当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。
また先行きについては、新型コロナによる国内外経済の下振れリスク、金融資本市場の変動等、不透明な状況にあります。当社グループを取り巻く環境としましては、スマートデバイス、スマートフォン(以下、スマホ)アプリやインターネット広告(動画広告を含む)の普及に伴い、これまで以上にインターネットでのデジタル素材の活用機会が増えております。また、近年、スマホに付属するカメラ機能の高機能化やアプリの加工技術の向上により誰もが手軽に高品質の写真撮影ができるようになり、さらに撮影したスマホ写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)に投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきました。また、ライフイベントごとの撮影機会の増加やSNSでの写真共有の増加に伴い、個人の撮影サービス市場は拡大するとともに、顧客ニーズは多様化しております。
このような状況の下で、当社グループは当連結会計年度を「新規事業の成長加速の年」と位置づけ、PIXTA事業を継続的に伸ばしつつ、新規事業への投資を継続し、成長加速に向けて取り組んでおります。
これに基づき、当第2四半期連結累計期間において、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の定額制売上は前年同期比11.7%増の成長となりました。一方で新型コロナの影響により、PIXTAの単品売上は伸び悩み、PIXTA事業全体で前年同期比4.2%減となりました。国内事業においては従来のストック素材販売に加え、撮り下ろし写真の需要に対応するため、法人向け出張撮影サービス「PIXTAオンデマンド」を開始いたしました。また素材の累計販売点数が、5000万点を突破し、より幅広い顧客ニーズに対応できるプラットフォームとして成長いたしました。海外事業においては事業ポートフォリオの見直しに伴い、現地の拠点を縮小いたしました。
新規事業のうち、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」につきましては、新型コロナの拡大を受け、政府による緊急事態宣言の発令後は、撮影自粛の体制をとり、撮影件数が減少いたしました。緊急事態宣言解除後は撮影を再開し、撮影件数は回復傾向であるものの、第2四半期の撮影件数は1,562件、前年同期比34%減となりました。
また、スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」につきましては、マーケットプレイスは、前年同期比91.8%増の成長となりました。またオンデマンド撮影は、新型コロナの拡大を受け、一部の受注案件が延期するなどの影響があり、前年同期比15.1%減となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,258,666千円(前年同四半期比6.4%減)(うち、PIXTAの定額制売上は517,934千円)、営業利益は5,257千円(前年同四半期比95.4%減)、経常損失は7,964千円(前年同四半期は経常利益103,451千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は136,415千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益57,464千円)となりました。なお、当社グループはクリエイティブ・プラットフォーム事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ29,704千円減少し、1,992,639千円となりました。
これは主に、現金及び預金が112,116千円増加した一方、のれんが129,219千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ101,259千円増加し、1,339,103千円となりました。
これは主に、前受金が61,015千円、1年内返済予定長期借入金が40,008千円、長期借入金が129,988千円増加した一方、流動負債のその他が76,708千円、未払法人税等が30,044千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ130,963千円減少し、653,535千円となりました。
これは主に、利益剰余金が136,415千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末より117,254千円増加し、1,167,737千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は443千円(前年同四半期は103,705千円の収入)となりました。主な収入要因は、減損損失113,950千円及び前受金の増加61,363千円、減価償却費45,566千円であり、主な支出要因は、税金等調整前四半期純損失の計上121,825千円及び未払金の減少69,364千円、法人税等の支払額28,641千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は52,172千円(前年同四半期は61,945千円の支出)となりました。主な支出要因は、無形固定資産の取得による支出51,353千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は169,883千円(前年同四半期は27,988千円の支出)となりました。主な収入要因は、長期借入れによる収入200,000千円であり、主な支出要因は、長期借入金の返済による支出30,004千円であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。