第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

 

回次

第19期

第20期

第21期

第22期

第23期

決算年月

平成26年2月

平成27年2月

平成28年2月

平成29年2月

平成30年2月

売上高

(千円)

2,996,293

3,302,442

5,254,271

経常利益

(千円)

125,321

178,402

386,324

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

43,162

92,402

250,740

包括利益

(千円)

41,396

94,167

250,740

純資産額

(千円)

124,032

1,224,548

総資産額

(千円)

894,477

2,042,634

1株当たり純資産額

(円)

77.52

602.92

1株当たり
当期純利益金額

(円)

26.98

57.75

128.59

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額

(円)

124.26

自己資本比率

(%)

13.87

59.95

自己資本利益率

(%)

41.45

20.48

株価収益率

(倍)

19.96

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

151,434

279,816

219,141

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

67,144

38,932

71,055

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

20,747

59,040

142,806

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

416,981

596,078

1,031,715

従業員数

(人)

226

334

 

(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第19期及び第20期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。

3.第19期及び第20期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

4.平均臨時雇用者数については、臨時雇用者数の総数が従業員の100分の10未満のため、記載を省略しております。

5.連結子会社でありましたAqualine Global Limitedの全株式を平成27年2月27日付で売却しており、第20期連結会計年度においては連結貸借対照表を作成していないため、第20期の純資産額・総資産額・1株当たり純資産額・自己資本比率・自己資本利益率及び従業員数を記載しておりません。また、第21期及び第22期は連結財務諸表を作成していないため、連結経営指標等については記載しておりません。

6.平成27年4月30日開催の取締役会決議により、平成27年5月29日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っておりますが、第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第19期

第20期

第21期

第22期

第23期

決算年月

平成26年2月

平成27年2月

平成28年2月

平成29年2月

平成30年2月

売上高

(千円)

2,987,298

3,285,270

3,699,543

4,306,163

5,250,342

経常利益

(千円)

152,691

216,125

312,122

339,015

407,657

当期純利益

(千円)

70,532

65,032

195,158

219,831

272,193

持分法を適用した
場合の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

80,000

80,000

253,940

253,940

278,568

発行済株式総数

(株)

16,000

16,000

1,924,000

1,924,000

2,031,200

純資産額

(千円)

153,168

215,000

753,239

953,830

1,246,001

総資産額

(千円)

922,987

1,095,439

1,575,000

1,766,686

2,063,614

1株当たり純資産額

(円)

95.73

134.38

391.50

495.75

613.48

1株当たり配当額

(円)

200

300

10

15

20

(うち1株当たり
中間配当額)

(―)

(―)

(―)

(―)

(―)

1株当たり
当期純利益金額

(円)

44.08

40.65

110.33

114.26

139.59

潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額

(円)

106.10

110.20

134.90

自己資本比率

(%)

16.59

19.63

47.82

53.99

60.38

自己資本利益率

(%)

59.42

35.33

40.31

25.76

24.75

株価収益率

(倍)

7.89

10.70

18.38

配当性向

(%)

4.54

7.38

9.06

13.13

14.33

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

196,483

231,769

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

19,122

93,256

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

153,824

39,340

現金及び現金同等物の
期末残高

(千円)

927,263

1,026,435

従業員数

(人)

222

225

259

256

330

 

(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第21期の1株当たり配当額には、設立20周年記念配当2円が含まれております。

3.第20期までの潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。また、第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、当社は平成27年8月31日に株式会社東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、新規上場日から平成28年2月期末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

4.第20期までの株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

5.キャッシュ・フロー計算書に係る指標等については、第19期、第20期及び第23期は連結キャッシュ・フロー計算書を作成しているため、記載しておりません。

6.平均臨時雇用者数については、臨時雇用者数の総数が従業員の100分の10未満のため、記載を省略しております。

 

7.平成27年4月30日開催の取締役会決議により、平成27年5月29日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っておりますが、第19期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。

 

2 【沿革】

平成6年11月

広島市南区において、現代表取締役社長 大垣内剛が水まわりの緊急修理サービス業を開始

平成7年11月

広島市中区において、資本金300万円で有限会社を設立、商号を有限会社アクアラインとする

平成9年7月

現代表取締役社長 大垣内剛が有限会社ワールドメンテを設立(水まわりの緊急修理サービス事業)

平成9年11月

現代表取締役社長 大垣内剛が有限会社ライフサポートを設立(水まわりの緊急修理サービス事業)

有限会社アクアラインを一般事務代行、電話受信発信代行に特化させ、水まわりの緊急修理サービス部門を有限会社ワールドメンテ、有限会社ライフサポートに移管

平成11年11月

有限会社ワールドメンテを株式会社ワールドメンテへ組織変更

平成12年5月

有限会社アクアライン本社を広島市中区に移転

資本金を2,000万円とし、有限会社アクアラインを株式会社アクアラインへ組織変更

平成12年6月

有限会社ライフサポートを株式会社ライフサポートへ組織変更

平成13年7月

現代表取締役社長 大垣内剛が東京都豊島区に有限会社ユービーライフを設立(水まわりの緊急修理サービス事業)

