第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、株式会社ネクストマーケティングより2つのサービスをリリースし、今後も「領域No.1の成長事業を複数持つメガベンチャー」を中期経営ビジョンとしている中、新サービス・新規事業への持続的な投資に取り組んでいきたいと考えております。このような状況の中、新たに追加した事業等のリスクは、次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、本提出日現在において当社が判断したものであります。
 
(1)新規事業について
「領域No.1の成長事業を複数持つメガベンチャー」を中期経営ビジョンとしている当社グループでは、新サービス・新規事業の創出に持続的に取り組んでいきたいと考えております。新サービス・新規事業の創出を目的として、既存事業に加えて追加的な人件費、システム投資、広告宣伝費等の支出が発生し、利益率を低下させる可能性があります。また、新サービス・新規事業を開始した際には、そのサービスや事業固有のリスク要因が新たに加わると共に、予測とは異なる状況が発生して計画どおりに展開が進まない場合、その投資回収ができず、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

 (1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、引き続き新興国経済の鈍化や欧米の政治動向への懸念など海外経済が不透明な状況で推移しておりましたが、国内景気は政府の経済政策や日銀の金融緩和等を背景に雇用や所得環境の改善傾向及び企業収益の拡大など、緩やかではありますが回復基調が続いております。
 このような環境の中、成熟期に入りつつあるスマートフォンゲーム市場では、合理化を目的として事業者同士の合従連衡の動きやゲームメーカーとサービス事業者の役割分担のように業界の構造変化が粛々と進んでおり、今後もゲームタイトルをゲームサービス事業者に売却または運営を委託するという流れは続くものと予想しております。
 当社グループは、ゲームメーカーが制作したスマートフォンゲームを買取や協業により仕入れ、独自のノウハウでバリューアップした後に長期サービス運営を行うゲームサービス事業を営んでおります。現在は、ソフトウェア産業からサービス産業へと構造変化したゲーム産業の中で、ゲームサービス業という新たな業態を確立していくことを目指して事業を行っております。当第2四半期連結累計期間において7タイトルの仕入(同会計期間では5タイトル。うち1タイトルは協業からのスキーム変更)と1タイトルのエンディング(同会計期間では該当なし)を行いました。結果、同期間末の全運営タイトル数は39タイトルとなっております。また、当第2四半期連結会計期間にはシリコンスタジオ株式会社からタイトル買取と組織再編を目的として英語圏向け戦略事業会社の株式会社S&Mゲームスと、業界特化型のM&Aコンサルティングファームとしてゲーム・ウェブ領域No.1を目指す株式会社マイネット・ストラテジックパートナーズの主要子会社二社を設立いたしました。
 ゲームサービス事業と同時に、当社グループは「オンラインサービスの100年企業」として新規事業を創出するための活動も精力的に行っております。マーケティング関連の事業を展開する株式会社ネクストマーケティングでは、当第2四半期連結会計期間にスマートフォンゲーム企業向けにマーケティングソリューションを提供する「Active Sonar」と、スマートフォンゲームユーザーの新規獲得特化型広告配信サービス「Meegus DSP」の二つの新たなサービスをリリースいたしました。
 なお、当社グループで運営しているタイトルのうち、今後予定される収益が想定以上に悪化すると見込まれる2タイトルのエンディングを決定したこと等により、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失を計上し、買取タイトルの契約形態を変更したこと等による費用を解約違約金として計上しております。
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,820,191千円(前年同期比112.27%増)、営業利益は211,424千円(同69.92%増)、経常利益は189,199千円(同58.05%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は177,632千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益93,016千円)となっております。
 なお、当第2四半期連結累計期間末における当社グループはゲームサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。

 

 

(2)財政状態の分析

① 資産の部

当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1,118,157千円減少し、9,105,191千円となりました。これは主に、未収入金の減少(前連結会計年度末比958,003千円の減少)、のれんの減少(前連結会計年度末比274,199千円の減少)があった一方で、売掛金の増加(前連結会計年度末比87,658千円の増加)などがあったことによるものであります。

② 負債の部

当第2四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて3,684,591千円減少し、2,487,857千円となりました。これは主に、短期借入金の減少(前連結会計年度末比3,402,402千円の減少)、未払金の減少(前連結会計年度末比350,043千円の減少)、長期借入金の減少(前連結会計年度末比139,722千円の減少)があった一方で、1年内返済予定の長期借入金の増加(前連結会計年度末比193,604千円の増加)などによるものであります。

③ 純資産の部

当第2四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,566,433千円増加し、6,617,334千円となりました。これは、資本金の増加(前連結会計年度末比1,382,523千円の増加)、資本剰余金の増加(前連結会計年度末比1,382,523千円の増加) があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少(前連結会計年度末比177,632千円の減少)などによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ45,084千円減少の2,501,836千円となりました。
 
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は、1,061,929千円となりました(前年同期は328,032千円の収入)。主な収入要因としては、減価償却費522,559千円、未収入金の減少額505,807千円によるものであります。これに対して主な支出要因としては、未払金の減少額280,603千円、法人税等の支払額165,863千円によるものであります。
 
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、499,872千円となりました(前年同期は958,423千円の支出)。主な収入要因としては、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得価額修正による収入452,195千円、信託受益権の償還による収入400,000千円によるものです。これに対して主な支出要因は、無形固定資産取得による支出370,816千円、長期前払費用の取得による支出780,674千円によるものであります。
 
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、607,141千円となりました(前年同期は1,118,120千円の収入)。主な収入要因は、新株予約権行使による株式の発行による収入2,741,378千円、長期借入れによる収入400,000千円、これに対して主な支出要因は、短期借入金の純減額3,402,402千円によるものであります。
 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。