当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続くなか、個人消費は持ち直しており、設備投資も緩やかに増加しています。また、企業収益及び雇用状況は改善傾向にあります。こうしたなかで、石油製品の国内需要は、依然として需要減退の傾向がみられ、低調な状況が続いております。
原油価格は、期初1バレル51ドル台であったドバイ原油が、米シェールオイルの増産や5月のOPEC協調減産延長に関する合意内容への失望から下落したものの、9月以降は原油市場が需給均衡に向かっているとの観測があり、また、11月にはOPECを中心とした協調減産の延長が決定されたことから、当第3四半期連結会計期間末は64ドル台となりました。
為替相場は、期初の111円台から、期中の変動はあったものの、当第3四半期連結会計期間末は113円台となりました。
このような経営環境の下、「第5次(2013~2017年度)連結中期経営計画」の最終年度にあたり、当社グループといたしましては、引き続き4つの基本方針と6つの施策に基づき、事業ごと・地域ごとの協業・共同・統合を推し進め、経営の効率化を図るとともに、企業収益力の強化と企業価値の向上にグループ一丸となって取り組みました。
こうした経営活動の結果、当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高は1兆8,166億円(前年同期比+1,910億円)、営業利益は838億円(前年同期比+272億円)、経常利益は869億円(前年同期比+368億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は487億円(前年同期比+253億円)となりました。
各セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
[石油事業]
石油事業につきましては、前年同期比で原油価格が上昇したことにより、売上高は増加しました。また、売上原価は原油価格の上昇に加えて、たな卸資産の在庫評価の影響がありました。その結果、売上高は1兆6,545億円(前年同期比+1,611億円)、セグメント利益は443億円(前年同期比+212億円)となりました。
[石油化学事業]
石油化学事業につきましては、製品販売数量の増加と市況の改善により、売上高は3,303億円(前年同期比+776億円)、セグメント利益は251億円(前年同期比+124億円)となりました。
[石油開発事業]
石油開発事業につきましては、前年同期比で原油販売価格が上昇したことにより、売上高は385億円(前年同期比+58億円)、セグメント利益は126億円(前年同期比+36億円)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,203百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
財政状態
当第3四半期連結会計期間末の連結財政状態といたしましては、総資産は1兆7,290億円となり、前連結会計年度末比で2,033億円増加しております。これは、主に原油価格上昇による売上債権・たな卸資産の増加及び石油開発事業での設備投資による固定資産の増加等によるものです。純資産は3,296億円となり、自己資本比率は12.3%となりました。