第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、当第3四半期連結累計期間の営業収益は203,121千円減少し、売上原価は2,862千円増加し、販売費及び一般管理費は205,983千円減少しております。よって、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、営業収益及び純営業収益については前第3四半期連結累計期間と比較しての前年同四半期比(%)を記載せずに説明しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更等)」をご参照ください。

また、当第3四半期連結会計期間より有価証券関連業に該当する第一種金融商品取引業に該当することとなったことにより、「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成19年内閣府令第52号)及び「有価証券関連業経理の統一に関する規則」(昭和49年11月14日付日本証券業協会自主規制規則)に準拠して四半期連結財務諸表を作成しております。これに伴い、経営成績については当該表示方法の変更を反映した組替後の前第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表の数値を用いて比較しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)をご参照ください。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」という。)による影響が落ち着き回復基調になるものと予想されましたが、新たな変異株(オミクロン株)の出現により、世界的に感染の再拡大が確認される中、依然として先行きは不透明な状態が続いております。

こうした環境のもと、当社グループの関連する金融商品取引市場におきましては、米国のテーパリング議論や中国恒大集団の債権問題、感染症の変異株(オミクロン株)の発見等、一時的な変動要因はあったものの、全体としてボラティリティは緩やかに推移しました。

この様な状況の中、当社グループは、テレワークの拡大及び長期化や外出自粛の影響等により顧客のFX取引機会が増加したことを背景に、FX初心者から上級者まで幅広い顧客の様々なニーズに柔軟に対応できる環境を提供するべく、取引ツールの細かなバージョンアップを重ねました。便利な機能を搭載することにより経験者にはより使いやすくなった一方、初心者の方には不要だと感じる機能が取引ツールを使う上でのハードルになりかねないことから、FX取引に欠かせない機能だけを厳選し、シンプルに使いやすく操作マニュアル等がなくとも容易に使いこなせる「LION Tab」を2020年12月より提供しており、2021年10月には「LION Tab」をスマートフォン向けに改良した「LION Tab mini」をリリースしました。加えて、ボラティリティが低調な中でも、顧客の取引意欲が向上するよう、広告宣伝方法の見直しを行い、多種多様なキャンペーンを毎月実施して参りました。
 さらに、2021年11月には当社グループの企業価値の増大に向けて、収益源の多様化及び顧客基盤の強化を図るため、主要国の株価指数(日本N225、米国D30等9銘柄)を対象とした店頭証券CFD取引(差金決済取引)「LION CFD」の提供を開始いたしました。

その結果、当第3四半期連結会計期間末の顧客口座数は555,715口座(前連結会計期間末比3.2%増)、外国為替受入証拠金は66,875,011千円(同2.3%増)となり、当第3四半期連結累計期間の外国為替取引高は5兆2,384億通貨単位(前年同四半期比36.4%増)となりました。

なお、CFDにおける顧客口座数、受入証拠金及び取引高については、現時点では外国為替取引の顧客口座数、受入証拠金及び取引高と比べ重要性が小さいため記載を省略しております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は6,394,053千円、純営業収益は6,352,763千円、営業利益は2,028,854千円(同1.2%増)、経常利益は2,029,486千円(同0.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,378,073千円(同1.1%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して3,280,106千円増加して、94,294,916千円となりました。これは主に顧客区分管理信託の増加3,111,000千円及び外国為替差入証拠金の増加2,074,428千円等があった一方、現金及び預金の減少988,995千円及びデリバティブ取引(資産)の減少1,170,555千円等があったことにより、流動資産が3,311,258千円増加したことによるものです。

 

② 負債

当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して2,075,394千円増加して、80,906,127千円となりました。これは主に外国為替受入証拠金の増加1,479,382千円及び短期借入金の増加1,450,000千円等があった一方、1年内返済予定の長期借入金の減少1,000,000千円等があったことによるものです。

 

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して1,204,712千円増加して、13,388,788千円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の増加により利益剰余金が1,180,796千円増加したことによるものです。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。