当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに加えて、下記のリスクを認識しております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
① 事業環境に関するリスク
(オンラインゲーム市場の市場動向について)
当社グループは連結子会社㈱ブランジスタゲームにおいてオンライン・スマホゲーム「神の手」を平成28年6月にリリース致しました。当社グループが参入したオンラインゲーム市場は、スマートフォン、タブレット端末の高機能化及び普及拡大によるユーザー数の増加に伴い、今後の市場拡大が見込まれております。当社グループにおいてもオンラインゲーム市場が国内・海外において成長を持続する市場であると見込んでおりますが、市場の成長が鈍化又は縮小した場合、若しくは当社グループの成長予測を下回った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(ユーザーの動向について)
当社グループが参入したオンラインゲーム市場においては、ユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、ユーザーニーズの的確な把握や、ニーズへの対応が何らかの要因によりできない場合には、ユーザーへの訴求力が低下する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 事業内容に関するリスク
(景品の継続的な提供について)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」は3Dクレーンゲームであり、現実のサイズに捉われない魅力的な景品を獲得できることが特徴となります。今後安定的な収益を上げるためには、多数のユーザーを獲得できる魅力的な景品を継続的に提供し続ける必要がありますが、何らかの要因により、景品を継続的に提供できなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(広告宣伝費の増加について)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」は、平成28年6月にリリースしたばかりであり、今後の事業拡大の為には、ゲームの認知度向上、ユーザー獲得の強化が必要不可欠となります。オンラインゲーム市場においては、競合他社との競争激化に伴い、広告宣伝に関しても多額の投資が必要なケースが増加しております。当社においてもユーザー獲得の為、多額の広告宣伝費が必要になる可能性があり、その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 事業運営体制に関するリスク
(プラットフォーム運営事業者の動向について)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」は、Apple Inc.やGoogle Inc.が運営するプラットフォーム上において、各社のサービス規約に従いサービスを提供しております。当社グループは当該プラットフォーム事業者に対して、回収代行手数料、システム利用料等の支払いを行っておりますが、システム利用料等の料率の変更や事業戦略の転換並びに今後のプラットフォーム事業者の動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(ゲーム開発、運営における一部外注について)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」において、ゲームの開発、運営に関し、一部の業務を外部に委託しております。当社グループ内に開発、運営部門を設け外注の低減を図ることで当該リスクの軽減を図っておりますが、委託先との契約内容の見直しや解除がなされる等、不測の事態が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ コンプライアンスに関するリスク
(オンラインゲーム、スマートフォンアプリに関連する法的規制について)
当社グループはオンライン・スマホゲーム「神の手」をリリースし、新たな事業領域に進出いたしました。提供するコンテンツの内容に応じて様々な法令・規制が関連してくるため、法務部門での慎重な調査に加え、管轄官庁、外部の専門家等にも意見を求めて法令・規制を遵守し運営しております。
なお、「神の手」の景品は景品表示法第2条第3項に規定する景品類には該当せず、景品表示法の規制を受けない旨を消費者庁に確認しております。
しかしながら、不測の事態等により、万が一関連する法令・規則への抵触が生じた場合、当社グループのブランドイメージの低下や経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(知的財産権について)
当社グループの知的財産権に係る業務として、ウェブサイト運営、電子雑誌、オンライン・スマホゲーム「神の手」等のインターネットを利用したエンタテインメントコンテンツの企画運営があります。この業務において、第三者の著作権等の知的財産権を侵害した場合には、ロイヤリティの支払い請求や損害賠償請求及び使用差止請求等の訴訟を受ける可能性があります。また、当社グループが保有する知的財産権についても、第三者により侵害された場合において、当社グループが保有する権利の適正な使用ができない可能性もあります。これらによって、当社グループのブランドイメージの低下を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(著作権者に係るリスクについて)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」において、著作権者より使用許諾を受けた作品を用いる場合があります。当社グループはこれら著作権者と良好な信頼関係を築き、関係を維持することは可能であるものと想定しておりますが、今後、何らかの事情が生じて著作権者との関係に支障をきたす場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(コンテンツにおける表現の健全性について)
当社グループが提供するオンライン・スマホゲーム「神の手」において、ゲームにおける表現の健全性確保については、ゲームの開発・配信の過程において、青少年に対して著しく暴力的ないしは性的な感情を刺激する描写・表現をゲーム内に使用しないこと等を基本としておりますが、今後、法的規制の強化や新たな法令の制定等に伴い、当社グループのゲームの提供が規制される事態等が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当第3四半期連結会計期間において、当社連結子会社㈱ブランジスタゲームは、ゲームアプリのリリースに伴い、スマートフォン・タブレット端末向けアプリプラットフォーム運営事業者との契約を締結しております。
相手方の名称 | 契約の名称 | 契約内容 | 契約期間 |
Apple Inc. | iOS Developer Program License Agreement | iOS搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約 | 1年間(1年毎の自動更新) |
Google Inc. | Androidマーケットデベロッパー販売/配布契約書 | Android搭載端末向けアプリケーションの配信及び販売に関する契約 | 契約期間は定められておりません。 |
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社は、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、緩やかな回復基調にありましたが、アジア新興国ならびに資源国等の景気下振れや為替相場における円高傾向、株式市場の不安定さが顕著となるなど、国内景気は先行き不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻くインターネット広告市場は、前年比110.2%(平成27年は1兆1,594億円)と成長を続けており(注1)、このうちインターネット媒体広告費では、スマートフォン広告費が54%と半数を超え、前年比144%の成長を遂げております(注2)。また、アジア新興国からの訪日外客数も引き続き増加しており、前年を上回る推移で伸長しております(注3)。
このような状況のもと、当社グループは「インターネットを主とした企業プロモーション支援事業」として、既存事業の業容を拡大すると同時に、クライアント企業に合わせたさまざまなプロモーション支援サービスを積極的に提供することで、より一層の成長を目指しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、電子雑誌業務では、当社電子雑誌への広告掲載売上及び制作受託売上が引き続き好調に推移いたしました。また、平成28年6月には、当社初の海外読者向け訪日旅行電子雑誌「旅色」インバウンド版を創刊いたしました。
ソリューション業務では、業務受託案件が好調に推移したことに加え、「ブランジスタ物流」の取扱高も増加しており、業務受託売上が好調に推移いたしました。
そのほか、平成28年6月に当社連結子会社である、㈱ブランジスタゲームから神体験3Dクレーンゲーム「神の手」をリリースいたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高2,017,244千円、営業利益332,052千円、経常利益332,108千円、親会社株主に帰属する四半期純利益224,675千円となりました。
なお、当社グループは「インターネットを主とした企業プロモーション支援事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注1)株式会社電通「2015年 日本の広告費」参考。
(注2)株式会社D2C「インターネット広告市場規模推計調査」参考。
(注3)日本政府観光局「訪日外客数の動向」参考。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は3,333,623千円となりました。当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりです。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,194,143千円となりました。主な内訳は現金及び預金1,689,855千円、売掛金1,494,327千円であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は139,480千円となりました。主な内訳は無形固定資産75,966千円、投資その他の資産46,846千円であります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は348,415千円となりました。主な内訳は未払金109,529千円、買掛金105,169千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,985,207千円となりました。主な内訳は資本剰余金1,253,395千円、利益剰余金1,173,184千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。