第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間のわが国経済を振り返りますと、内外における新型コロナウイルス感染症の影響により2021年度前半は景気の回復が足踏みしたものの、10~12月期には景気に持ち直しの動きが現れました。すなわち、輸出は7~9月期に、新型コロナ変異株の感染急拡大に伴う海外経済の減速や、自動車部品を中心とする供給制約の影響などを受けて、一時的に落ち込みました。また国内では、年度前半に緊急事態宣言の発出が相次ぎ、外出自粛が強化されたことなどから、外食や旅行などのサービス消費を中心に個人消費が低迷しました。しかし10~12月期には、緊急事態宣言の解除などを受けて、個人消費はサービス消費を中心に持ち直しました。また、部品の供給制約が徐々に後退する中で、年末にかけて自動車の生産が回復し、輸出も上向きに転じました。
 こうした状況下、首都圏および神奈川県の景気は、首都圏に緊急事態宣言が発出された7~9月期に、個人消費を中心に弱い動きとなりました。自動車部品の供給制約の影響により企業の生産活動や輸出も、夏から秋にかけて回復が足踏みしました。ただ、緊急事態宣言が解除された10~12月期には、サービス消費を中心に個人消費は上向き始めました。
 金融面では、日本銀行が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」や「新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム」などを継続し、緩和的な金融政策を維持しました。これを受けて、短期金利はマイナス圏で推移し、また長期金利はゼロ%をやや上回る水準での推移が続きました。

このような経営環境のなか、当第3四半期連結累計期間における財政状態、経営成績の状況は、以下のとおりとなりました。

総資産は、前連結会計年度末に比べ 1兆8,805億51百万円増加し、23兆4,579億49百万円となり、純資産は、前連結会計年度末に比べ 246億27百万円増加し、1兆1,837億26百万円となりました。預金は前連結会計年度末に比べ 2,624億82百万円増加し、18兆2,777億79百万円、貸出金は前連結会計年度末に比べ 1兆276億2百万円増加し、14兆7,473億39百万円、有価証券は前連結会計年度末に比べ 3,236億60百万円減少し、2兆6,748億8百万円となりました。
 連結粗利益は、資金利益や役務取引等利益などが増加したことから、前第3四半期連結累計期間に比べ 117億77百万円増加し、1,690億52百万円となりました。
 営業経費が減少したほか、与信関係費用も前第3四半期連結累計期間に比べ 78億93百万円減少したことから、経常利益は前第3四半期連結累計期間に比べ 213億67百万円増加し、743億39百万円となりました。
  親会社株主に帰属する四半期純利益についても、前第3四半期連結累計期間に比べ 143億14百万円増加し、500億45百万円となりました。

 

 

前第3四半期

連結累計期間

(百万円)(A)

当第3四半期

連結累計期間

(百万円)(B)

増減(百万円)

(B)-(A)

連結粗利益

157,275

169,052

11,777

資金利益

116,633

124,301

7,668

信託報酬

179

186

7

役務取引等利益

35,188

38,046

2,858

特定取引利益

1,760

2,716

956

その他業務利益

3,512

3,800

288

営業経費(△)

101,106

97,739

△3,367

与信関係費用(△)

8,347

454

△7,893

貸出金償却(△)

3,203

3,106

△97

個別貸倒引当金繰入額(△)

4,374

△4,374

一般貸倒引当金繰入額(△)

1,230

△1,230

貸倒引当金戻入益

2,387

2,387

償却債権取立益

1,375

1,118

△257

その他(△)

914

853

△61

株式等関係損益

4,543

3,262

△1,281

その他

608

218

△390

経常利益

52,972

74,339

21,367

特別損益

△1,164

△1,968

△804

税金等調整前四半期純利益

51,807

72,370

20,563

法人税等合計(△)

15,707

21,874

6,167

四半期純利益

36,100

50,496

14,396

非支配株主に帰属する四半期純利益(△)

368

450

82

親会社株主に帰属する四半期純利益

35,731

50,045

14,314

 

(注) 「連結粗利益」は、(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(特定取引収益-特定取引費用)+(その他業務収益-その他業務費用)で算出しております。

 

(収支等の状況) 

①  国内・海外別収支

当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、前第3四半期連結累計期間比 76億68百万円増加1,243億1百万円、信託報酬は、前第3四半期連結累計期間比 7百万円増加1億86百万円、役務取引等収支は、前第3四半期連結累計期間比 28億58百万円増加380億46百万円、特定取引収支は、前第3四半期連結累計期間比 9億56百万円増加27億16百万円、その他業務収支は、前第3四半期連結累計期間比 2億88百万円増加38億円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

