文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、『情報通信サービスを中心にお客様のライフスタイルをもっと楽しく便利に!』を経営方針として掲げ、一般顧客向けサービスを「ONLYSERVICE」と総称して、SIMカード、通信機器、コミュニケーションロボット及びコンテンツなどをパッケージ化し、総合的な通信サービスを提供しております。
外部環境においては、独自サービス型SIM(注1)市場は、2019年度以降にIoT向けの需要が本格期を迎えると見られ、更なる拡大が期待されております。また、ロボット産業は、特に、サービスロボット分野の成長が見込まれ、その中でも、活用シーンが家庭・店舗・オフィスなど多彩であるコミュニケーションロボットが注目されており、今後の市場拡大が期待されております。
このような状況の中、当社グループでは、主にショッピングモールや百貨店にて顧客獲得活動を行い、利用者数の拡大及び安定的な収益力の向上に努めてまいりました。当第2四半期連結累計期間においては、契約加入取次業務を終了し、自社サービスの顧客獲得に注力したことで利用者数及びストック収入は順調に増加しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高2,911,503千円(前年同期比11.4%増)、営業利益422,796千円(同26.2%増)、経常利益422,813千円(同27.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益283,151千円(同20.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① MVNO事業
MVNO事業は、当社グループにおける主力事業であり、ルーターとSIMカードをパッケージ化した「ONLYMobile」、コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した「ONLYROBO」の端末販売および通信サービスの提供を行っております。また、それらの付帯サービスとして、インターネットオプションサービスやコンテンツ等の「ONLYOPTION」の提供を行っております。
「ONLYMobile」につきまして、AI自動翻訳機「ez:commu」の導入、大容量で通信速度が優れた「ONLYMobile Speedy」や月間100GBまで通信制限がない「ONLYMobile Speedy nonstop100」などのヘビーユーザー向けのプランや、2台目以降の契約が割引になる複数割を導入し、ショッピングモール等にて顧客獲得活動を行い、また、他業種とアライアンスを組む代理店や民泊事業者との取引開始により利用者数増加を図ってまいりました。
「ONLYROBO」の新規獲得活動におきましては、当第1四半期連結会計期間よりコミュニケーションロボットの市場拡大を見込み催事稼働日数を拡大しており、百貨店におけるロボットフェアや外商顧客向けの販売会への出店を行い、コミュニケーションロボットに興味を持たれる方や富裕層へのアプローチを積極的に行ってまいりました。
保有会員に対しては、カスタマーセンターの人員増強を行い、顧客問合せに対して「つながるカスタマーセンター」としての取組み、申込後の電話による契約内容の確認の強化やより快適に利用できる上位プランの提案等により、顧客満足度の向上に努めてまいりました。
以上のことから、当第2四半期連結会計期間末における当社のMVNOサービスである「ONLYSERVICE」の総利用者数(注2)は81,300人超となり、前年同月比23.0%の増加となりました。その内、回線利用者数(前連結会計年度はオンリーモバイル会員数と表記)が55,000人超となり、前年同月比58.4%の増加となりました。回線利用者数の内訳としまして、「ONLYMobile」は50,600人超(前年同月比52.2%増)となり、「ONLYROBO」は4,400人超(前年同月比199.8%増)となりました。また、付帯サービスである「ONLYOPTION」は52,800人超(内26,200人は当社のONLYOPTIONのみを利用されている会員)となり、前年同月比2.9%の増加となりました。
その結果、売上高2,578,531千円(前年同期比26.8%増)、営業利益482,932千円(同57.9%増)となりました。
② 契約加入取次事業
契約加入取次事業におきましては、取引先の口座振替によるサービスが終了したこともあり、現在は新規の販売を行っておらず、取引先からの継続収入のみのため、売上高、営業利益とも大幅に減少しております。
その結果、売上高11,643千円(前年同期比92.1%減)、営業利益9,068千円(前年同期比80.2%減)となりました。
③ 天然水宅配事業
天然水宅配事業におきましては、主力であるMVNO事業に注力し、営業活動を縮小したことで、新規販売件数及び保有顧客数が減少しました。
その結果、売上高200,921千円(前年同期比18.1%減)、営業利益59,985千円(同18.6%減)となりました。
④ その他事業
その他事業におきましては、引き続き、ハウスベンダー事業等を行った結果、売上高120,407千円(前年同期比35.4%減)、営業利益4,459千円(同57.8%減)となりました。
(注)1.独自サービス型SIMとは、独立系MVNOがSIMカードを活用し、独自の料金プランで様々な通信サービスを顧客へ提供する形態であります。
2.「ONLYSERVICE」の総利用者数については、月額利用料をお支払いいただいている利用者の総数であり、回線とONLYOPTIONを同時に契約されている場合は1人としてカウントしております。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は4,366,332千円となり前連結会年度末と比べ371,613千円増加いたしました。これは、主として割賦販売による割賦売掛金の増加697,237千円、、受取手形及び売掛金の増加70,130千円、法人税納付等による現金及び預金の減少304,028千円等によるものです。固定資産は250,697千円となり前連結会計年度末と比べ3,754千円減少いたしました。これは、主として減価償却等による有形固定資産の減少14,044千円等によるものです。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は1,373,600千円となり前連結会計年度末と比べ127,204千円増加いたしました。これは、主として短期借入金の増加200,000千円、支払手形及び買掛金の減少73,073千円等によるものです。固定負債は31,816千円となり前連結会計年度末と比べ947千円減少いたしました。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、配当金の支払いによる減少47,037千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(283,151千円)により、前連結会計年度末と比べ241,602千円増の3,211,613千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて304,028千円減少し、当四半期連結会計期間末には、192,387千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの主要な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は399,213千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上422,813千円、減価償却費の計上20,335千円による資金の増加と、売上債権の増加額767,368千円、仕入債務の減少73,073千円、法人税等の支払額131,308千円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5,420千円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,562千円、無形固定資産の取得による支出2,435千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は100,605千円となりました。これは主に短期借入金による収入200,000千円、長期借入金の返済による支出39,802千円、リース債務の返済による支出15,045千円、配当金の支払いによる支出47,037千円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。