第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは、前第3四半期連結累計期間から四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調にある一方、海外経済や金融資本市場の変動については先行き不透明な状況が続いております。

 当社グループを取り巻く環境としましては、スマートデバイス、スマートフォン(以下、スマホ)アプリやインターネット広告(動画広告を含む)の普及に伴い、これまで以上にインターネットでのデジタル素材の活用機会が増えております。また、近年、スマホに付属するカメラ機能の高機能化やアプリの加工技術の向上により誰もが手軽に高品質の写真撮影ができるようになり、さらに撮影したスマホ写真をインターネットに投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきました。

 このような事業環境のもと、当社グループは当連結会計年度を「積極投資の年」と位置づけ、既存の国内事業を継続的に伸ばしつつ、昨年着手した新規事業の成長加速と新たな投資による事業機会の拡大に挑戦してまいりたいと考えております。

 このような方針に基づき、当第1四半期連結累計期間において、既存の国内事業につきましては、購入者及びクリエイターの拡大を引き続き進めてまいりました。デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」においては昨年に引き続き、購入者の利便性向上のための機能改善等を実施したほか、自社保有素材の制作や人物専属クリエイター(「PIXTA」でのみ素材の販売を行う「専属クリエイター」の中でも特に人物写真をメインに登録可能なクリエイター)の撮影サポートおよびセミナーの開催やクリエイター向けブログやメールマガジンでの情報提供等を実施することで、購入者の幅広いニーズに応えられる素材の充実に取り組みました。

 また、昨年着手した新規事業のうち、出張撮影マッチングサービス「fotowa(フォトワ)」においては、今年より全国展開を開始し、その第一弾として、サービス対象地域を首都圏から東海・関西エリアにも拡大いたしました。また、七五三などの季節イベントに加え、お宮参りやマタニティフォトなどの季節を選ばないイベント撮影においても集客の強化に取り組んだ他、昨年に引き続き、機能・サービスの改善を進めることで、予約件数・撮影件数を順調に伸ばしてまいりました。スマホ写真の投稿マーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」においては、画像表示の高速化やフォトコンテスト機能の一般ユーザー向け開放等、各種機能改善の施策を実施いたしました。

 さらに、新たな投資の一環として、平成29年2月24日付の取締役会にて、韓国でストックフォト(広告及び出版用写真素材)販売事業を手がける Topic Images Inc.(以下、Topic社)の株式を取得し連結子会社化することを決定、同日株式譲渡契約を締結し、同年3月3日に株式の取得手続を完了いたしました。Topic社は、韓国において主に高価格帯の写真・イラスト素材の販売・制作を手がけております。現状、韓国においては、「PIXTA」のようにクラウドソーシングでデジタル素材を収集し低価格で販売するマーケットプレイス型のサービスがほとんど普及していないため、Topic社の子会社化を通じてマーケットプレイス型のサービスを速やかに立ち上げ、韓国ローカルコンテンツ(韓国の人物・風景・文化等を被写体・テーマとしたデジタル素材)のボリュームとバリエーションの面で競合に対して差別化を図っていくことで、韓国における低価格デジタル素材市場の拡大とシェア獲得を目指してまいりたいと考えております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は513,067千円(うち、定額制売上は103,616千円)、営業利益は13,654千円、経常利益は13,196千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,581千円となりました。なお、当社グループはクリエイティブ・プラットフォーム事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ326,976千円増加し、1,634,319千円となりました。

 これは主に、現金及び預金が94,991千円、売掛金が54,433千円、のれんが172,107千円増加したことによるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ323,963千円増加し、971,441千円となりました。

 これは主に、買掛金が69,767千円、1年内返済予定の長期借入金が50,000千円、長期借入金が200,000千円増加したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べ3,013千円増加し、662,877千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益2,581千円を計上したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。