平成14年8月

広島市西区に研修センターを設置

平成15年9月

有限会社ユービーライフを株式会社ユービーライフへ組織変更

平成16年3月

現代表取締役社長 大垣内剛が広島市中区に有限会社アストライを設立(水まわりの緊急修理サービス事業)

平成17年1月

東京都豊島区に株式会社アクアライン東京支社を開設

名古屋支店を名古屋市名東区に開設

平成18年1月

株式会社アクアラインが株式会社ワールドメンテ、株式会社ライフサポート、株式会社ユービーライフ、有限会社アストライを100%出資の子会社とする

平成18年3月

有限会社アストライを株式会社アストライへ組織変更

株式会社ユービーライフ本店を東京都港区へ移転

平成18年9月

株式会社アクアライン東京支社及び株式会社ユービーライフ本店を東京都港区港南へ移転

平成19年1月

株式会社アクアラインの資本金を8,000万円とする

平成20年2月

新規事業として、ウォーターディスペンサーの取り扱いを開始

平成20年3月

株式会社アクアラインが子会社である、株式会社ワールドメンテ、株式会社ライフサポート、株式会社ユービーライフ、株式会社アストライの4社を吸収合併

平成20年4月

株式会社アクアライン東京支社を東京都港区芝公園へ移転

平成20年8月

株式会社アクアライン名古屋支店を閉鎖

平成21年5月

新規事業として、ペットボトル入りのミネラルウォーターの販売を開始

平成21年12月

株式会社アクアライン東京支社を東京都港区赤坂へ移転

平成25年2月

香港に100%出資の子会社Aqualine Global Limitedを設立

平成25年12月

株式会社アクアライン東京支社を東京都千代田区霞が関へ移転

平成27年2月

Aqualine Global Limitedの全株式を売却

平成27年8月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

平成27年9月

大阪市北区に株式会社アクアライン大阪事務所を開設

平成28年12月

パーソナルトレーニングスタジオ運営の株式会社アームの全株式を取得し子会社化

平成29年5月

リフォーム紹介事業のリモデルコンシェルジュ株式会社(連結子会社)を設立

 

 

3 【事業の内容】

(1) 事業の概要

 当社グループは、当社と連結子会社1社で構成されており、「時代と共に歩み、お客様から学び、従業員と共に成長します。」という経営理念のもと、生活に欠かせない「水」から「住」へをテーマに、皆さまの住環境の充実や生活の質の向上に貢献することをミッションとして、事業を行っております。

 当社グループの主力事業は、台所、トイレ、浴室、洗面所又は給排水管で起きる急な水まわりのトラブルを解消する「水まわり緊急修理サービス事業」であります。迅速にトラブルを解消するために、24時間365日、修理依頼を受け付け、北海道から沖縄県までの全国で「水道屋本舗」の屋号のもと、事業を展開しております。幅広いお客様のニーズにお応えできるよう、トラブルの解消のほかに、水まわりの器具及び商品の販売、部品の交換、漏水調査及び給排水管の修繕も行っております。水まわりの器具及び商品の耐用年数は一般的に約10年程度といわれており、築年数10年以上の住宅においては、いつトラブルが起こってもおかしくない状態にあることが考えられるため一定の市場規模が見込まれます。また、緊急性を要するという事業の特徴から業績が景気変動に左右されることが比較的少ない傾向があります。さらに、お客様にリフォームプランや施工店を紹介するサービスも提供しております。

 主力である水まわり緊急修理サービス事業に加えて、「ミネラルウォーター事業」では、ペットボトル式のナチュラルミネラルウォーターの販売、ウォーターディスペンサー充填式ミネラルウォーターの販売を行っております。この事業は、水まわり緊急修理サービス事業がスポットビジネスであるのに対し、継続的に収入及び利益を確保し、クライアントを蓄積するストックビジネスとして展開しております。

 

(2) 水まわり緊急修理サービス事業の内容

・サービスラインナップ

 当事業のサービスラインナップは主に、① 緊急トラブル修理・対応(トイレ・台所・洗面所・お風呂場の水漏れ・つまり)、② 水まわり商品の販売・取付(温水洗浄便座、洗面化粧台の販売・取付等)、③ その他修繕工事等(給排水管の修繕等)及び④リフォームプラン・施工店の紹介となります。

 水まわり緊急修理サービス事業の事業系統図は次のとおりであります。

 

[水まわり緊急修理サービス事業 事業系統図]

 


 

・サービスの流れ

 当社グループでは、地域ごとに営業所を設置しておりません。お客様にお伺いするサービススタッフの車両が保管用の倉庫を兼ね、それぞれ地域ごとに必要と考えられる商品、部品、機材を積載しております。サービススタッフは、コールセンターからの指示により、自宅から現場へ直行直帰のリモート勤務をしております。車内はスペースが限られていることもあり、水まわりの商品や部材をメーカーや管材店から一括仕入して倉庫に保管し、必要な時に必要なものをサービススタッフに配送しております。この仕組みにより、仕入費用、発送費用、倉庫保管料などの固定費を最小限にすることを可能にしております。

