第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 なお、継続企業の前提に関する重要事象等については以下のとおりです。

 当社は、新型コロナウイルスの感染拡大に起因し、2021年3月期から3年連続で営業損失を計上しました。その後、2024年3月期に営業損失は解消したものの、2025年3月期に営業損失を計上し、併せて、のれん及び一部店舗資産等に係る減損損失を計上したことから当期純損失を計上しました。これにより、2025年3月期事業年度末の純資産が△694,878千円と債務超過状態となり、2025年8月25日付「第三者割当による新株式発行の払込完了、主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ」で公表したとおり、第三者割当による新株式発行により700,832千円の資金調達を実施したものの、当中間会計期間末時点では純資産は△130,776千円と債務超過状態となっています。また、この債務超過状態にあるなかで当中間会計期間末の現金及び預金残高が1,914,650千円と一定の残高を確保している一方、同日以降1年以内に返済期日が到来する借入金の残高が1,652,986千円と比較的高い水準にあります。こうした状況により、当社は継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しているものと認識しております。

 なお、継続企業の前提に関する詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 中間財務諸表 注記事項 (継続企業の前提に関する事項)」をご参照ください。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)経営成績の状況

 当社は、「よりよい人生をつくる。」という企業理念と、「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」という存在意義(パーパス)のもと、婚活、カジュアルウェディング、地方創生/QOL(Quality of life)領域において、お客様が求める独自サービスを創出し、提供しています。

 当中間会計期間(以下、「当中間期」)は、引き続きカジュアルウェディング事業及び地方創生/QOL事業が伸長したことで売上高及び売上総利益は前年同期から増加しました。一方、人材拡充、広告強化、婚活事業の拠点規模最適化に伴う加速償却等により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は前年同期を下回りました。なお、期初公表の中間期業績予想に対しては、売上高は業績予想通りに着地したものの、上述の加速償却等により販売費及び一般管理費が増加し、営業利益は業績予想を若干下回り着地しました。

 これらにより、当中間期の売上高は2,769百万円(前年同期比2.7%増)、営業損失は119百万円(前年同期は営業損失99百万円)となり、営業外費用として支払利息24百万円及び支払手数料4百万円を計上したことから経常損失は145百万円(同 経常損失121百万円)、特別利益として債務消滅益11百万円を計上したことから中間純損失は136百万円(同 中間純損失123百万円)となりました。また、当社の重要な経営指標と位置付けるEBITDA(営業損益に償却費を加えて算出)は11百万円(前年同期比86.6%減)となりました。なお、当社は事業構造上、収益が下半期に偏重し、同時にこれまでの収益構造改革の効果も下半期以降に本格的に表れる見込みであることから、通期業績予想については期初公表通りの黒字予想としています。

 

 当社の報告セグメントごとの概況は次のとおりです。

 

(婚活事業)

 主に付加価値の高い結婚相談所「パートナーエージェント」を基軸に、婚活パーティー「OTOCON」や婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」等を展開しています。

 当中間期については、展開エリアの拡大、マーケティングの強化、収益構造の改革に注力しました。とりわけ「パートナーエージェント」では、フランチャイズ店舗として6月に柏店を、8月に郡山店をオープンし、2025年9月末時点の拠点数が26拠点(うち、フランチャイズ店10拠点)となりました。また、前期からの営業体制の強化で問い合わせからの契約率が前年同期から2.0ポイントの改善となり、期初からのサービス価格引き上げにより月会費単価が同1.8%の増加となりました。さらに、在籍会員数は前年同期から3.8%の減少となったものの、第2四半期(7-9月)の新規入会者数は同0.6%の増加となったことで、在籍会員数の漸減傾向は底打ちが見える状況となりました。なお、10月より全拠点で株式会社IBJが運営する結婚相談所プラットフォーム利用のオプション販売を開始し、10月速報では新規入会者数の約55%、在籍会員数の約4%が同オプションを購入していることから、下半期以降は入会単価、月会費単価、成婚単価の改善が進展する見込みです。加えて、拠点規模最適化に向け、2026年1月末までに直営16拠点のうち4拠点の移転縮小及び2拠点の統合を実施することを決定したことから加速償却が発生しているものの、来期は地代家賃が37百万円減少する見込みです。

 「OTOCON」では、運営効率化により1会場あたりの開催数が増加し、加えて5月に新宿店を、9月に大阪店をオープンしたことから、パーティー開催数が前年同期から39.4%の増加となり、パーティー参加者数が同31.1%の増加となりました。また、パーティー参加者に対する「パートナーエージェント」への入会促進に向け、株式会社IBJと連携し営業体制の整備を進めました。

