第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費が緩やかに回復するとともに、企業収益も好調を維持し、日経平均株価は2万円台の高値で推移するなど、景気は鮮明な回復基調となりました。
 当社グループが所属する住宅業界は、分譲住宅着工数に著しい増加はないものの、雇用所得環境の改善や住宅取得優遇税制、低金利の継続など、引き続き住宅購入に対し追い風が続いております。
 このような経営環境の下、当社グループは、「豊かで楽しく快適な暮らしの創造」を経営理念に掲げ、「高品質だけど低価格」な分譲住宅・注文住宅の提供などに引続き注力してまいりました。注文住宅事業については、法人向けに注力し従来の個人向け注文住宅の人員は分譲住宅事業を行う体制に変更いたしました。
 また、平成29年11月1日にITの戦略的導入のための行動指針を制定し、次世代型不動産業を確立させ不動産テックでより良い社会の構築を図ることに注力していくことを決定いたしました。それに伴い、平成29年12月には多方面にわたるシステムの開発・提案を行っているアルファテクノロジー株式会社と資本業務提携を締結し、ITを駆使した新たなサービスを生み出す取り組みを進めております。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較し7,696,945千円(22.0%)増加の42,719,910千円となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費が売上増加に伴う仲介手数料の増加を主因として456,518千円増加したものの、売上総利益の増加により前第3四半期連結累計期間と比較し732,177千円(27.1%)増加の3,435,916千円となりました。経常利益は、不動産取得税還付金が25,834千円増加したことなどにより前第3四半期連結累計期間と比較し744,734千円(28.7%)増加の3,341,283千円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間に発生した段階取得に係る差益92,340千円が当第3四半期連結累計期間には無かったこと、前第3四半期連結累計期間に発生した固定資産売却益33,738千円が当第3四半期連結累計期間は9,946千円となったことなどを主因として、前第3四半期連結累計期間と比較し166,514千円(8.7%)増加の2,073,838千円となりました。 
 
  セグメント別の業績は、以下のとおりであります。なお、「マンション販売事業」は、当第3四半期連結累計期間に売上高等が無くなったため報告セグメントより除いております。
 

① 分譲住宅事業

分譲住宅事業につきましては、「デザインのケイアイ」を標榜し住宅ローンが家賃以下となる販売価格の設定を行い、より「高品質だけど低価格」な住宅を提供することに引き続き取り組んでまいりました。また、土地の仕入れから販売までの期間を短縮することによる回転率を重視した経営や、工期短縮や工程改善などによるコスト低減を推進するとともに、地場不動産仲介業者との関係を強化し、土地の仕入れ強化やアウトソースによる販売強化を引き続き行ってまいりました。なお、 注文住宅事業の人員を分譲住宅事業にシフトすることによる販売強化を行ってまいりました。
 以上の結果、販売棟数は前第3四半期連結累計期間と比較し247棟増加の1,252棟(土地販売含む)となり、当事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較し5,541,527千円増加の32,286,031千円となりました。営業利益は、仲介手数料の増加はあったものの438,838千円増加の3,500,371千円となりました。

 

② 注文住宅事業

注文住宅事業につきましては、部署を増設し不動産業者向けの注文住宅「フィットプロ」の受注拡大に注力いたしました。なお、個人向け規格型注文住宅である「はなまるハウス」については分譲住宅事業の強化を図るため人員を分譲住宅事業にシフトいたしました。
 以上の結果、販売棟数は前第3四半期連結累計期間と比較し15棟増加の225棟となり、当事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較し31,848千円増加の3,042,054千円、営業利益は91,046千円増加の550,293千円となりました。

 

③ 中古住宅事業

中古住宅事業につきましては、市場環境を注視して、地場不動産業者等を通じた仕入れを厳選の上行ってまいりました。販売につきましては引き続き、リフォーム後に販売する一般中古住宅事業を中心に事業を推進しております。なお、当事業につきましては、子会社であるケイアイスターデベロップメント株式会社が行っており当第3四半期連結累計期間より積極的な仕入れを行っております。
 以上の結果、販売棟数が前第3四半期連結累計期間と比較し4棟減少の29棟となり、当事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間と比較し11,516千円減少の743,067千円、営業利益は59,452千円減少の29,130千円となりました。

 

④ よかタウン事業

同社は、注文住宅及び土地の販売を主要な事業として行っております。注文住宅は、自由設計型の注文住宅及び規格型注文住宅である「はなまるハウス」を主力に事業展開を行っておりますが、分譲住宅の強化も推進しております。
 以上の結果、注文販売棟数は前第3四半期連結累計期間と比較し13棟減少の141棟、土地販売区画数は6区画減少の92区画となったものの、分譲住宅は50棟増加の76棟となり、当事業の売上高は前第3四半期連結累計期間と比較し1,381,086千円増加の5,491,867千円、営業利益は295,431千円増加の414,691千円となりました。

 

⑤ 旭ハウジング事業

同社は、神奈川県を中心に分譲住宅販売、土地販売、リフォームなどを主要な事業として行っております。また、分譲住宅については積極的な開発を推進しております。
 以上の結果、分譲住宅が9棟、中古住宅が4棟、注文住宅が1棟、土地販売区画数は2区画となりリフォーム事業と合わせて当事業の売上高は870,654千円となりました。営業損益は、株式の取得関連費用48,696千円を販売費及び一般管理費に計上したこと、連結時価評価でたな卸資産が評価益となったものが売上計上されたことに伴い売上原価が8,976千円増加したことなどにより100,755千円の損失となりました。なお、当第3四半期連結累計期間より連結子会社となったことにより報告セグメントに追加したため、前第3四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

⑥ その他事業

その他事業につきましては、不動産賃貸業、不動産仲介事業などを行ってまいりました。
 以上の結果、当事業の売上高は、487,257千円、営業利益は310,582千円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 資産、負債及び純資産の状況
(資産)

当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度と比較し16,002,836千円増加し53,087,293千円となりました。増加の主な内容は、売上高を増加させることを目的に分譲用地の仕入れを増加させたことを主因として販売用不動産が7,381,816千円増加、仕掛販売用不動産が12,164,464千円増加したことなどによるものであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度と比較し15,300,373千円増加し40,609,082千円となりました。増加の主な内容は、金融費用削減を目的に借入金を長期より短期にシフトしたことを主因として長期借入金が1年内返済予定と合わせて789,982千円減少したものの、主として分譲用地の仕入れ資金を金融機関より調達を行ったことを主因として短期借入金が15,257,396千円増加したことなどによるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度と比較し702,463千円増加し12,478,211千円となりました。増加の主な要因は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益で2,073,838千円増加したものの、配当により1,407,570千円減少したこと、役員向け業績連動型株式報酬制度導入に伴う自己株式取得などにより77,428千円減少したこと、また、非支配株主持分が前連結会計年度と比較し113,770千円増加し513,358千円となったことなどによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。