当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、経営理念である「世の中に、もっと笑顔を。もっと幸せを。」という想いの下、婚活支援業界の変革者として価値を創造し続け、より多くの成婚機会をつくり、成婚後のお客様の生活品質向上に貢献すべく事業を展開しております。また、当期より当社グループに迎え入れた株式会社メイションは、「人生を彩るのは忘れ得ぬ記憶だと思う。」という想いの下、ウエディング業界でお客様の期待を超越する新たな結婚式スタイルを創造し続けております。
当第1四半期連結累計期間(以下、「当第1四半期」)において、婚活事業では結婚相談所領域の回復基調が顕著となり、新規入会者数・在籍会員数が前年同期を上回り推移しました。また、エントリーサービス領域の婚活パーティーは、開催数の戦略的な絞り込みにより参加者数が減少したものの利益は改善傾向となりました。他方、将来を見据えた店舗統廃合を進める上で、一部店舗の減価償却費を早期に計上しました。これらにより減収減益となりました。ウエディング事業では、当期より株式会社メイションの収益を反映し、大幅な増収増益となりました。なお、同事業の中核である「スマ婚」及び「2次会くん」は、成約件数・施行件数とも前年同期を上回る推移となりました。その他事業では、前第1四半期に保育事業を譲渡し、この影響により減収・利益改善となりました。
販売費及び一般管理費においては、株式会社メイションのグループ化に伴い費用が増加していますが、計画と比較すると広告宣伝費及び人件費等は下回り推移しています。なお、同社株式取得に係るのれん償却費については、当第1四半期は暫定的な会計処理として計上しており、第2四半期以降に確定する予定です。
営業外損益においては、当期より持分法適用関連会社となったエン婚活エージェント株式会社ののれん償却費を持分法投資損失として計上しています。また、特別損益においては、事業ポートフォリオの見直しによる一部事業譲渡に伴い、事業譲渡益を計上しています。
この結果、当第1四半期の売上高は1,981百万円(前年同期比 86.4%増)、営業利益は88百万円(同 260.2%増)、経常利益90百万円(同 778.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65百万円(同 876.9%増)となりました。
当社グループの報告セグメントごとの概況は次のとおりです。
なお、当社グループは当第1四半期より、「婚活事業」「ウエディング事業」「その他事業」の3つのセグメントに区分しており、前年同期の数値も変更後のセグメントに合わせて組み替えを行っています。
(婚活事業)
婚活事業においては、主に付加価値の高い結婚相談所の運営と、エントリーサービス(エントリー型結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリ)の企画開発及び運営を行っています。また、ソリューションサービスとして、婚活支援事業者間の相互会員紹介を可能にするコネクトシップの運営等を行っています。
当第1四半期については、結婚相談所領域でブランド確立に向けた各種施策を進めました。とくに、広告面では顧客成果に重点を置いた効率的かつ効果的な広告施策に移行し、サービス面では品質の強化・拡充に向けた体制変更等を行いました。これらが奏功し、また、前第4四半期に投入した新商品も一定の評価をいただき、新規入会者数は前年同期比13.8%増の2,227名、成婚退会者数は前年同期比2.8%増の779名となりました。なお、2019年6月末の在籍会員数は、前年同期比0.8%増の11,653名となりました。
エントリーサービス領域では、婚活パーティーの運営最適化とサービス品質向上を目指し、開催数の絞り込みを行いました。これにより、参加者数は前年同期比18.7%減の67,589名、一開催当たりの参加者数は前年同期比4.2%増の11.1名となりました。なお、前期より注力している婚活パーティーから結婚相談所への紹介は、前年同期比69.2%増の220名となりました。
ソリューションサービス領域では、コネクトシップの利用事業者の顧客成果に寄与するべく、利用会員数の拡大に向けた諸施策を進めています。これにより、2019年6月末の利用会員数は前年同期比29.8%増の28,378名、お見合い成立件数は前年同期比1.5%増の78,496件となりました。
なお、婚活事業では、将来を見据えた店舗統廃合を進めるにあたり一部店舗の減価償却費を早期計上しており、当第1四半期の売上高は915百万円(前年同期比 7.1%減)、営業利益は205百万円(同 8.0%減)となりました。
<婚活事業の主要指標>
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2019年3月期 第1四半期 |
2020年3月期 第1四半期 |
前年同期 増減率 |
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新規入会者数 |
1,957名 |
2,227名 |
+13.8% |
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在籍会員数(四半期末) |
11,555名 |
11,653名 |
+0.8% |
