から円高で推移し、当第2四半期連結会計期間末は101円台となりました。
このような経営環境の下、「第5次(2013~2017年度)連結中期経営計画」の4年目にあたり、当社グループとい
たしましては、引き続き4つの基本方針と6つの施策に基づき、事業ごと・地域ごとの協業・共同・統合を推し進
め、経営の効率化を図るとともに、企業収益力の強化と企業価値の向上にグループ一丸となって取り組みました。
こうした経営活動の結果、当第2四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高は1兆238億円(前年同期比△1,467億円)、営業利益は168億円(前年同期は営業損失34億円)、経常利益は145億円(前年同期は経常損失75億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は43億円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失175億円)となりました。
各セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
[石油事業]
石油事業につきましては、前年同期に比べ原油価格が下落したこと及び製品販売数量が減少したことにより売上高は減少しました。製品市況が悪化した一方で、原油価格の上昇によるたな卸資産の在庫評価の影響が売上原価を押し下げました。その結果、売上高は9,420億円(前年同期比△2,229億円)、セグメント利益は16億円(前年同期はセグメント損失185億円)となりました。
[石油化学事業]
石油化学事業につきましては、前連結会計年度末に実施した丸善石油化学㈱の子会社化の影響により、売上高は1,515億円(前年同期比+1,261億円)、セグメント利益は46億円(前年同期比+40億円)となりました。
[石油開発事業]
石油開発事業につきましては、原油販売価格が下落したことにより、売上高は203億円(前年同期比△79億円)、セグメント利益は63億円(前年同期比△45億円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は695億円となり、前第2四半期連結会計期間末の残高860億円に比し165億円(19.2%)の減少となっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、資金の減少は43億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ375億円キャッシュ・フローが増加いたしました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、資金の減少は643億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ385億円キャッシュ・フローが減少いたしました。これは、主に固定資産の取得に伴う支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、資金の増加は506億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ308億円キャッシュ・フローが減少いたしました。これは、主に長期借入れによる収入が減少したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,262百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更があり、その内容は次のとおりであります。
丸善石油化学㈱の連結子会社化に伴い、石油化学事業におきまして、高機能性新素材開発などの研究が追加されております。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の連結財政状態と致しましては、総資産は1兆4,542億円となり、前連結会計年度末比446億円増加しております。これは、主に石油開発事業での設備投資により、固定資産が増加したこと等によるものです。純資産は2,086億円となり、自己資本比率は7.3%となりました。
②キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローは、営業活動は原油価格の上昇及び需要期に備えるため、たな卸資産が増加したこと等の資金の減少要因により43億円のマイナスとなりました。投資活動は固定資産の取得による支出等により643億円のマイナスとなりました。財務活動は短期借入れ及び長期借入れによる収入等により506億円のプラスとなりました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末比199億円減少の695億円となりました。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産及び販売の実績に著しい変動がありました。これは、石油化学事業におきまして、丸善石油化学㈱の連結子会社化などに伴うものです。