文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境が緩やかに改善する一方、個人消費は回復の遅れが続きました。また、欧州の金融不安や新興国経済が減速傾向にあり、海外情勢が不安定であることなどから先行き不透明な状況にあります。
花き業界においては、東京都中央卸売市場の市場統計情報によると、平成28年5月から平成28年7月までの、蘭鉢取扱金額は1,092百万円、数量では314千鉢と、いずれも前年同期比では微減であったものの、1鉢あたりの平均価格は微増となり、大幅な増減はなく横ばいの傾向にあります。
このような事業環境の中、葬儀の小型化に伴うフューネラル事業とブライダルの婚礼組数が伸び悩んだものの、胡蝶蘭を主力としたフラワービジネス支援事業は新規顧客開拓及び既存顧客への営業強化により、売上は堅調に推移いたしました。一方、人員の増強による人件費の増加や、配送、宅配運賃の高止まりによる荷造運賃の増加があり、また、新規株式公開に伴い、営業外費用として株式公開費用11,771千円が発生いたしました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,314,666千円(前年同期比3.0%増)、営業利益46,700千円(同18.1%減)、経常利益35,140千円(同38.7%減)、四半期純利益25,500千円(同26.0%減)となりました。
なお、当社の事業セグメントは単一セグメントであるため、セグメント情報は記載せず、主要な事業について記載しております。
(フラワービジネス支援事業)
フラワービジネス支援事業につきましては、異業種支援業務における新規顧客開拓及び既存取引先へのオリジナルのフラワーギフトカタログ作製の提案強化に注力いたしました。
他方、婚礼装花売上は婚礼組数が伸び悩み、前年同期比減収となりました。
以上の結果、フラワービジネス支援事業の売上高は858,120千円(前年同期比6.0%増)となりました。
(ナーセリー支援事業)
ナーセリー支援事業につきましては、引き続き国内提携農園3社の生産指導強化を行い、品質(商品グレード)及び生産性の向上に重点を置き、経営支援強化に注力いたしました。特に各提携農園における設備の点検を実施し、細かな設備(備品・配置等)を見直し、必要部分の交換を行うことにより、生産ラインの効率性を図りました。
以上の結果、ナーセリー支援事業の売上高は339,025千円(前年同期比3.7%増)となりました。
(フューネラル事業)
フューネラル事業につきましては、新規顧客開拓の営業強化に注力いたしました。
他方、首都圏をはじめとした大都市圏では、家族葬や密葬といった葬儀の小型化が増加傾向にあるため、単価の下落傾向が続いております。
以上の結果、フューネラル事業の売上高は117,519千円(前年同期比15.8%減)となりました。
(2) 財政状況の分析
(流動資産)
当第3四半期累計期間における流動資産合計は616,083千円となり、前事業年度末に比べ123,980千円増加しました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が10,348千円、商品及び製品が5,051千円、それぞれ減少した一方で、現金及び預金が147,549千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当第3四半期累計期間における固定資産合計は70,233千円となり、前事業年度末に比べ5,431千円増加しました。この主な要因は、その他にそれぞれ含まれております保険積立金が1,981千円、繰延税金資産が3,609千円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当第3四半期累計期間における流動負債合計は221,749千円となり、前事業年度末に比べ15,579千円減少しました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が19,315千円増加した一方で、買掛金が22,124千円、賞与引当金が5,758千円、その他に含まれております未払金が4,563千円それぞれ減少したことによるものであります。
(固定負債)
当第3四半期累計期間における固定負債合計は102,923千円となり、前事業年度末に比べ30,866千円増加しました。この主な要因は、長期借入金が30,866千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期累計期間における純資産合計は361,643千円となり、前事業年度末に比べ114,125千円増加しました。この主な要因は、新規上場による公募増資や第三者割当増資を実施したこと等により資本金及び資本剰余金の増加がそれぞれ44,436千円あったことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。