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成婚退会会員数 |
758名 |
779名 |
+2.8% |
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成婚率 |
26.0% |
26.9% |
+0.9pt |
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パーティー参加者数 |
83,147名 |
67,589名 |
△18.7% |
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パーティー開催数 |
7,770回 |
6,061回 |
△22.0% |
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コネクトシップ 利用会員数(四半期末) |
21,869名 |
28,378名 |
+29.8% |
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コネクトシップ お見合い成立件数 |
77,318件 |
78,496件 |
+1.5% |
(注)1.成婚とは、当社のサービスを利用して知り合った会員同士が、結婚を視野に入れ交際を継続していくことをいい、当社が成婚の意向を双方の会員から確認した場合に、当該会員は成婚退会をすることになります。
2.成婚率とは、在籍会員中何名の会員が成婚退会しているか、その割合を示すものです。具体的には、成婚率は、毎年4月1日から翌年3月末までを計算期間とし、以下の計算式にて算出しています。
(計算式)年間成婚退会会員数÷年間平均在籍会員数
3.第1四半期における成婚率の計算をする際には、前項の通期の計算式に準じるため、第1四半期の平均在籍会員数を4で除して算出しています。
4.成婚率及び増減率は、小数点第二位を四捨五入しております。
5.2019年3月期第1四半期のパーティー参加者数は、確定値に修正しております。
(ウエディング事業)
ウエディング事業においては、主にカジュアルウエディング(適正価格の挙式披露宴、会費制ウエディング、フォトウエディング等)のプロデュースと、挙式披露宴後の2次会プロデュース及び幹事代行を行っています。また、成婚後の生活品質向上に資するサービス(ブライダルジュエリーや保険の販売、住宅情報サービスの提供等)も展開しております。
当第1四半期については、カジュアルウエディング領域で「スマ婚」を中核に商品ラインアップの拡充に注力しました。その一つとして、挙式に重点を置いた顧客ニーズに対応すべく「スマ婚挙式」の立ち上げ準備を進めました。また、婚活事業との連携を開始し、婚活サービスを通じて成婚された会員様に対し、「スマ婚」等の紹介を行いました。これらにより、スマ婚サービス全体の成約件数は449件(前年同期は279件)となり、その中核である「スマ婚」及び「スマ婚リゾート」の成約件数は343件(同 279件)となりました。なお、当第1四半期の施行件数は、スマ婚サービス全体が334件(同 262件)、その中核である「スマ婚」及び「スマ婚リゾート」が299件(同 262件)となりました。
2次会領域では、業界最多級の施行実績を誇る「2次会くん」の更なる事業拡大に向け、ウエディング業界の有力企業との連携強化に向けた諸施策を進めています。その一つとして、業界最多級のプロデュース実績を誇る株式会社オーセモーション・プロダクツと包括的な業務提携を締結し、2019年6月より相互送客を開始しました。また、カジュアルウエディング領域と同様に、婚活事業との連携が開始しました。これらにより、「2次会くん」の成約件数は955件(前年同期は803件)となりました。なお、当第1四半期の施行件数は、892件(同 863件)となりました。
生活品質向上に資するサービス領域では、婚活サービスを通じて成婚されたお客様や、「スマ婚」及び「2次会くん」のお客様に対し、ブライダルジュエリーや保険の拡販に努めました。とくに、保険の販売については、質の高い保険を広く展開するべく、2019年4月に「パートナーエージェント×保険クリニック2号店」を開設しました。また、新たに良質な住宅情報サービス等を提供するべく、東京都内で多数のマンション開発実績を有する株式会社デュアルタップと顧客連携に係る業務提携を締結しました。
なお、ウエディング事業では、株式会社メイションの株式取得に係るのれん償却費16百万円を暫定的な会計処理として計上(第2四半期以降に原則的な会計処理に修正)していますが、当第1四半期の売上高は1,044百万円(前年同期比 4,518.9%増)、営業利益は55百万円(同 1,497.6%増)となりました。
<ウエディング事業の主要指標>
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<ご参考> 2019年3月期 第1四半期 |
2020年3月期 第1四半期 |
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(成約件数) |
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スマ婚サービス |
279件 |
449件 |
