文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、7月の訪日外客数が前年を16%程度上回るなどインバウンド需要が持ち直し、緩やかな回復基調にあります。好調な企業業績を受けて設備投資が増加しているなど内需の高い伸びが持続し、輸出は米国向けの自動車や、韓国向けの半導体製造装置などが増加しました。
また、トランプ米大統領の政権運営、北朝鮮問題など、政治・経済動向に不透明感は残るものの、経済対策に伴う公共投資の増加も景気押し上げに作用するものと見られます。
このような状況の下、当社グループは、「改質エコ技術でパッケージングの世界を変える 夢をかたちに!」をスローガンに、グループ全社が結束して開発製品の販売や重点得意先への営業強化に注力する一方、生産性向上や品質管理の改善を図るなど、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は16,307百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は712百万円(同12.6%減)、経常利益は816百万円(同10.2%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は522百万円(同26.9%増)となりました。
製品用途別の業績は次のとおりであります。
(食品関連)
第1四半期に引き続き、コンビニエンスストア関連の受注が好調に推移したことにより、売上高は11,218百万円(前年同期比5.9%増)となりました。
しかしながら、厚物シート印刷の受注が低調であったことや原油価格の上昇による一部の材料値上げの影響もあり、売上総利益は1,194百万円(同1.2%増)の伸びにとどまりました。
(IT・工業材関連)
自動車関連の内装材や半導体、電子部品関連の受注は堅調に推移しましたが、一部、お客様起因による失注で、売上高は1,934百万円(前年同期比7.8%減)、売上総利益は440百万円(同20.0%減)となりました。
(医療・医薬関連)
受注は順調に推移し、売上高は701百万円(前年同期比4.9%増)となりました。
しかしながら、薬価改定の影響で離型フィルム(湿布用)の販売価格が下落したことにより、売上総利益は168百万円(同10.2%減)となりました。
(建材関連)
海外家具向け製品の輸出は減少したものの、新規受注した賃貸住宅用壁材が好調に推移したことにより、売上高は354百万円(前年同期比16.8%増)、売上総利益は62百万円(同16.6%増)となりました。
(生活資材関連)
圧縮袋、紙おむつ・生理用品向けの印刷品及びDIY商品の販売が好調に推移したことにより、売上高は1,908百万円(前年同期比15.0%増)、売上総利益は554百万円(同30.5%増)となりました。
(その他)
機械・設備関係の受注の減少及びリサイクル粉砕品の販売価格が下落したことにより、売上高は190百万円(前年同期比12.2%減)、売上総利益は60百万円(同22.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ138百万円増加し、25,537百万円となりました。
流動資産につきましては、たな卸資産が282百万円増加したものの、現金及び預金が356百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ42百万円減少し、13,942百万円となりました。
固定資産につきましては、生産能力増強を目的とした設備投資等に伴い有形固定資産が118百万円、投資その他の資産のその他が70百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ180百万円増加し、11,594百万円となりました。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ212百万円減少し、14,342百万円となりました。
流動負債につきましては、電子記録債務が73百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が255百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ155百万円減少し、11,441百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金が36百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ56百万円減少し、2,901百万円となりました。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ351百万円増加し、11,194百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が298百万円増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ356百万円減少し、3,412百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、413百万円(前年同四半期は、619百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益823百万円及び減価償却費453百万円等による増加要因が、たな卸資産の増加額289百万円及び仕入債務の減少額206百万円等による減少要因を上回ったことによるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、533百万円(前年同四半期は、296百万円の減少)となりました。これは、有形固定資産の売却による収入32百万円等による増加要因が、生産加工設備等の有形固定資産の取得による支出546百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は、223百万円(前年同四半期は、614百万円の増加)となりました。これは、長期借入れによる収入400百万円等による増加要因が、長期借入金の返済による支出419百万円及び配当金の支払額224百万円等による減少要因を下回ったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37,716千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。