第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い経済活動全般が停滞し、2021年1月には二度目の緊急事態宣言が発出されました。政府の各種政策の実施により一部持ち直しの動きも見られるものの、依然として先行き不透明な状況にあります。

 当社グループを取り巻く環境としましては、スマートデバイス、スマートフォン(以下、スマホ)アプリやインターネット広告(動画広告を含む)の普及に伴い、これまで以上にインターネットでのデジタル素材の活用機会が増えております。また、近年、スマホに付属するカメラ機能の高機能化やアプリの加工技術の向上により誰もが手軽に高品質の写真撮影ができるようになり、さらに撮影したスマホ写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)に投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきました。また、ライフイベントごとの撮影機会の増加やSNSでの写真共有の増加に伴い、個人の撮影サービス市場は拡大するとともに、顧客ニーズは多様化しております。

 このような状況の下で、当社グループは「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という企業理念の下、主にデジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」、スマホ写真のマーケットプレイス・SNSビジュアルマーケティング「Snapmart(スナップマート)」を運営してまいりました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間は、2021年1月より緊急事態宣言が発出された状況にも関わらず、売上高は691,602千円(前年同四半期比3.2%増)、営業利益は38,537千円(前年同四半期比131.9%増)、経常利益は26,372千円(前年同四半期比408.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16,542千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失5,560千円)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。

①PIXTA事業

 PIXTA事業において、定額制の月間購入者数累計は、25,812人(前年同四半期比25.4%増)となり、過去最高となりました。また単品の月間購入者数累計は、39,921人(前年同四半期比4.1%増)となりました。SEO対策に注力し、検索経由のトラフィック数が増加いたしました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は633,642千円(前年同四半期比1.1%増)、うち定額制売上高は、283,409千円(前年同四半期比8.2%増)となりました。また、セグメント利益は、218,207千円(前年同四半期比22.3%増)となりました。

②fotowa事業

 fotowa事業において、感染症の影響による緊急事態宣言の発出があったものの、室内撮影のニューボーンフォトは堅調に推移し、また卒業式・入学式などの撮影ジャンルも好調で、第1四半期撮影件数が3,160件(前年同四半期比28.7%増)となりました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は21,855千円(前年同四半期比22.9%増)となりました。また、セグメント損失は、広告宣伝費の増加により49,616千円(前年同四半期はセグメント損失42,420千円)となりました。

③Snapmart事業

 Snapmart事業において、オンデマンド撮影は、感染症拡大の中でも需要が堅調な食品や雑貨等のジャンルを中心に撮影が増加し、第1四半期売上件数が46件(前年同四半期比43.8%)となりました。またマーケットプレイスは、月間購入者数累計は、2,695人(前年同四半期比34.8%増)と成長いたしました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は33,644千円(前年同四半期比37.2%増)となりました。また、セグメント利益は、1,511千円(前年同四半期はセグメント損失2,774千円)となりました。

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ10,462千円増加し、2,204,286千円となりました。

 これは主に、現金及び預金が64,719千円、売掛金が17,999千円増加した一方で、投資その他の資産のその他が48,559千円、無形固定資産が21,515千円減少したことによるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ9,991千円減少し、1,502,951千円となりました。

 これは主に、前受金が49,096千円、買掛金が14,856千円増加した一方で、流動負債のその他が48,033千円、長期借入金が33,254千円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ20,454千円増加し、701,334千円となりました。

 これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益16,542千円を計上したことによるものであります。

 この結果、自己資本比率は31.4%(前連結会計年度末は30.7%)となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。