1 【有価証券報告書の訂正報告書の提出理由】
2025年6月19日に提出いたしました第20期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)有価証券報告書の記載事項の一部に誤りがありましたので、これを訂正するため有価証券報告書の訂正報告書を提出するものであります。
2 【訂正事項】
第一部 企業情報
第2 事業の状況
4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(2) 経営成績の状況及び分析・検討
⑥ 生命保険業
(d) かんぽ生命保険のEV
ハ.EEVの計算結果
ニ.前事業年度末EEVからの変動要因
ホ.感応度(センシティビティ)
3 【訂正箇所】
訂正箇所は を付して表示しております。
第一部 【企業情報】
第2 【事業の状況】
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(2) 経営成績の状況及び分析・検討
⑥ 生命保険業
(d) かんぽ生命保険のEV
ハ.EEVの計算結果
(訂正前)
かんぽ生命保険のEEVは以下のとおりであります。
|
|
|
(単位:億円) |
|
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前事業年度末 |
当事業年度末 |
増減 |
|
EEV |
39,650 |
39,408 |
△241 |
|
|
修正純資産 |
19,809 |
20,063 |
254 |
|
|
保有契約価値 |
19,841 |
19,345 |
△496 |
(省略)
ⅱ 保有契約価値
保有契約価値は、保有契約の評価日時点における価値を表したもので、保有契約及び保有契約に係る資産から将来発生すると見込まれる株主への分配可能な利益を現在価値に割り引いております。「ニ.前事業年度末EEVからの変動要因」に記載のとおり、前提条件(経済前提)と実績の差異を主な理由として、当事業年度末における保有契約価値は前事業年度末から減少しております。保有契約価値の内訳は以下のとおりであります。
将来利益の計算において保険契約に係る資産は簿価評価しております。また、簡易生命保険契約に係る危険準備金及び価格変動準備金が将来において戻入する前提で、その戻入による利益を含めて計算しております。「ロ.簡易生命保険契約について」をご参照ください。
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|
|
(単位:億円) |
|
|
前事業年度末 |
当事業年度末 |
増減 |
|
保有契約価値 |
19,841 |
19,345 |
△496 |
|
|
確実性等価将来利益現価 |
23,227 |
22,419 |
△807 |
|
|
オプションと保証の時間価値 |
△2,232 |
△2,094 |
137 |
|
|
必要資本を維持するための費用 |
△0 |
△0 |
△0 |
|
|
ヘッジ不能リスクに係る費用 |
△1,153 |
△979 |
173 |
(省略)
(訂正後)
かんぽ生命保険のEEVは以下のとおりであります。
|
|
|
(単位:億円) |
|
|
前事業年度末 |
当事業年度末 |
増減 |
|
EEV |
39,650 |
39,409 |
△241 |
|
|
修正純資産 |
19,809 |
20,063 |
254 |
|
|
保有契約価値 |
19,841 |
19,345 |
△495 |
(省略)
ⅱ 保有契約価値
保有契約価値は、保有契約の評価日時点における価値を表したもので、保有契約及び保有契約に係る資産から将来発生すると見込まれる株主への分配可能な利益を現在価値に割り引いております。「ニ.前事業年度末EEVからの変動要因」に記載のとおり、前提条件(経済前提)と実績の差異を主な理由として、当事業年度末における保有契約価値は前事業年度末から減少しております。保有契約価値の内訳は以下のとおりであります。
将来利益の計算において保険契約に係る資産は簿価評価しております。また、簡易生命保険契約に係る危険準備金及び価格変動準備金が将来において戻入する前提で、その戻入による利益を含めて計算しております。「ロ.簡易生命保険契約について」をご参照ください。
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|
|
(単位:億円) |
|
|
前事業年度末 |
当事業年度末 |
増減 |
|
保有契約価値 |
19,841 |
19,345 |
△495 |
|
|
確実性等価将来利益現価 |
23,227 |
22,416 |
△810 |
|
|
オプションと保証の時間価値 |
△2,232 |
△2,090 |
141 |
|
|
必要資本を維持するための費用 |
△0 |
△0 |
△0 |
|
|
ヘッジ不能リスクに係る費用 |
△1,153 |
△979 |
173 |
(省略)
ニ.前事業年度末EEVからの変動要因
(訂正前)
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(単位:億円) |
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修正純資産 |
保有契約価値 |
EEV |
|
前事業年度末EEV |
19,809 |
19,841 |
39,650 |
|
ⅰ 前事業年度末EEVの調整 |
△709 |
― |
△709 |
|
前事業年度末EEV(調整後) |
19,099 |
19,841 |
38,940 |
|
ⅱ 当事業年度新契約価値 |
― |
679 |
679 |
|
ⅲ 期待収益(リスク・フリー・レート分) |
8 |
163 |
171 |
|
ⅳ 期待収益(超過収益分) |
92 |
1,923 |
2,015 |
|
ⅴ 保有契約価値からの移管 |
846 |
△846 |
― |
|
|
うち前事業年度末保有契約 |
1,339 |
△1,339 |
