当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、継続企業の前提に関する重要事象等については以下のとおりです。
当社は、新型コロナウイルスの感染拡大を起因に、2021年3月期に親会社株主に帰属する当期純損失2,316百万円を計上し、その後も赤字が継続していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しております。
しかしながら、これまでの事業構造改革や経営合理化等で収益性は着実に改善しており、財務基盤も強固になりつつあります。加えて、2024年3月期は成長路線への回帰を目指し、高収益体制の確立、プロダクトの競争力強化、サステナブル経営の基盤整備を進め、通期業績予想も段階利益のすべてで黒字化を見込んでおります。このことから、当社では継続企業の前提に関する不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、本文書提出日現在において判断したものであります。また、当社は、2023年3月31日付で完全子会社であったタメニーアートワークス株式会社を吸収合併し、2023年4月1日より完全子会社であるタメニーエージェンシー株式会社を重要性の観点から連結対象から除外しました。これに伴い、2024年3月期より非連結決算へ移行しています。なお、前第2四半期累計期間は四半期財務諸表を作成していないため、当第2四半期累計期間(以下、「当第2四半期」)は前年同期との業績比較は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当社は、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活、カジュアルウェディング、ライフ&テック、地方創生領域において、お客様が求める独自サービスを創出し、提供しています。
当第2四半期は計画通り進捗し、利益面は業績予想(第2四半期累計)を上回り着地しました。なお、下半期の黒字化に向けては、結婚相談所の新規入会者数とスマ婚シリーズ(挙式披露宴・少人数挙式等プロデュース)及び2次会くん(結婚式二次会プロデュース)の成約件数が前年同期を上回り、また、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターより実施事業会社として選定される等、各事業とも順調な進捗となりました。
この結果、当第2四半期の売上高は2,583百万円、営業損失は119百万円、経常損失は149百万円、四半期純損失は129百万円となりました。また、当社の重要な経営指標と位置付けるEBITDA(営業損益に償却費を加えて算出)は70百万円となりました。なお、営業外損益には主に営業外費用として支払利息16百万円と支払手数料15百万円等を計上しています。併せて特別損益には特別利益として助成金収入27百万円を、特別損失として減損損失5百万円(前期に計上した拠点の統廃合等に係る減損損失に含まれる原状回復費用の超過分)を計上しています。
当社の報告セグメントごとの概況は次のとおりです。
なお、当期より従来の「テック事業」「ライフスタイル事業」を統合し「ライフ&テック事業」とし、「法人・自治体向け事業」を法人向け事業の譲渡に伴い「地方創生事業」としています。
(婚活事業)
主に付加価値の高い結婚相談所「パートナーエージェント」と婚活パーティー「OTOCON」を展開しています。
当第2四半期について、「パートナーエージェント」は各種キャンペーンや「OTOCON」からの安定送客で新規入会者数が前年同期比6.1%増となり、在籍会員数が前年同期末比4.6%減も計画を上回る推移となりました。この結果、売上高は1,089百万円、営業利益は284百万円となりました。
なお、「パートナーエージェント」では、今後、若年層に対する認知拡大施策を強化し、新規入会者数の回復をより加速させ、在籍会員数の安定成長を実現していきます。
<同事業の主要指標>
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2023年3月期 |
2024年3月期 |
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第2四半期 累計期間 |
通期 |
第1四半期 |
第2四半期 |
第2四半期 累計期間 |
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新規入会者数 |
2,323名 |
4,716名 |
1,300名 |
1,164名 |
2,464名 |
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成婚退会者数 |
1,129名 |
2,216名 |
470名 |
442名 |
912名 |
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成婚率 |
24.4% |
24.5% |
22.0% |
20.6% |
21.3% |
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在籍会員数(期末) |
8,962名 |
8,568名 |
8,583名 |
8,554名 |
8,554名 |
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パーティー開催数 |
2,592回 |
4,517回 |
893回 |
757回 |
1,650回 |
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パーティー参加者数 |
29,290名 |
50,289名 |
9,880名 |
7,926名 |
17,806名 |
(注)1.成婚とは、当社のサービスを利用して知り合った会員同士が、結婚を視野に入れ交際を継続していくことをいい、当社が成婚の意向を双方の会員から確認した場合に、当該会員は成婚退会をすることになります。
2.成婚率とは、在籍会員中何名の会員が成婚退会しているか、その割合を示すものです。具体的には、成婚率は、毎年4月1日から翌年3月末までを計算期間とし、以下の計算式にて算出しています。
(計算式)「年間成婚退会者数」÷「年間平均在籍会員数」
なお、第2四半期累計期間は通期の計算式に準じるため、以下の計算式にて算出しています。