 以上の結果、売上高は982百万円(前年同期比8.9%減)、営業利益は77百万円(同64.3%減)となりました。

 

<同事業の主要指標>

 

2025年3月期

2026年3月期

中間期

通期

第1四半期

第2四半期

中間期

新規入会者数

1,851名

3,765名

899名

893名

1,792名

成婚退会者数

850名

1,566名

395名

363名

758名

成婚率

21.3%

20.1%

21.0%

19.5%

20.3%

在籍会員数(期末)

7,739名

7,502名

7,444名

7,445名

7,445名

パーティー開催数

1,446回

2,918回

935回

1,081回

2,016回

パーティー参加者数

15,479名

30,602名

9,446名

10,841名

20,287名

CONNECT-ship

利用会員数(期末)

26,763名

25,701名

25,412名

24,928名

24,928名

CONNECT-ship

お見合い成立件数

104,650件

196,681件

43,867件

41,761件

85,628名

CONNECT-ship

利用事業者数

12社

12社

12社

12社

12社

(注)1.成婚とは、当社のサービスを利用して知り合った会員同士が、結婚を視野に入れ交際を継続していくことをいい、当社が成婚の意向を双方の会員から確認した場合に、当該会員は成婚退会することになります。

2.成婚率とは、在籍会員中何名の会員が成婚退会しているか、その割合を示すものです。具体的には、成婚率は毎年4月1日から翌年3月末までを計算期間とし、以下の計算式にて算出しています。

(計算式)「年間成婚退会者数」÷「年間平均在籍会員数」

なお、中間期は通期の計算式に準じるため、以下の計算式にて算出しています。

(計算式)「中間期成婚退会者数×2」÷「中間期平均在籍会員数」

3.成婚率は、小数点第二位を四捨五入しています。

4.上表のCONNECT-ship利用会員数(期末)は、当社結婚相談所の利用会員数を含んでいます。

 

(カジュアルウェディング事業)

 主にカジュアルな挙式披露宴・少人数挙式等プロデュース「スマ婚シリーズ」(施行単価約200万円)、結婚式費用約100万円・ご祝儀1万円程度の会費で実施できる新スタイル結婚式「ラフスタ」(施行単価約100万円)、フォトウェディングプロデュース「LUMINOUS」(施行単価約30万円)、結婚式二次会プロデュース「2次会くん」(施行単価約50万円)を展開しています。

 当中間期については、プロダクトの高品質化、マーケティングの強化、収益構造の改革に注力しました。とりわけ「スマ婚」では、当社が提携会場の集客から契約までを担い、プランニングから施行までを提携会場に委託する新たな事業モデルを構築し、その第一弾として6月より株式会社エスクリが運営する婚礼施設の一部の取り扱いを開始しました。こうした取り組みも相まって、期初成約分よりサービス料を導入したものの、成約件数は前年同期から13.9%の増加となりました。なお、施行件数は前年同期から24.9%の増加となりました。

 「LUMINOUS」では、ブランドの高品質化に向け旗艦店であるお台場スタジオのリニューアルを実施しました。また、フォトウェディング専門情報サイトからの集客強化に努めました。これらにより、期初成約分よりプラン料金を値上げしたものの、成約件数は概ね前年同期水準で推移しました。なお、施行件数は前年同期から3.5%の増加、施行単価は同5.7%の増加、1施行あたりの原価は仕入れ価格の見直しにより同6.1%の減少となりました。

 この他、「2次会くん」では、契約率の向上に向け育成強化を推進し、「ラフスタ」では、広告強化による認知拡大に努めました。

 以上の結果、売上高は1,562百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益はのれん償却費16百万円を計上したものの7百万円(前年同期はのれん償却費76百万円を計上し営業損失86百万円)となりました。

 

<同事業の主要指標>

 

2025年3月期

2026年3月期

中間期

通期

第1四半期

第2四半期

中間期

成約件数合計

3,820件

7,639件

1,700件

1,885件

3,585件

スマ婚シリーズ

460件

929件

270件

254件

524件

(うち挙式披露宴)

263件

522件

142件

132件

274件

LUMINOUS

2,547件

5,121件

1,154件

1,301件

2,455件

2次会くん

813件

1,589件

276件

330件

606件

施行件数合計

3,123件

6,935件

1,628件

1,523件

3,151件

スマ婚シリーズ

249件

664件

155件

156件

311件

(うち挙式披露宴)

