当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、継続企業の前提に関する重要事象等については以下のとおりです。
当社グループは、新型コロナウイルスの感染拡大及び緊急事態宣言の影響により、2021年3月期に親会社株主に帰属する当期純損失が2,316百万円となり、2021年3月期連結会計年度末の純資産が△399百万円となりました。そして、これを主因に継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況となりました。このため、当社グループでは全社一丸となって短期業績回復と資本増強も含めた財務基盤強化を推し進めてきました。この結果、2022年3月期には親会社株主に帰属する当期純損失が320百万円となり、2022年3月期連結会計年度末の純資産が237百万円となりました。
しかしながら、短期業績回復に加え、中長期視点で高収益体制の確立とプロダクトの競争力強化を推進する過程で、2023年3月期第3四半期連結累計期間に親会社株主に帰属する四半期純損失が251百万円となり、2023年3月期第3四半期連結会計期間末の純資産が△13百万円となりました。このため、現在も継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いていますが、2023年3月期第4四半期以降にこれまでの各種施策が着実な成果となって表れ、かつ新たに事業の選択と集中や更なる財務基盤強化等の各種施策を検討し進めていく方針であることから、当社では継続企業の前提に関する不確実性は認められないと判断しております。なお、2023年3月期連結会計年度末の純資産については、前述の各種施策を推し進めることで正の値になることを見込んでいます。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績等の概況
当社グループは、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活、カジュアルウェディング、テック、ライフスタイル、法人・自治体向け領域において、お客様が求める独自サービスを創出し、提供しています。
当第3四半期連結累計期間(以下、「当第3四半期」)の業績は概ね計画通り進捗し、前年同期比で減収利益改善となりました。なお、セグメント別では婚活事業以外の事業が増収となりました。販売費及び一般管理費は、広告販促費が増加したものの人件費や地代家賃等が減少し前年同期比6.4%減となりました。この他、特別利益に休業等に係る助成金収入202百万円を計上し、特別損失に臨時休業等による損失(人件費等)222百万円を計上しました。
この結果、当第3四半期の売上高は4,163百万円(前年同期比 0.8%減)、営業損失は190百万円(前年同期は営業損失200百万円)、経常損失は232百万円(同 経常損失253百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は251百万円(同 親会社株主に帰属する四半期純損失309百万円)となりました。なお、当社の重要な経営指標と位置付けるEBITDA(営業損益に減価償却費及びのれん償却費を加えて算出)は144百万円(同 13.2%増)と前第3四半期以降、引き続きの黒字となりました。
当社グループの報告セグメントごとの概況は次のとおりです。なお、従来「テック事業」に含めて表示していた婚活アプリ関連の収益は、当期より「婚活事業」に含めて表示しています。
(婚活事業)
主に付加価値の高い結婚相談所の運営と婚活パーティーの企画開発及び運営等を行っています。
当第3四半期は、結婚相談所で営業体制強化と段階的な広告強化を推進し、9月以降に新規入会者数が増加傾向に転じ、在籍会員数の漸減傾向も底打ちの兆しが見える状況となりました。また、婚活パーティーでは10月以降に開催数を絞り込んだことで参加者数が減少したものの、割引抑制と運営効率化等で前年同期水準の収益確保となりました。この結果、売上高は1,735百万円(前年同期比12.6%減)、営業利益は452百万円(同25.0%減)となりました。
<同事業の主な取り組み等>
・2022年4月、婚活パーティーで参加資格を22歳から18歳以上へ引き下げ
・2022年4月、新成人限定の婚活サポートセンター開設
・2022年6月、結婚相談所で首都圏を中心に交通広告再開、9月より東海/関西に拡大
・2022年9月、婚活パーティーで業界初のカップル成立仲介料型システム導入
・2023年1月、結婚相談所で入会資格を変更、幅広い顧客層へ成婚機会を提供
・婚活パーティーから結婚相談所への送客369名(前年同期比27.7%増)
<同事業の主要指標>
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2022年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2023年3月期 |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当第3四半期 連結累計期間 |
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新規入会者数 |
3,914名 |
1,273名 |
1,050名 |
1,142名 |
3,465名 |
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成婚退会者数 |
1,788名 |
581名 |
548名 |
572名 |
1,701名 |
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成婚率 |
23.0% |
24.8% |
23.9% |
25.7% |
24.8% |
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在籍会員数(期末) |
9,758名 |
9,259名 |
8,962名 |
8,718名 |
8,718名 |
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パーティー開催数 |
3,828回 |
1,376回 |
1,216回 |
1,015回 |
3,607回 |
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パーティー参加者数 |
45,229名 |
15,676名 |
13,614名 |
11,368名 |
40,658名 |