116,294

338

116,633

当第3四半期連結累計期間

123,886

414

124,301

  うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

120,737

659

37

121,359

当第3四半期連結累計期間

127,335

956

72

128,218

  うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

4,442

320

37

4,725

当第3四半期連結累計期間

3,448

541

72

3,917

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

179

179

当第3四半期連結累計期間

186

186

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

35,196

△7

35,188

当第3四半期連結累計期間

37,959

87

38,046

  うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

45,814

5

45,820

当第3四半期連結累計期間

48,726

107

48,833

  うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

10,617

13

10,631

当第3四半期連結累計期間

10,767

19

10,787

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

1,760

1,760

当第3四半期連結累計期間

2,716

2,716

  うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

1,760

1,760

当第3四半期連結累計期間

2,719

2,719

  うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

0

0

当第3四半期連結累計期間

2

2

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

3,563

△51

3,512

当第3四半期連結累計期間

3,753

47

3,800

  うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

32,071

19

19

32,071

当第3四半期連結累計期間

25,721

61

14

25,768

  うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

28,507

71

19

28,559

当第3四半期連結累計期間

21,967

14

14

21,967

 

(注) 1  「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。

2  「海外」とは、連結子会社の海外店であります。

3  「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。

 

  ②  国内・海外別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

17,509,948

16,568

17,526,516

当第3四半期連結会計期間

18,252,340

25,438

18,277,779

  うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

13,395,835

1,001

13,396,837

当第3四半期連結会計期間

14,183,920

990

14,184,910

  うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

3,726,134

15,566

3,741,701

当第3四半期連結会計期間

3,680,946

24,448

3,705,394

  うちその他

前第3四半期連結会計期間

387,978

387,978

当第3四半期連結会計期間

387,473

387,473

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

553,109

553,109

当第3四半期連結会計期間

425,688

425,688

総合計

前第3四半期連結会計期間

18,063,057

16,568

18,079,625

当第3四半期連結会計期間

18,678,029

25,438

18,703,467

 

(注) 1  「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。

   2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。

3  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

4  定期性預金=定期預金+定期積金

5  「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。

 

③  国内・海外別貸出金残高の状況

○  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

13,637,010

100.00

14,682,117

100.00

  製造業

1,106,948

8.12

1,088,387

7.41

  農業、林業

5,335

0.04

5,257

0.04

  漁業

8,794

0.07

7,088

0.05

  鉱業、採石業、砂利採取業

3,218

0.02

2,843

0.02

  建設業

342,741

2.51

354,130

2.41

  電気・ガス・熱供給・水道業

98,691

0.72

140,200

0.96

  情報通信業

157,894

1.16

168,827

1.15

  運輸業、郵便業

368,320

2.70

349,592

2.38

  卸売業、小売業

1,054,449

7.73

1,072,927

7.31

  金融業、保険業

419,146

3.07

443,166

3.02

  不動産業、物品賃貸業

4,085,284

29.96

4,265,167

29.05

  その他の各種サービス業

1,298,803

9.52

1,321,734

9.00

  地方公共団体

475,435

3.49

483,584

3.29

  その他

4,211,946

30.89

4,979,209

33.91

海外及び特別国際金融取引勘定分

30,606

100.00

65,222

100.00

  政府等

  金融機関

1,035

3.38

2,300

3.53

  その他

29,571

96.62

62,921

96.47

合計

13,667,617

───

14,747,339

───

 

(注) 1  「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。

2  「海外」とは、連結子会社の海外店であります。

 

④  「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社横浜銀行1社であります。

イ  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

資 産

科目

前連結会計年度

2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間

2021年12月31日

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

銀行勘定貸

15,931

100.00

23,663

100.00

合計

15,931

100.00

23,663

100.00

 

 

負 債

科目

前連結会計年度

2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間

2021年12月31日

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

15,931

100.00

23,663

100.00

合計

15,931

100.00

23,663

100.00

 

(注)共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2021年3月31日)及び当第3四半期連結会計期間(2021年

  12月31日)のいずれも取扱残高はありません。

 

ロ  元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

科目

前連結会計年度

2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間

2021年12月31日

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

銀行勘定貸

15,931

15,931

23,663

23,663

資産計

15,931

15,931

23,663

23,663

元本

15,931

15,931

23,663

23,663

負債計

15,931

15,931

23,663

23,663

 

 

(2) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。