第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いており、個人消費及び設備投資も持ち直しています。また、企業収益及び雇用状況は改善傾向にあります。こうしたなかで、石油製品の国内需要は、依然として需要減退の傾向がみられ、低調な状況が続いております。

 原油価格は、期初1バレル51ドル台であったドバイ原油が、米シェールオイルの増産や5月のOPEC協調減産延長に関する合意内容への失望から下落したものの、9月以降は原油市場が需給均衡に向かっているとの観測から、当第2四半期連結会計期間末は55ドル台となりました。

 為替相場は、期初の111円台から、期中の変動はあったものの、当第2四半期連結会計期間末は112円台となりました。

 このような経営環境の下、「第5次(2013~2017年度)連結中期経営計画」の最終年度にあたり、当社グループといたしましては、引き続き4つの基本方針と6つの施策に基づき、事業ごと・地域ごとの協業・共同・統合を推し進め、経営の効率化を図るとともに、企業収益力の強化と企業価値の向上にグループ一丸となって取り組みました。

 こうした経営活動の結果、当第2四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高は1兆1,343億円(前年同期比+1,105億円)、営業利益は381億円(前年同期比+213億円)、経常利益は434億円(前年同期比+289億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は224億円(前年同期比+181億円)となりました。

 各セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

 

[石油事業]

 石油事業につきましては、前年同期比で原油価格が上昇したことにより、売上高は増加しました。また、売上原価は原油価格の上昇に加えて、たな卸資産の在庫評価の影響がありました。その結果、売上高は1兆327億円(前年同期比+907億円)、セグメント利益は144億円(前年同期比+128億円)となりました。

[石油化学事業]

 石油化学事業につきましては、製品販売数量の増加と市況の改善により、売上高は2,115億円(前年同期比+600

億円)、セグメント利益は167億円(前年同期比+121億円)となりました。

[石油開発事業]

 石油開発事業につきましては、前年同期比で原油販売価格が上昇したことにより、売上高は251億円(前年同期比+48億円)、セグメント利益は90億円(前年同期比+27億円)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は528億円となり、前第2四半期連結会計期間末の残高695億円に比し167億円(24.0%)の減少となっております。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、資金の増加は580億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ623億円キャッシュ・フローが増加いたしました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が増加したこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、資金の減少は528億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ115億円キャッシュ・フローが増加いたしました。これは、主に固定資産の売却に伴う収入が増加したこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、資金の増加は120億円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ386億円キャッシュ・フローが減少いたしました。これは、主に借入金の返済等によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,077百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

①財政状態

当第2四半期連結会計期間末の連結財政状態といたしましては、総資産は1兆5,723億円となり、前連結会計年度末比で466億円増加しております。これは、主に石油開発事業での設備投資により、固定資産が増加したこと等によるものです。純資産は2,985億円となり、自己資本比率は11.7%となりました。

②キャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローは、営業活動は税金等調整前四半期純利益を計上したこと等の資金増加要因により580億円のプラスとなりました。投資活動は固定資産の取得による支出等により528億円のマイナスとなりました。財務活動はコマーシャル・ペーパーの増加等により120億円のプラスとなりました。

以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末比167億円増加の528億円となりました。