第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調で推移したものの、長引く米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題、中東情勢における地政学リスクの高まりなどにより、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

このような環境の下、当社グループの事業とかかわりの深い界面活性剤業界におきましては、生産・販売活動とも低調な推移となりました。

こうした中、当社グループとして化学品事業におけるオレオケミカルを中心とした既存得意先への拡販・拡充、新規取引先の開拓、国内外での新興化学品の販売拡大に取り組みましたが、国内主要得意先からの受注減の影響や低水準で推移する一部原材料価格(天然油脂相場価格)等の影響を大きく受けることとなりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は13,579,571千円(前年同四半期比12.8%減)、営業利益は124,655千円(前年同四半期比47.7%減)、経常利益は営業外収益107,435千円、営業外費用13,669千円を計上したことにより218,420千円(前年同四半期比34.0%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益に投資有価証券売却益78,469千円を計上したことで208,992千円(前年同四半期比5.5%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高を表示し、セグメント損益は四半期連結損益計算書における営業損益(営業利益又は営業損失)をベースとしております。また、各セグメントの営業損益のほかに、各セグメントに帰属しない全社費用124,525千円(前年同四半期比0.3%増)があります。

    

① 化学品事業

化学品事業におきましては、国内主要得意先の生産・販売活動が低調であったことと、また低水準で推移する一部原材料価格(天然油脂相場価格)の影響を受けたことにより、受注数量、販売価格とも伸び悩みました。

この結果、化学品事業に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は12,272,859千円(前年同四半期比12.3%減)セグメント利益は194,845千円(前年同四半期比26.3%減)となりました。

 

② 日用品事業

日用品事業におきましては、当社オリジナル商品のインターネット販売は順調に推移し、また既存得意先への新アイテムの提案で一部商品の売れ行きは好調となりましたが、当事業が取扱う生活日用品などの個人消費は依然低迷しており、全体では主要得意先からの受注・販売が落ち込みました。

この結果、日用品事業に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は571,383千円(前年同四半期比12.0%減)セグメント利益は71,243千円(前年同四半期比29.7%減)となりました。

 

③ 土木建設資材事業 

土木建設資材事業におきましては、当事業の取扱商品とのかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事、環境改善工事の案件が少なかったことで、工事に使用される材料・添加剤等の販売が低調となりました。

この結果、土木建設資材事業に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は735,329千円(前年同四半期比20.8%減)セグメント損失は16,907千円(前年同四半期は3,138千円のセグメント損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

(総資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は16,443,265千円前連結会計年度末比387,999千円の減少)となりました。主な要因は、保有有価証券の時価変動等により投資有価証券160,254千円増加した一方で、現金及び預金388,024千円受取手形及び売掛金217,953千円それぞれ減少したことによるものです。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債は8,090,390千円前連結会計年度末比660,304千円の減少)となりました。主な要因は、長期借入金300,000千円1年内返済予定の長期借入金150,000千円支払手形及び買掛金126,124千円短期借入金85,437千円それぞれ減少したことによるものです。

 

(純資産) 

当第3四半期連結会計期間末における純資産は8,352,874千円前連結会計年度末比272,304千円の増加)となりました。主な要因は、自己株式52,627千円増加(純資産は減少)した一方で、保有有価証券の時価変動等によりその他有価証券評価差額金171,239千円利益剰余金144,579千円それぞれ増加したことによるものです。

 

資本の財源及び資金の流動性に係る情報は、次のとおりであります。

① 主要な資金需要及び財源

当社グループの主要な資金需要は、原材料、販売費及び一般管理費、並びにシステム投資等の投資であります。

また今後、当社グループの収益の源泉として、事業間及び国内外間のシナジーを追及し売上高の増加を目指してまいります。

② 資金の流動性
突発的な資金需要に対して、迅速かつ確実に資金を調達できるよう、20億円の当座借越枠を取得しており、流動性リスクに備えております。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に著しい変動はありません。また、設備の新設、除却等の計画に著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。