当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、物価上昇、アメリカの政策動向、金融資本市場の変動などの影響があるものの、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、緩やかに回復しています。
海外レジャー旅行市場に関しては、円安や燃油価格の影響を受けながらも、添乗員付きパッケージツアーが需要を牽引し、堅調に推移しました。また、国内レジャー旅行市場に関しては、インバウンド需要に起因する旅行商品の高騰が影響し、前年を下回って推移しました。
このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては、システム開発を推進し、既存市場での競争力強化を図るとともに、新たな市場領域の拡大にも努めてまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は売上高1,243,101千円(前年同期比2.0%減)、営業損失74,192千円
(前年同期は1,526千円の営業損失)、経常損失71,479千円(前年同期は4,092千円の経常損失)、親会社株主に帰属する中間純損失109,588千円(前年同期は12,385千円の親会社株主に帰属する中間純損失)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当中間連結会計期間末における総資産は4,582,527千円(前連結会計年度末比219,476千円減少)となりました。これは主に、投資有価証券が224,586千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は571,177千円(前連結会計年度末比113,650千円増加)となりました。これは主に、買掛金が44,665千円、その他流動負債が61,265千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は4,011,349千円(前連結会計年度末比333,127千円減少)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純損失109,588千円を計上したことに加え、その他有価証券評価差額金が224,586千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より138,735千円減少し、2,069,089千円(前連結会計年度末比6.3%減)となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動の結果減少した資金は114,957千円(前年同期は53,516千円の支出)となりました。これは主に、売上債権の増加133,282千円の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果減少した資金は23,778千円(前年同期は3,227千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出13,188千円、無形固定資産の取得による支出8,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果変動した資金はありません(前年同期は21千円の支出)。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。