 当事業のサービスの流れは以下のとおりであります。

 

① 全国のお客様(一般家庭・店舗等)より、当社グループへ直接、または、業務提携先企業へお問い合わせのお電話をいただきます。お電話は広島本社及び大阪事務所に設置したコールセンターにて受付します。

② コールセンターでは、依頼内容をお伺いした後、お客様の一番近くにいるサービススタッフを確認し、サービススタッフに訪問指示を出します。

③ サービススタッフは、トラブル解消用の機材・水まわりの商品等を載せた車両にて迅速にお客様宅へ向かいます。

④ 到着したサービススタッフは点検・お見積をし、お客様に内容をご確認・ご了承・ご署名をいただいてから作業を開始します。

⑤ お客様が水まわりを快適に使用できるよう、丁寧・迅速に作業を行います。作業完了後、お客様に確認をしていただきます。

⑥ お会計:お支払いには現金・クレジットカード・銀行振込・コンビニ支払等をお選びいただけます。

⑦ 作業終了後、サービススタッフのマナー向上のため、お客様サービス向上センターよりお客様にご連絡し、サービス内容・マナー等についてお客様の意見をお伺いします。

⑧ 内装リフォームに興味のあるお客様には、後日、リモデルコンシェルジュ株式会社のコンシェルジュがお伺いし、お客様のニーズにあったリフォームプランや施工店の紹介を行います。

 

・事業の特徴

 創業当時より、良い製品をより良い形で提供することをモットーに、水まわりの修理を、単にトラブルの原因箇所の修理をする「作業」ではなく、電話受付から、顧客応対、修理作業までの一連のオペレーションで成り立つ「サービス業」として位置づけ、1件1件丁寧に、お客様に納得していただけるサービスの提供を目指しております。

 お客様宅にうかがうサービススタッフ全員が当社グループの正社員であり、常時、顔写真入りの社員証を携帯しております。

 サービススタッフは、入社後の研修において、技術の習得はもちろんのこと、挨拶、言葉づかい、マナー及び身だしなみについても指導を受けます。さらに、当社グループでは、入社時研修終了後もサービススタッフ1人1人の技術及びサービスについて定期的に確認し、サービスレベルの維持及び向上に努めております。また、分かりやすくサービスを提供するために、説明力を重視しており、サービススタッフは平易な用語や図を使いながら、お客様に説明できるようにならなければ、お客様宅へうかがわせない方針としております。

 一日に何度も使用する水まわりをより快適なものにするために、サービススタッフは、訪問時に水まわりの商品の使用状況をみて、劣化が進んでいる場合は、新しい商品への買い替えをお勧めしています。お客様にご提案をするための商品知識や、取付に係る技術及びコミュニケーション能力については、定例ミーティング、上席者によるフォローアップ研修によって入社後も継続的なレベルアップができるよう努めております。また、当社グループはミーティングや研修を通して、現場のスタッフからの意見を直接、経営や業務改善に生かしていくこと、また、常に会社と従業員がインターラクティブであることが、結果として双方の成長につながると認識しております。

 地域ごとに営業の拠点を持たない当社グループでは、コールセンターが、サービススタッフの一日の行動を決定する司令塔の役割を果たしております。コールセンターはお客様とサービススタッフの橋渡し役として、「正確・迅速・丁寧・スムーズ」に対応、処理を行うことを目指しています。

 また、当社グループでは地域ごとに広告効果のある営業の拠点を持たないため、全国展開のスケールメリットを生かし、地域によって最適な広告媒体を選択し、オンタイムで調整及び運用する戦略を実践しております。

 

(3) ミネラルウォーター事業

 当社グループでは、水まわりの修理を通じて常に「水」と向き合ってきた知識と経験を活かしたご提案を行っており、現在、ミネラルウォーターの自社ブランドである「aqua aqua」による商品展開を行うと共に、ミネラルウォーターのペットボトルのラベルをオリジナルでデザインするプライベートブランドの商品のご提案、備蓄用の保存水の販売及びウォーターディスペンサーの取り扱いを行っております。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

リモデルコンシェルジュ株式会社

東京都千代田区

25,000

建設業者の仲介・斡旋

100.0

顧客紹介

 

 

 

5 【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

平成30年2月28日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

水まわり緊急修理サービス事業

296

ミネラルウォーター事業

5

全社(共通)

33

合計

334

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、臨時雇用者数の総数が従業員の100分の10未満のため、記載を省略しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

平成30年2月28日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

330

37.8

3.6

4,178

 

 

事業部門の名称

従業員数(人)

水まわり緊急修理サービス事業

292

ミネラルウォーター事業

5

全社(共通)

33

合計

330

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、臨時雇用者数の総数が従業員の100分の10未満のため、記載を省略しております。

2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

4.従業員数が前事業年度に比べ74名増加しております。これは主として、事業拡大のため人員採用を積極的に行ったためであります。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。