(計算式)「第2四半期累計期間成婚退会者数×2」÷「第2四半期累計期間平均在籍会員数」
3.成婚率は、小数点第二位を四捨五入しております。
(カジュアルウェディング事業)
主にカジュアルな挙式披露宴・少人数挙式等プロデュース「スマ婚シリーズ」、フォトウェディングプロデュース「LUMINOUS」、結婚式二次会プロデュース「2次会くん」を展開しています。
当第2四半期については、「スマ婚シリーズ」は挙式披露宴(少人数挙式等除く)の施行件数が前年同期比17.1%増となり、「2次会くん」は施行件数が前年同期比64.6%増となりました。一方、「LUMINOUS」は挙式披露宴の需要拡大に伴う反動から施行件数が前年同期比16.0%減となりました。この結果、売上高は1,310百万円、営業損失はのれん償却費76百万円を計上し158百万円となりました。
なお、「スマ婚シリーズ」と「2次会くん」では成約件数が第2四半期累計期間としては2021年3月期以降で最大となりましたが、引き続き、有力企業との連携強化やSNSを活用したマーケティング等により更なる集客拡大を目指していきます。また、「LUMINOUS」では挙式披露宴の前撮り需要の拡大を成長機会と捉え、有力企業との連携強化やスタジオセットのリニューアル等を進めており、足元の成約状況は緩やかに改善に向かっています。
<同事業の主要指標>
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2023年3月期 |
2024年3月期 |
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第2四半期 累計期間 |
通期 |
第1四半期 |
第2四半期 |
第2四半期 累計期間 |
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成約件数合計 |
3,273件 |
6,456件 |
1,539件 |
1,731件 |
3,270件 |
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スマ婚シリーズ |
332件 |
695件 |
217件 |
201件 |
418件 |
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(うち挙式披露宴) |
153件 |
332件 |
102件 |
82件 |
184件 |
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LUMINOUS |
2,482件 |
4,800件 |
1,018件 |
1,080件 |
2,098件 |
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2次会くん |
459件 |
961件 |
304件 |
450件 |
754件 |
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施行件数合計 |
2,789件 |
5,870件 |
1,364件 |
1,255件 |
2,619件 |
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スマ婚シリーズ |
295件 |
601件 |
124件 |
142件 |
266件 |
|
(うち挙式披露宴) |
105件 |
247件 |
59件 |
64件 |
123件 |
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LUMINOUS |
2,175件 |
4,526件 |
977件 |
851件 |
1,828件 |
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2次会くん |
319件 |
743件 |
263件 |
262件 |
525件 |
(ライフ&テック事業)
主に生活品質向上に資するサービス(保険販売、金融・不動産紹介等)の提供と、婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」を中心とした婚活テックの企画開発及び提供を行っています。
当第2四半期については、生活品質向上に資するサービスは婚活及びカジュアルウェディング事業の顧客向けサービスの拡充に努め、紹介可能サービスが保険、金融・不動産、家事代行等を中心に48サービスとなりました。加えて、当社が代理店として行う保険販売は提案体制の再整備で新規保険契約証券数が7-9月より再度増加に転じました。また、「CONNECT-ship」は利用会員数及び課金対象会員数が前期末水準で推移する一方、「CONNECT-ship」と連携した結婚相談所連盟や会員向け婚活パーティーは堅調な推移となりました。加えて、「CONNECT-ship」の利用会員向け成婚後サポートとして「ゼクシィ相談カウンター」と新たな連携を開始しました。この結果、売上高は122百万円、営業利益は25百万円となりました。
<同事業の主要指標>
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2023年3月期 |
2024年3月期 |
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第2四半期 累計期間 |
通期 |
第1四半期 |
第2四半期 |
第2四半期 累計期間 |
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(ライフ分野) |
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新規保険契約証券数 |
293件 |
546件 |
125件 |
134件 |
259件 |
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(テック分野) |
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CONNECT-ship 利用会員数(期末) |
31,217名 |
30,488名 |
30,694名 |
30,467名 |
30,467名 |
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CONNECT-ship お見合い成立件数 |
149,881件 |