― |
|
|
うち当事業年度新契約 |
△492 |
492 |
― |
|
ⅵ 前提条件(非経済前提)と実績の差異 |
170 |
△65 |
105 |
|
ⅶ 前提条件(非経済前提)の変更 |
13 |
778 |
791 |
|
ⅷ 前提条件(経済前提)と実績の差異 |
△166 |
△3,128 |
△3,295 |
|
当事業年度末EEV |
20,063 |
19,345 |
39,408 |
(省略)
ⅷ 前提条件(経済前提)と実績の差異
市場金利やインプライド・ボラティリティ等の経済前提が、前事業年度末EEV計算に用いたものと異なることによる影響であります。当該影響は、当事業年度の実績及び翌事業年度以降の見積りの変更を含んでおります。国内株価下落による国内株式の含み益の減少等により、EEVは3,295億円減少しました。
(訂正後)
|
|
|
|
(単位:億円) |
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|
修正純資産 |
保有契約価値 |
EEV |
|
前事業年度末EEV |
19,809 |
19,841 |
39,650 |
|
ⅰ 前事業年度末EEVの調整 |
△709 |
― |
△709 |
|
前事業年度末EEV(調整後) |
19,099 |
19,841 |
38,940 |
|
ⅱ 当事業年度新契約価値 |
― |
679 |
679 |
|
ⅲ 期待収益(リスク・フリー・レート分) |
8 |
163 |
171 |
|
ⅳ 期待収益(超過収益分) |
92 |
1,923 |
2,015 |
|
ⅴ 保有契約価値からの移管 |
846 |
△846 |
― |
|
|
うち前事業年度末保有契約 |
1,339 |
△1,339 |
― |
|
|
うち当事業年度新契約 |
△492 |
492 |
― |
|
ⅵ 前提条件(非経済前提)と実績の差異 |
170 |
△65 |
105 |
|
ⅶ 前提条件(非経済前提)の変更 |
13 |
779 |
792 |
|
ⅷ 前提条件(経済前提)と実績の差異 |
△166 |
△3,129 |
△3,296 |
|
当事業年度末EEV |
20,063 |
19,345 |
39,409 |
(省略)
ⅷ 前提条件(経済前提)と実績の差異
市場金利やインプライド・ボラティリティ等の経済前提が、前事業年度末EEV計算に用いたものと異なることによる影響であります。当該影響は、当事業年度の実績及び翌事業年度以降の見積りの変更を含んでおります。国内株価下落による国内株式の含み益の減少等により、EEVは3,296億円減少しました。
ホ.感応度(センシティビティ)
(訂正前)
前提条件を変更した場合のEEVの感応度は以下のとおりであります。感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた場合の感応度は、それぞれの感応度の合計とはならないことにご注意ください。
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|
(単位:億円) |
|
前提条件 |
EEV |
増減額 |
|
当事業年度末EEV |
39,408 |
― |
|
感応度1:リスク・フリー・レート50bp上昇 |
38,371 |
△1,036 |
|
感応度2:リスク・フリー・レート50bp低下 |
40,246 |
837 |
|
感応度3:リスク・フリー・レート50bp低下(低下後の下限なし) |
40,246 |
837 |
|
感応度4:株式・不動産価値10%下落 |
37,556 |
△1,852 |
|
感応度5:事業費率(維持費)10%減少 |
41,159 |
1,750 |
|
感応度6:解約失効率10%減少 |
39,858 |
449 |
|
感応度7:保険事故発生率(死亡保険)5%低下 |
40,172 |
763 |
|
感応度8:保険事故発生率(年金保険)5%低下 |
39,093 |
△315 |
|
感応度9:必要資本を法定最低水準に変更 |
39,408 |
0 |
|
感応度10:株式・不動産のインプライド・ボラティリティ25%上昇 |
39,094 |
△314 |
|
感応度11:金利スワップションのインプライド・ボラティリティ25%上昇 |
38,936 |
△472 |
(省略)
(訂正後)
前提条件を変更した場合のEEVの感応度は以下のとおりであります。感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた場合の感応度は、それぞれの感応度の合計とはならないことにご注意ください。
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|
(単位:億円) |
|
前提条件 |
EEV |
増減額 |
|
当事業年度末EEV |
39,409 |
― |
|
感応度1:リスク・フリー・レート50bp上昇 |
38,372 |
△1,036 |
|
感応度2:リスク・フリー・レート50bp低下 |
40,246 |
837 |
|
感応度3:リスク・フリー・レート50bp低下(低下後の下限なし) |
40,246 |
837 |
|
感応度4:株式・不動産価値10%下落 |
37,556 |
△1,852 |
|
感応度5:事業費率(維持費)10%減少 |
41,160 |
1,750 |
|
感応度6:解約失効率10%減少 |
39,859 |
449 |
|
感応度7:保険事故発生率(死亡保険)5%低下 |
40,172 |
763 |
|
感応度8:保険事故発生率(年金保険)5%低下 |
39,093 |
△315 |
|
感応度9:必要資本を法定最低水準に変更 |
39,409 |
0 |
|
感応度10:株式・不動産のインプライド・ボラティリティ25%上昇 |
39,096 |
△313 |
|
感応度11:金利スワップションのインプライド・ボラティリティ25%上昇 |
38,936 |
△472 |
(省略)