文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、引き続き不確実性を含んだ世界経済や金融資本市場の変動による影響が懸念される一方で、雇用・所得環境の改善に加えて個人消費が持ち直していることもあり、緩やかに回復しております。
当社グループを取り巻くインターネット関連市場は、インターネット広告費が4年連続で前年比10%以上の高い成長率を維持しており、日本の総広告費に対するシェアも引き続き拡大しております。これまで、テレビ、新聞、雑誌、ラジオでの広告利用率が高かった業種でインターネット広告への移行・活用が進みつつあり、動画広告も伸長を続けております。さらに、出版社によるデジタルメディアへの展開も増加し、電子雑誌での広告事業が本格化していることから、当社が提供する事業領域においては今後も好調な推移が予想されます(注)。
このような状況のもと、当社グループは「企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業」として、「電子雑誌」「ソリューション」と、当社連結子会社㈱ブランジスタゲームが運営する、3Dクレーンゲーム「神の手」の業容拡大に注力してまいりました。
電子雑誌業務においては、2月に10代後半~20代前半女性向けのスマホビューティーマガジン「HowB(ハウビー)」を、3月にはファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」と㈱幻冬舎と共同で、スマートフォンで楽しむ通販直結型の無料ファッションWEBマガジン「LiSTA(リスタ)」を創刊いたしました。さらに、当社が発行する電子雑誌で初めての試みとして、雑誌を読んでポイントが貯まる機能付きアプリ専用マガジンとして、ビューティー&ヘルスマガジン「FABIENNE(ファビアンヌ)」を創刊し、当連結会計年度においては「飲み旅本。」「BeViVi(ビーヴィヴィ)」と合わせて5誌の電子雑誌の創刊が実現しました。
ソリューション業務においては、引き続き「ブランジスタ物流」をはじめとする「ECサポートサービス」の取扱高が増加しており、業務受託売上が好調に推移いたしました。
また、2017年10月に台湾に設立した当社初の海外現地法人、博設技股份有限公司では、台湾に進出している日系企業や現地企業に対して、EC事業への進出支援やECサポートサービスの提供を開始し、海外戦略を加速させております。
「神の手」においては、人気アーティストやコンテンツのオリジナル景品が獲得できる企画を定期的に開催し、「神の手」だからこそ実現できる「ゲームメディア」としての新しい市場の構築に注力しております。また、企業とのタイアップ企画を継続的に実施し、クライアント企業への送客と、「神の手」利用者の増加に寄与いたしました。さらに、2017年12月28日から2018年1月8日にかけてテレビCMの全国放送を実施し、「App Store」全無料アプリの中で1位を達成いたしました。これを受け、2018年3月24日にはテレビCMの全国放送を再スタートし、さらなる認知度の向上を図るべく先行投資を行ってまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高1,632,031千円(前年同四半期比11.9%増)、営業損失332,362千円(前年同四半期は営業利益129,663千円)、経常損失332,737千円(前年同四半期は経常利益130,306千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失395,131千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益92,690千円)となりました。
なお、当社グループは「企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)㈱電通「2017年 日本の広告費」参考。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は3,143,047千円となり、前連結会計年度末に比べて311,532千円の減少となりました。当第2四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりです。
(流動資産)
流動資産は3,025,585千円となり、前連結会計年度末に比べて286,323千円の減少となりました。これは主に法人税等の支払いや、連結子会社㈱ブランジスタゲームにおける広告宣伝費の支払いにより現金及び預金が減少したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産は117,462千円となり、前連結会計年度末に比べて25,209千円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が増加したものの、博設技股份有限公司の設立に伴い設立準備金として計上した投資その他の資産が減少ことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は559,847千円となり、前連結会計年度末に比べて62,867千円の減少となりました。これは主に、業容の拡大に伴い未払金が増加したものの、法人税等の支払いにより未払法人税等が減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は2,583,200千円となり、前連結会計年度末に比べて248,665千円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上に伴い利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は1,277,821千円となり、前連結会計年度末に比べて198,853千円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は357,110千円(前年同四半期は4,513千円の収入)となりました。これは主に、売上債権の減少による増加98,839千円、未払金の増加52,047千円があったものの、税金等調整前四半期純損失332,737千円の計上及び法人税等の支払115,393千円による減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は19,326千円(前年同四半期は5,102千円の支出)となりました。これは、無形固定資産の取得による支出11,785千円、有形固定資産の取得による支出6,817千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は147,030千円(前年同四半期は20,660千円の収入)となりました。これは、新株予約権の行使に伴う株式の発行による収入があったことによるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。