286,593件 |
65,874件 |
63,284件 |
129,158件 |
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CONNECT-ship 利用事業者数 |
13社 |
12社 |
12社 |
12社 |
12社 |
(注)上表のCONNECT-ship利用会員数(期末)は、当社結婚相談所の利用会員数を含んでいます。
(地方創生事業)
主に地方自治体向け婚活支援(婚活支援システム「parms」の提供、婚活支援センターの運営、各種イベント・セミナーの開催等)を行っています。
当第2四半期については、北海道のオンライン結婚サポートセンターの委託業務を受託するとともに、東京都「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーターより実施事業会社として選定されました。これらにより、婚活支援システムの提供数は累計12都府県、婚活支援センターの運営受託数は累計5都道府県の見込みとなりました。また、各種イベント・セミナーにおいては、前期の年間受託件数を上回る推移となりました。この結果、売上高は75百万円、営業利益は8百万円となりました。
なお、婚活支援システムの新規提供に係る収益の大部分は第4四半期計上となります。
<同事業の主要指標>
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2023年3月期 |
2024年3月期 |
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第2四半期 累計期間 |
通期 |
第1四半期 |
第2四半期 |
第2四半期 累計期間 |
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婚活支援システム 提供都道府県(期末) |
7府県 |
11府県 |
11府県 |
12都府県 |
12都府県 |
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婚活支援センター運営 受託都道府県(期末) |
2府県 |
3府県 |
4道府県 |
5都道府県 |
5都道府県 |
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イベント・セミナー 受託件数 |
33件 |
45件 |
48件 |
9件 |
57件 |
(注)上表の婚活支援システム提供都道府県及び婚活支援センター運営受託都道府県は期末時点での提供及び運営数(決定済み含む)となります。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ435百万円減少し、4,586百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ230百万円減少し、2,081百万円となりました。主な要因は、売掛金159百万円の減少及び現金及び預金85百万円の減少によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ204百万円減少し、2,505百万円となりました。主な要因は、無形固定資産におけるソフトウエア77百万円の減少、ソフトウエア仮勘定16百万円の増加、のれん76百万円の減少及び投資その他の資産における投資有価証券71百万円の減少によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ305百万円減少し、4,570百万円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べ21百万円減少し、2,227百万円となりました。主な要因は、買掛金46百万円の減少、1年内返済予定の長期借入金146百万円の増加、未払金65百万円の減少及び未払消費税等29百万円の減少によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ284百万円減少し、2,343百万円となりました。主な要因は、長期借入金272百万円の減少によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ129百万円減少し、16百万円となりました。主な要因は、利益剰余金674百万円の増加及び資本剰余金804百万円の減少によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は1,232百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、159百万円となりました。これは主に、税引前四半期純損失128百万円、減価償却費114百万円、のれん償却額76百万円、売上債権159百万円の減少及び未払金61百万円の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、101百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出33百万円、無形固定資産の取得による支出40百万円及び資産除去債務の履行による支出38百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、143百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出126百万円及び短期借入金の減少額13百万円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金の財源は、営業活動で得られた資金を財源としております。また、当社の現金及び現金同等物残高は、現在足元で必要とされる資金水準を満たす流動性を保持していると考えています。なお、新型コロナウイルス感染症や継続的な物価高の影響に向けては、引き続き短期業績回復や財務基盤強化に努めてまいります。
(7)従業員の状況
当第2四半期累計期間において、重要な変更はありません。
(8)設備の状況
①主要な設備の状況
当第2四半期累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第2四半期累計期間において、前事業年度末に計画していた設備の新設、除却について重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。