(注)1.成婚とは、当社のサービスを利用して知り合った会員同士が、結婚を視野に入れ交際を継続していくことをいい、当社が成婚の意向を双方の会員から確認した場合に、当該会員は成婚退会することになります。
2.成婚率とは、在籍会員中何名の会員が成婚退会しているか、その割合を示すものです。具体的には、成婚率は、毎年4月1日から翌年3月末までを計算期間とし、以下の計算式にて算出しています。
(計算式)「年間成婚退会者数」÷「年間平均在籍会員数」
なお、第3四半期連結累計期間は通期の計算式に準じるため、以下の計算式にて算出しています。
(計算式)「第3四半期連結累計期間成婚退会者数×4/3」÷「第3四半期連結累計期間平均在籍会員数」
3.成婚率は、小数点第二位を四捨五入しています。
(カジュアルウェディング事業)
主にカジュアルな挙式披露宴・少人数挙式・会費制パーティープロデュース(スマ婚シリーズ)、結婚式二次会プロデュース(2次会くん)、フォトウェディングプロデュース(LUMINOUS)を行っています。
当第3四半期は、スマ婚シリーズで施行件数が減少したものの、2次会くんで施行件数が大幅な増加となりました。また、LUMINOUSでは2年以内に新規出店した一部店舗で施行件数が減少したものの、全体としては高品質な衣装提供等により単価が上昇し、収益拡大となりました。なお、スマ婚シリーズは人的リソースの補強も含めた営業体制整備や新プロダクト投入が着実に進展し、足元では成約状況も改善傾向となっております。この結果、売上高は2,055百万円(前年同期比9.8%増)、営業損失はのれん償却費114百万円を計上し149百万円(前年同期は営業損失153百万円)となりました。
<同事業の主な取り組み等>
・スマ婚、2022年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査「格安ウエディング」総合ランキング 第1位獲得
・2022年7月、「LUMINOUS Nagoya」リニューアルオープン
・2022年10月、LUMINOUSで「リアルフォトウェディング体験フェア」開催
・2022年12月、LUMINOUSで「アニバーサリーフォトプラン・ワンスモアフォトプラン」提供開始
・2023年1月、スマ婚で高品質の装花「スマ花フラワー&テーブルコーディネート」提供開始
<同事業の主要指標>
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2022年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2023年3月期 |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当第3四半期 連結累計期間 |
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(成約件数) |
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スマ婚シリーズ |
514件 |
177件 |
155件 |
173件 |
505件 |
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2次会くん |
323件 |
257件 |
202件 |
217件 |
676件 |
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LUMINOUS |
4,157件 |
1,163件 |
1,319件 |
1,185件 |
3,667件 |
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(施行件数) |
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スマ婚シリーズ |
645件 |
143件 |
152件 |
166件 |
461件 |
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2次会くん |
229件 |
162件 |
157件 |
226件 |
545件 |
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LUMINOUS |
3,636件 |
1,024件 |
1,151件 |
1,271件 |
3,446件 |
(テック事業)
ITやテクノロジーを活用した婚活テック等の企画開発及び提供を行っています。
当第3四半期は、婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォームであるコネクトシップに新たに利用事業者が加わり、当社結婚相談所を除いた利用会員数も増加し収益拡大となりました。また、2022年4月に設立した結婚相談所連盟は加盟数が緩やかに増加を続け、2022年7月に開始したコネクトシップを活用した婚活パーティーは定期的な開催に努めました。この結果、売上高は123百万円(前年同期比23.0%増)、営業利益は46百万円(同25.0%増)となりました。
<同事業の主な取り組み等>
・2022年4月、コネクトシップに「TMSコネクト」(株式会社TMS運営)加入
・2022年4月、新結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」設立
(コネクトシップとデータ連携可能)
・2022年7月、コネクトシップを活用した婚活パーティー「CONNECT-ship Party」始動
<同事業の主要指標>
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2022年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2023年3月期 |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当第3四半期 連結累計期間 |
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コネクトシップ 利用会員数(期末) |
30,947名 |
31,507名 |
31,217名 |
30,520名 |
30,520名 |
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コネクトシップ お見合い成立件数 |
238,002件 |
76,835件 |
73,046件 |
68,758件 |
218,639件 |