128件

353件

72件

73件

145件

LUMINOUS

2,206件

4,790件

1,152件

1,131件

2,283件

2次会くん

668件

1,481件

321件

236件

557件

(注)上表のスマ婚シリーズにはラフスタの成約件数及び施行件数も含まれます。

 

(地方創生/QOL事業)

 主に地方自治体向け婚活支援(婚活支援システム「parms」の提供、婚活支援センターの運営、各種イベント・セミナーの開催等)と、当社顧客の生活品質向上に資する各種サービスを提供しています。

 当中間期については、地方創生分野では積極的な受注活動により、北海道、宮城県、秋田県、茨城県、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県等から各種婚活支援を受託しました。

 QOL分野では、引き続き婚活・結婚周辺サービスの取り扱い強化を推進し、2025年9月末における取り扱いサービス数が76サービス、当社顧客専用サイトの登録者数が6.0万人以上となりました。また、これまで住まい関連支援サービスは送客のみでありましたが、11月よりピタットハウスネットワーク株式会社協力のもと「ピタットハウス大崎店」をオープンし、自社でも不動産仲介事業の展開を開始しました。なお、当社が代理店として行う保険販売は新たな共同募集先の開拓及び既存販路からの集客強化を推進し、当中間期の新規契約証券数は前年同期から24.4%の増加となりました。加えて、更なる販路拡大に向け、9月に新宿靖国通り店をオープンしました。

 以上の結果、売上高は237百万円(前年同期比47.7%増)、営業利益は46百万円(同206.2%増)となりました。

 

<同事業の主要指標>

 

2025年3月期

2026年3月期

中間期

通期

第1四半期

第2四半期

中間期

(地方創生分野)

 

 

 

 

 

婚活支援システム

提供都道府県(期末)

13都府県

14都府県・市

14都府県・市

14都府県・市

14都府県・市

婚活支援センター運営

受託都道府県(期末)

8都道府県・市

8都道府県・市

8都道府県・市

8都道府県・市

8都道府県・市

イベント・セミナー

受託件数

21件

26件

15件

11件

26件

(QOL分野)

 

 

 

 

 

新規保険契約証券数

197件

446件

134件

111件

245件

(注)上表の婚活支援システム提供先は受注時点、婚活支援センター運営数は運営開始時点です。

 

(2)財政状態の状況

① 資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当中間会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ417百万円増加し、4,007百万円となりました。

 流動資産は、前事業年度末に比べ446百万円増加し、2,738百万円となりました。主な要因は、現金及び預金538百万円の増加によるものです。

 固定資産は、前事業年度末に比べ29百万円減少し、1,268百万円となりました。主な要因は、工具、器具及び備品(純額)34百万円の増加、敷金31百万円の減少及びソフトウエア31百万円の減少によるものです。

 

(負債)

 当中間会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ146百万円減少し、4,137百万円となりました。

 流動負債は、前事業年度末に比べ108百万円減少し、2,235百万円となりました。主な要因は、預り金64百万円の減少及び買掛金47百万円の減少によるものです。

 固定負債は、前事業年度末に比べ38百万円減少し、1,902百万円となりました。主な要因は、資産除去債務30百万円の減少によるものです。

 

(純資産)

 当中間会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ564百万円増加し、△130百万円となりました。主な要因は、資本金350百万円の増加及び資本準備金350百万円の増加によるものです。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は1,914百万円となりました。当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、41百万円となりました。これは主に、税引前中間純損失134百万円、売上債権の減少額163百万円、減価償却費114百万円及び預り金の減少額64百万円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果支出した資金は、130百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出74百万円及び無形固定資産の取得による支出39百万円によるものです。
 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は、627百万円となりました。これは主に、株式の発行による収入700百万円、長期借入金の返済による支出50百万円及び短期借入金の減少額20百万円によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入、新株の発行等により資金調達を行っております。また、当社の現金及び現金同等物残高は、現在足元で必要とされる資金水準を満たす流動性を保持していると考えています。

 

(7)従業員の状況

 当中間会計期間において、重要な変更はありません。

 

(8)設備の状況

①主要な設備の状況

 当中間会計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。

 

②設備の新設、除却等の計画

 当中間会計期間において、前事業年度末に計画していた設備の新設、除却について重要な変更はありません。

 

