第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済の回復で輸出が伸びるとともに、個人消費の改善及び設備投資も増加傾向が続き、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。一方で、ヨーロッパやアジアの地政学リスクや米国の金融政策の動向、中国の経済動向など海外経済の不確実性から、依然として先行き不透明な状況が続いております。

不動産業界におきましては、金融庁の監視強化により相続増税対策のアパートローンが減少したものの、日銀によるマイナス金利政策が継続されるなどの良好な資金調達環境を背景に、不動産市場への資金流入が続いており、また、投資家層の多様化が期待されております。

このような状況の下、当社グループは、「ネット×リアルで新しいサービスを」という経営理念のもと、主要な事業であるTATERU Apartment事業は、堅調に成長を続けております。また、新規事業であるTATERU Funding事業、TATERU bnb事業及びRobot Home事業についても、当第2四半期連結累計期間において、黒字化を達成いたしました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高373億52百万円(前年同期比41.2%増)、営業利益23億8百万円(同19.9%増)、経常利益21億87百万円(同17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益14億20百万円(同17.0%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

なお、従来TATERU Apartment事業のみを報告セグメントとしておりましたが、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントをTATERU Apartment事業、TATERU Funding事業、TATERU bnb事業、Robot Home事業の4つに変更しております。

下記文中における前年同期比につきましては、変更後の区分方法により作成した数値を使用しております。

 

①TATERU Apartment事業

TATERU Apartment事業につきましては、機能強化や知名度の向上を図ることで、会員数の増加と成約率の維持・向上を推進してまいりました。テレビCMをはじめとする種々の広告宣伝活動を積極的に行いブランディングの強化に努めた結果、新規の会員増加数は、月間平均2,000件の水準で推移し、毎月の成約数は増加傾向にあります。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は361億44百万円(前年同期比40.3%増)、営業利益は32億2百万円(同9.4%増)となりました。なお、報告セグメント上、TATERU Funding事業において開発・運用を行ったアパートをTATERU Apartment事業の会員へ販売する取引形態は、TATERU Apartment事業ではなくTATERU Funding事業の収益としております。

 

②TATERU Funding事業

不動産投資型クラウドファンディングTATERU Funding事業につきましては、第1四半期連結会計期間からキャピタル重視型ファンドの運用を始め、当該事業開始から当第2四半期連結累計期間までで32ファンド(募集総額19億56百万円)の運用を開始しております。また、TATERU Fundingの会員数は60,000名を突破し、順調に会員数が伸長しております。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2億92百万円(前年同期10百万円)、営業利益は1億36百万円(前年同期16百万円の営業損失)となりました。

 

③TATERU bnb事業

様々な民泊運用サービスの提供を行っているTATERU bnb事業におきましては、平成30年6月に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されるとともに、旅館業法が改正されております。IoT機器「bnb kit」を活用することで人件費等のコストを削減し収益性の向上を図るIoT民泊アパート「TATERU bnb」については、当第2四半期連結累計期間において8棟の引き渡しを行いました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2億66百万円(前年同期比476.0%増)、営業利益は1億12百万円(前年同期27百万円の営業損失)となりました。

 

④Robot Home事業

IoT機器の企画・開発を中心としたRobot Home事業においては、IoT機器「Apartment kit」を提供しております。入居者の生活の利便性と安全性の向上及びオーナーや管理会社の賃貸管理業務の効率化を図るべく、「Apartment kit」の入居者向けサービス「Benefit」への新規サービス導入や、賃貸経営アプリ「Apartment kit for Owner」のリリースなど、機能強化につとめてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4億67百万円(前年同期は計上なし)、営業利益1億36百万円(前年同期81百万円の営業損失)となりました。

 

(2) 財政状態

① 資産の部

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて134億37百万円増加し、353億2百万円となりました。これは主に、現金及び預金が89億87百万円、販売用不動産が15億59百万円、仕掛販売用不動産が12億4百万円増加したことによるものであります。

② 負債の部

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて8億31百万円減少し、113億65百万円となりました。これは主に、短期借入金が12億円、未払法人税等が6億15百万円、長期借入金が2億3百万円減少したことによるものであります。

③ 純資産の部

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて142億68百万円増加し、239億36百万円となりました。これは主に、新株式発行により資本金が66億18百万円増加、資本剰余金が66億18百万円増加したこと、また、親会社株主に帰属する四半期純利益14億20百万円を計上した一方で、剰余金の配当3億95百万円を実施したことにより、利益剰余金が10億25百万円増加したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べて89億87百万円増加し、188億75百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、20億8百万円の支出となりました(前年同四半期は8億5百万円の支出)。これは主に税金等調整前四半期純利益21億88百万円の増加要因があった一方、たな卸資産の増加額26億96百万円、法人税等の支払額13億86百万円の減少要因があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、3億76百万円の支出となりました(前年同四半期は17億49百万円の支出)。これは主に有形固定資産の売却による収入13億87百万円の増加要因があった一方、有形固定資産の取得による支出24億70百万円、投資有価証券の取得による支出1億38百万円の減少要因があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、113億71百万円の収入となりました(前年同四半期は26億95百万円の収入)。これは主に株式の発行による収入131億74百万円の増加要因があった一方、短期借入金の純減少額12億円、配当金の支払額3億95百万円の減少要因があったことによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は20百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 (6) 従業員数

当第2四半期連結累計期間末における従業員数は、67名増加し484名となりました。これは当社グループの業容拡大による新卒採用などの要因により、主にTATERU Apartment事業において49名増加したことによります。