当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、大規模な自然災害の影響が一部あったものの、企業収益や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方、米国の通商政策の動向や人手不足などの影響により先行きは不透明な状況にあります。
このような状況の下、当社グループは、「改質エコ技術でパッケージングの世界を変える Nブランド製品の拡販と環境経営の推進」をスローガンに、グループ全社が結束して開発製品の販売や重点得意先への営業強化に注力する一方、生産性向上や品質管理の改善を図るなど、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は25,869百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は1,339百万円(同16.2%増)、経常利益は1,371百万円(同7.7%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は897百万円(同11.2%増)となりました。
製品用途別の業績は次のとおりであります。
(食品関連)
第2四半期に引き続き、コンビニエンスストア関連のフィルム印刷関係が堅調に推移しました。また夏季シーズンにピークとなるシート印刷関係の受注が継続したほか、秋から初冬に向けての乳製品、惣菜分野の受注も順調であり、売上高は17,777百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
競合他社との競争激化など利益圧迫要因は継続していますが、素材の減量化や環境に配慮した印刷の提案等により差別化をはかるほか、価格交渉やフィルム構成変更の提案・採用により、売上総利益は2,080百万円(同11.7%増)となりました。
(IT・工業材関連)
電子部品・デバイス関係はIoTビジネスをターゲットとした商材の開発や生産が活発になっており、当社機能性フィルム加工分野においてもモバイル関連と電子部品製造工程に使用するフィルムが第2四半期に引き続き堅調な受注で推移し、売上高は3,798百万円(前年同期比27.2%増)、売上総利益は958百万円(同40.2%増)となりました。
(医療・医薬関連)
ジェネリック医薬品向けの受注が堅調であった一方で先発医薬品向けの販売が減少、また貼付剤関連の在庫調整や薬価改定による価格競争の影響により、売上高は983百万円(前年同期比10.4%減)、売上総利益は222百万円(同16.7%減)となりました。
(建材関連)
戸建・集合マンション・賃貸住宅・リフォーム・家具と全体的に順調な受注がありました。また、山陽地区の災害復興関係の需要にも短納期で対応し、売上高は588百万円(前年同期比8.2%増)となりました。しかし、新規案件の試作費用等により製造原価が増加したため売上総利益は92百万円(同4.0%減)となりました。
(生活資材関連)
DIY関連は堅調に推移したものの、第2四半期から継続して圧縮袋の一部顧客による在庫調整の影響と、高付加価値製品の販売減少により、売上高は2,429百万円(前年同期比14.7%減)、売上総利益は621百万円(同22.3%減)となりました。
(その他)
サーマルレジ用紙、インクジェット用紙等の受像層の加工は堅調であったものの、リサイクルペレットの価格が下落したことにより、売上高は290百万円(前年同期比1.5%減)となりましたが、生産性向上など原価低減の効果もあり売上総利益は94百万円(同10.2%増)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,740百万円増加し、27,676百万円となりました。
流動資産につきましては、現金及び預金が428百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が542百万円、電子記録債権が293百万円、たな卸資産が243百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ719百万円増加し、14,874百万円となりました。
固定資産につきましては、生産能力増強を目的とした設備投資等に伴い有形固定資産が1,056百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,020百万円増加し、12,801百万円となりました。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,430百万円増加し、15,855百万円となりました。
流動負債につきましては、支払手形及び買掛金が682百万円、電子記録債務が232百万円、賞与引当金が195百万円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,291百万円増加し、12,955百万円となりました。
固定負債につきましては、長期借入金が169百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ138百万円増加し、2,900百万円となりました。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ310百万円増加し、11,820百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が449百万円増加したこと等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、52,511千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。