当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成28年3月1日から平成28年11月30日まで)におけるわが国経済は、消費者マインドの改善が限られるなか、個人消費は一進一退の動きを続けておりますが、国内景気は緩やかに持ち直しております。
一方、実質輸出もEU向けは減少したものの、米国や中国向けが増加しております。また、11月の米大統領選の結果、平成29年はじめにトランプ政権が発足し、現時点で政策運営能力は不透明ながら、米国経済の成長が期待されます。
このような状況の下、当社グループは、「改質エコ技術でパッケージングの世界を変える 高い志で仕事をする」をスローガンに、グループ全社が結束して開発製品の新たな市場開拓と適正価格での販売に注力する一方、生産性向上や品質管理の改善を図るなど、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高23,522百万円(前年同期比2.0%増加)、売上総利益3,666百万円(同10.8%増加)、営業利益1,208百万円(同37.2%増加)、経常利益1,144百万円(同17.3%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益620百万円(同5.0%増加)となりました。
製品用途別の業績は次のとおりであります。
(食品関連)
コンビニエンスストア関連の新規アイテム(レンジ用容器等)の受注が好調であったこと、当社開発品でありますNAK-A-PETの新規受注ができたこと及び中国連結子会社の販売も順調に推移したことにより、売上高は16,086百万円(前年同期比3.4%増加)となりました。
また、生産におきまして、改善推進室の指導により、オーバーロスや作業効率の改善が各工場に浸透してきたこと、電力、燃料費の値下げ等が製造原価を押下げたことにより、売上総利益は1,804百万円(同8.4%増加)となりました。
(IT・工業材関連)
スマートフォン、タブレット等(情報機器関係)の有機EL化が進んだことで遮光フィルムは激減しましたが、北米向け自動車内装材関連(中国連結子会社製造)及び二次電池関連(委託加工)の受注が順調に推移したことにより、売上高は3,102百万円(前年同期比2.6%減少)となりました。
また、生産におきまして、品質管理の徹底と作業環境の見直しを行い、ロス削減の成果がでたことにより、売上総利益は772百万円(同11.7%増加)となりました。
(医療・医薬関連)
平成28年度の薬価改定におけるメーカー在庫の影響も緩和され、一般市販薬関係のフィルム印刷が順調に推移したこと、湿布用NSセパが新規受注もあり好調に推移したことにより、売上高は1,026百万円(前年同期比19.1%増加)となりました。
また、売上高が好調に推移したこと、電力、燃料費の値下げ等が製造原価を押下げたことにより、売上総利益は280百万円(同60.0%増加)となりました。
(建材関連)
集合住宅向け壁紙・室内家具等の内装関係は順調に推移しましたが、安価な海外家具向け製品が円高により大きく減収となったことにより、売上高は449百万円(前年同期比8.0%減少)となりました。
しかしながら、高利益率の自社ブランド品「Nコート」を使用した壁紙の売上が好調に推移したことにより、売上総利益は85百万円(同21.3%増加)となりました。
(生活資材関連)
福島復興が進んできたこともあり、汚染枯葉圧縮袋「エコプレスパック」の需要が激減したこと、急激な円高で円換算額が減少したことにより、売上高は2,495百万円(前年同期比4.2%減少)となりました。
しかしながら、圧縮袋以外の高利益率商品(DIY商品、収納商品等)が好調に推移したことにより、売上総利益は608百万円(同6.4%増加)となりました。
(その他)
食品メーカーに自動包装機を販売したこと、洋紙の特殊加工が順調に推移したことにより、売上高は361百万円(前年同期比3.8%増加)となりました。
しかしながら、原油価格の下落により、リサイクルペレットの販売価格が下落したことにより、売上総利益は115百万円(同15.5%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,865百万円増加し、25,362百万円となりました。
流動資産につきましては、現金及び預金が985百万円、受取手形及び売掛金が501百万円、たな卸資産が326百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,955百万円増加し、14,041百万円となりました。
固定資産につきましては、減価償却費の計上等により有形固定資産が138百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ90百万円減少し、11,320百万円となりました。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ939百万円増加し、14,938百万円となりました。
流動負債につきましては、短期借入金が147百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が129百万円、電子記録債務が522百万円、賞与引当金が168百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ789百万円増加し、11,755百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金が194百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ150百万円増加し、3,183百万円となりました。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ925百万円増加し、10,423百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が300百万円減少したものの、新規上場に伴う新株発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ488百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が225百万円増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、53,100千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。