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-スマ婚・スマ婚リゾート |
279件 |
343件 |
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2次会くん |
803件 |
955件 |
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(施行件数) |
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スマ婚サービス |
262件 |
334件 |
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-スマ婚・スマ婚リゾート |
262件 |
299件 |
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2次会くん |
863件 |
892件 |
(注)2019年4月より株式会社メイションをグループ化しており、2019年3月期第1四半期のスマ婚サービス及び2次会くんの施行件数については、2019年3月期第1四半期連結業績に含まれておりません。
(その他事業)
その他事業においては、主に婚活周辺サービス(婚活支援を行う自治体向け運営支援)、ウエディング周辺サービス(1.5次会等の会場運営)、新規事業開発等を行っています。
婚活周辺サービス領域では、婚活支援を行う自治体向け運営支援の拡充に注力しており、その一つとして、複数の自治体との関係構築に努めるとともに、自治体が主催する出会いサポートイベントの運営支援に向けた準備を進めました。
ウエディング周辺サービス領域では、「スマ婚」及び「2次会くん」の施行時に活用する映像の内製化に向けた取り組みを進めました。
この他、企業向けイベントプロデュースを行う「イベモン」では、営業体制の強化を進め、2019年5月には人事総務関連の展示会に出展する等、受注拡大に努めました。
なお、その他事業では、前第1四半期に保育事業を譲渡した影響から売上高が減少する一方、利益が改善しており、当第1四半期の売上高は26百万円(前年同期比 51.3%減)、営業損失は4百万円(前年同期は営業損失 23百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,802百万円増加し、5,185百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ189百万円増加し、2,249百万円となりました。主な要因は、現金及び預金132百万円の増加によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,613百万円増加し、2,935百万円となりました。主な要因は、のれん770百万円の増加、投資有価証券368百万円の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,729百万円増加し、4,133百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,555百万円増加し、2,687百万円となりました。主な要因は、短期借入金1,270百万円の増加、未払金111百万円の増加によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ174百万円増加し、1,446百万円となりました。主な要因は、長期借入金135百万円の増加によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ72百万円増加し、1,051百万円となりました。主な要因は、利益剰余金65百万円の増加によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間における当社グループの資金需要及び財務政策について、前連結会計年度から重要な変更はございません。
(7)従業員の状況
当第1四半期連結累計期間において、株式会社ライジングを通じて株式会社メイションの株式取得を行い、同社を連結子会社としたことに伴い、ウエディング事業における従業員数は133名増加しております(アルバイト等の臨時従業員を除く)。
(8)設備の状況
①主要な設備の状況
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第1四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画していた設備の新設、除却について重要な変更はありません。
1.株式会社ライジングおよび株式会社メイションの合併
当社連結子会社の株式会社ライジングとその子会社株式会社メイションは、株式会社ライジングの2019年4月24日開催の取締役会及び株式会社メイションの2019年4月26日開催の取締役会において、株式会社ライジングを存続会社とした吸収合併を決議しました。また、2019年4月26日に両社は吸収合併契約を締結しました。
合併契約の概要は次の通りです。
(1)合併の方法
株式会社ライジングを存続会社とした吸収合併
(2)合併に際して発行する株式及び割り当て
ありません。
(3)合併の期日
2019年7月6日