当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年3月1日~平成29年8月31日)につきましては、翻訳業界において、飛躍的に高精度化したニューラル翻訳(NMT:Neural Machine Translation)技術の実用化により、従来の想定をはるかに超えて突然かつ急激な産業革命的パラダイムシフトが起こりつつあります。弊社グループでは、当第2四半期連結累計期間(平成29年3月1日~平成29年8月31日)において、その急激な変化に対応するための抜本的な変革について準備してまいりました。
今期は今後の業容拡大のため、製品開発から管理機能までの全般に渡って先行投資的に費用を大幅に増加させておりますが、増えた費用に対して売上の伸びが追いついておらず、結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は994,917千円(前年同期比16.8%増)、営業利益は33,106千円(前年同期比66.6%減)、経常利益は33,011千円(前年同期比66.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,830千円(前年同期比86.7%減)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①MT事業
MT事業におきましては、イベントへの出展、地方顧客へのアプローチにより新規顧客の開拓を行い増収となりましたが計画値には届かず、売上高は148,209千円(前年同期比15.5%増)、セグメント利益は12,786千円(前年同期比38.3%減)となりました。
②GLOZE事業
GLOZE事業におきましては、引き続き自社開発の翻訳支援ツール「究極Z」を活用し、短納期・低価格・高品質の翻訳サービスの提供に努め、売上高は218,630千円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は18,740千円(前年同期比22.5%減)となりました。
③クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業におきましては、高精度化したニューラル翻訳の実用化によりクラウド翻訳へのニー
ズが変化してきており、新たなサービス形態を準備しております。当第2四半期連結累計期間におけるクラウド
ソーシング事業の売上高は109,390千円、セグメント損失は34,782千円となりました。
当セグメントは平成28年9月より加わった為、前年度第2四半期との比較は行っておりません。
④翻訳・通訳事業
翻訳・通訳事業におきましては、医薬分野、工業・ローカライゼーション分野などからの受注により、売上高は437,602千円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は53,154千円(前年同期比20.3%減)となりました。
⑤企業研修事業
企業研修事業におきましては、新規顧客の開拓や顧客フォロー体制の強化などに合併効果を発揮し、売上高
は114,392千円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は18,412千円(前年同期比95.5%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,195,581千円となり、前連結会計年度末に比べ134,066千円減少いたしました。これは主に開発先行投資の支出等により現金及び預金が141,097千円減少したことによるものであります。固定資産は1,577,113千円となり、前連結会計年度末に比べ56,634千円増加いたしました。これは主に開発用サーバ購入等によるものであります。
この結果、総資産は2,772,694千円となり、前連結会計年度末に比べ77,432千円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は464,060千円となり、前連結会計年度末に比べ7,842千円増加いたしました。これは主に前受金が20,896千円増加し、仕入債務が8,261千円減少、短期借入金が4,240千円減少したことによるものであります。固定負債は161,272千円となり、前連結会計年度末に比べ53,162千円減少いたしました。これは長期借入金の返済によるものであります。
この結果、負債は625,332千円となり、前連結会計年度末に比べ45,319千円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,147,362千円となり、前連結会計年度末に比べ32,112千円減少いたしました。これは主に配当により利益剰余金が44,764千円減少したこと、親会社株主に帰属する四半期純利7,830千円の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、858,179千円となり、前連結会計年度末に比べ139,773千円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは89,766千円の収入となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上33,011千円、減価償却費の計上40,922千円、のれん償却費の計上33,911千円であり、前第2四半期連結累計期間に比べ19,038千円の収入減となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは130,194千円の支出となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出43,210千円、無形固定資産の取得による支出88,037千円等により、前第2四半期連結累計期間に比べ446,200千円の支出減となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは99,345千円の支出となりました。
主な要因は、長期借入金の返済による支出55,162千円、配当金の支払による支出44,764千円等により、前第2四半期連結累計期間に比べ64,871千円支出増となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。