3【重要な契約等】

1.役員候補者指名権の合意

当社は、当社の株主であるAIフュージョンキャピタルグループ株式会社(以下、「AIFCG社」といいます。)との間で、当社の役員候補者を指名する権利を有する旨の合意に関する契約を締結しました。

契約に関する内容等は次のとおりです。

 

(1)契約の概要

契約締結日

相手先の名称

相手先の住所

合意の内容

2025年8月8日

AIフュージョンキャピタル
グループ株式会社

東京都港区
六本木1丁目9-9

当社は、株主総会での承認が得られることを条件として、AIFCG社の
指名する者2名を当社の社外取締役として受け入れる。

 

(2)合意の目的

当社とAIFCG社は、2025年8月8日に本合意を含む資本業務提携契約(以下、本項において「本資本業務提携契約」といいます。)を締結いたしました。

当社では、第二次中期経営計画に基づく取り組みである競争力・生産性強化(具体的には中核事業の婚活事業及びカジュアルウェディング事業のブランド認知拡大に向けた広告強化、婚活事業の基幹システムの高度化、IT/DXによる業務革新)、人的資本・財務資本強化(具体的には、人材育成や環境整備、債務超過解消や自己資本比率の改善、配当を含む株主還元の強化)、社会との共生推進(具体的には、サステナブル経営の基盤強化、地域社会との連携強化)を進展させ、黒字体質をより強固なものとするためには、有力企業とのアライアンスや資金調達が必要不可欠であり、また、当社は2025年3月31日時点において、株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)グロース市場における上場維持基準(純資産基準)に抵触し、現在もかかる上場維持基準に適合しない状態となっており、原則として2026年3月末日時点までに債務超過状態を解消し、上場維持基準に適合しなかったときは上場廃止になることから、資金調達においてはこの上場維持基準(純資産基準)の適合も視野に入れる必要があると判断するに至りました。

本資本業務提携契約は、有力企業とのアライアンス強化や上場維持基準(純資産基準)の適合といった経営
課題の解決に取り組むものとして締結されました。

 

(3)取締役会における検討状況その他の当社における合意に係る意思決定に至る過程

当社は2025年4月中旬以降、最適なアライアンス体制や資金調達の方法について社内で慎重に検討を進めてまいりました。そうしたなか、2025年4月15日付「株主提案に関する書面受領のお知らせ」のとおり、当社筆頭株主となった株式会社IBJ(以下、「IBJ社」といいます。)より株主提案があり、2025年4月下旬よりIBJ社と建設的な対話を重ねることとなりました。この結果、2025年5月2日付「株主提案の取り下げに関するお知らせ」のとおり、当社と建設的な対話が進展していること等を理由に株主提案は取り下げられ、以降、当社とIBJ社は継続的なコミュニケーションにより信頼関係が深化し、双方協力のもと、当社の企業価値向上につながるアライアンス体制や資金調達の方法について検討を重ねてまいりました。そして、当社とIBJ社で本新株式の割当先候補者を協議のうえ選定し、その候補者となったAIFCG社と面談し、AIFCG社及び同社グループが有する地域の金融機関及び地方自治体とのネットワークや、SNSマーケティング及びIT/DXに係る知見やノウハウを活用することでブランド認知拡大、展開エリアの拡大、IT/DXによる業務革新がより加速すること、IBJ社及び同社グループが有する成婚サポート力、お見合いシステム、圧倒的な会員基盤という強みと、IBJ社及び同社グループの複数の婚活ブランドのマーケティングで培った知見やノウハウを活用することで、当社婚活サービスを進化させ、当社婚活事業の中期的目標である業界屈指の入会数及び成婚者数をより確かなものとすること、さらにはAIFCG社及びIBJ社との資本提携により財務基盤の安定化が図れること、また、調達する資金を広告販促費用、システム関連への投資費用、フォトウェディングスタジオのリニューアル費用等に充当することで持続的な収益拡大が目指せることを総合的に勘案し、本資本業務提携は2026年3月期以降の成長発展と企業価値向上に資するものであると判断し、今般、2025年8月8日付で、AIFCG社及びIBJ社との間でそれぞれ資本業務提携契約を締結するに至りました。

 

(4)合意が当社の企業統治に及ぼす影響

本資本業務提携は、当社の持続的な成長と企業価値向上に資するものであると判断しております。

 

2.経過措置に関する記載

「企業内容等の開示に関する内閣府令及び特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(令和5年12月22日 令和5年内閣府令第81号)附則第3条第6項の規定により、2024年4月1日前に締結された契約について記載を省略しております。