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コネクトシップ 利用事業者数 |
13社 |
13社 |
13社 |
13社 |
13社 |
(注)上表のコネクトシップ利用会員数(期末)は、当社結婚相談所の利用会員数を含んでいます。
(ライフスタイル事業)
生活品質向上に資するサービス(保険・金融・不動産等)の提供等を推進しています。
当第3四半期は、保険販売で顧客ニーズに即した提案活動により新規保険契約証券数が伸長し、生産性の向上も相まって利益率が大幅に上昇しました。また、グループ内外からの顧客送客体制の構築にも引き続き注力しました。この結果、売上高は55百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は22百万円(同59.5%増)となりました。
<同事業の主な取り組み等>
・グループ外からの送客体制構築、ジュエリー関連企業等との連携開始
・結婚相談所で活動中の会員様向け金融セミナー等の開催強化
・保険販売で保険クリニックFC本部との連携強化
<同事業の主要指標>
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2022年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2023年3月期 |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当第3四半期 連結累計期間 |
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新規保険契約証券数 |
317件 |
155件 |
138件 |
109件 |
402件 |
(法人・自治体向け事業)
社員総会等の企業イベントプロデュースや地方自治体向け婚活支援等を行っています。
当第3四半期は、企業イベントプロデュースでフルプロデュース型を中心に営業活動を行ったことで施行単価が上昇したものの、忘年会需要の低減や今後の顧客獲得に向け広告投資を強化したことから収益減少となりました。一方、地方自治体向け婚活支援では、積極的な営業活動で5つの自治体府県から婚活支援センターの運営や婚活支援システムの開発を受託しました。なお、婚活支援システムの開発提供に係る収益の大部分は第4四半期計上となります。この結果、売上高は208百万円(前年同期比2.0%増)、営業損失は31百万円(前年同期は営業利益19百万円)となりました。
<同事業の主な取り組み等>
(法人向け)
・eスポーツ活用の企業イベントプラン「eスポーツ チームビルディングパッケージ」提供開始
(自治体向け)
・婚活支援システム「parms」、青森県、滋賀県、大分県、京都府、兵庫県へ提供決定
・婚活支援センター運営、滋賀県より新たに受託
・各種イベント・セミナー、和歌山県、秋田県、兵庫県等より45案件を受託、32案件を開催
<同事業の主要指標>
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2022年3月期 第3四半期 連結累計期間 |
2023年3月期 |
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第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当第3四半期 連結累計期間 |
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イベモン成約件数 |
222件 |
19件 |
64件 |
36件 |
119件 |
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イベモン施行件数 |
146件 |
11件 |
64件 |
24件 |
99件 |
(2)財政状態の概況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ374百万円減少し、4,957百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ106百万円減少し、1,958百万円となりました。主な要因は、売掛金113百万円の減少によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ267百万円減少し、2,998百万円となりました。主な要因は、のれん114百万円の減少、ソフトウエア108百万円の減少及び工具、器具および備品(純額)35百万円の減少によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ123百万円減少し、4,971百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ26百万円減少し、2,018百万円となりました。主な要因は、未払消費税等65百万円の減少、買掛金19百万円の増加及び未払費用22百万円の増加によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ96百万円減少し、2,952百万円となりました。主な要因は、長期借入金73百万円の減少、長期未払金18百万円の減少及びリース債務5百万円の減少によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ251百万円減少し、△13百万円となりました。主な要因は、資本剰余金387百万円の減少及び利益剰余金136百万円の増加によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金の財源は、営業活動で得られた資金を財源としております。また、当社の現金及び現金同等物残高は、現在足元で必要とされる資金水準を満たす流動性を保持していると考えています。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響の長期化に向けては、引き続き短期業績回復や財務基盤強化に努めてまいります。
(7)従業員の状況
当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)設備の状況
①主要な設備の状況
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画していた設備の新設、除却について重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。