当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループは、『情報通信サービスを中心にお客様のライフスタイルをもっと楽しく便利に!』を経営方針として掲げ、一般顧客向けサービスを「ONLYSERVICE」と総称して、SIMカード、通信機器・コミュニケーションロボット及びコンテンツの中から最適なプランを企画し、総合的な通信サービスを提供しております。
外部環境においては、独自サービス型SIM(注)市場は、次世代技術である5Gへの移行や、IoT関連のデバイスの提供が本格期を迎えると見られ、更なる拡大が期待されております。また、ロボット産業は、特に、サービスロボット分野の成長が見込まれ、その中でも、活用シーンが家庭・店舗・オフィスなど多彩であるコミュニケーションロボットが注目されており、今後の市場拡大が期待されております。
このような状況の中、当社グループでは、ショッピングモールや百貨店での顧客獲得活動やWEB販路の強化等により、当連結会計年度上期の「ONLYMobile」会員純増数が同期間において、過去最高となりました。ストック収入においても、会員数を前連結会計年度に大幅に伸ばした結果、前年同期に比べ大きく増加いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は売上高3,756,741千円(前年同期比29.0%増)、営業利益621,419千円(同47.0%増)、経常利益617,784千円(同46.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益419,348千円(同48.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、従来、報告セグメントとして記載しておりました「契約加入取次事業」及び「天然水宅配事業」は量的な重要性が減少したため、「その他」に含めて記載しており、前年同期との比較は変更後の報告セグメントの区分に基づき記載しております。
(MVNO事業)
MVNO事業は、当社グループにおける主力事業であり、ルーターとSIMカードをパッケージ化した「ONLYMobile」、コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した「ONLYROBO」の端末販売及び通信サービスの提供を行っております。また、それらの付帯サービスとして、インターネットオプションサービスやコンテンツ等の「ONLYOPTION」の提供を行っております。
「ONLYMobile」につきまして、WEB販路代理店との取引拡大、「ONLYMobileSpeedy nonstop100」などのヘビーユーザー向けのプランや「Only Customize Plan」の販売が好調に推移したことにより、大きく会員数を伸ばすことができました。また、アンカー・ジャパン社が提供する、迫力の大画面とサウンドで映画や動画を手軽に楽しむことができ、弊社ルーターと親和性の高いモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule」とルーターをセットにした新商品の販売を開始しました。
「ONLYROBO」につきまして、旧モデルの販売がほぼ終了し、シャープ社との協働によるタブレットと連動した当社オリジナルモデル版『ONLYROBO ロボホン プレミアム』の販売を本格的に開始しており、順調に会員数が増加しております。催事開催においては、イベントスケジュールから来店予約ができるWEBサイトを活用することで、交通アクセスが良い大都市での催事への効率的な集客ができるようになり、大都市を中心に効果的な開催機会を拡大させてきました。当社は、高島屋との取り組みとして、新宿高島屋の常設コーナー「ロボティクススタジオ」において、「ONLYROBO ロボホン プレミアム」を中心に様々なコミュニケーションロボット・IoT商品の販売を開始しました。これにより、様々な顧客体験が可能な空間の提供や対面でのサポート対応が可能となりました。
人材の確保については、新卒採用の環境が厳しいなか、採用基準の見直しやインターンシップを強化した結果、即戦力となる優秀な人材を多数採用することができ、販売数の増加に繋げることができました。
保有会員へのサービス向上策としては、前連結会計年度より「つながるカスタマーセンター」を目標として掲げ、サービス品質の向上に努めてまいりました。また、カスタマーセンターの人員増強、RPAの導入による顧客管理業務の効率化、サポートサービスの内製化等、顧客満足度の向上に努めてまいりました。
以上のことから、当第2四半期連結会計期間末におけるONLYSERVICEの会員数は以下の通りとなりました。
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2019年9月末 |
2018年9月末 |
前年同月比 |
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ONLYSERVICE総会員数 |
108,600人 |
81,300人 |
33.5%増 |
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ONLYMobile |
78,800人 |
50,600人 |
55.6%増 |
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ONLYROBO |
7,300人 |
4,400人 |
66.2%増 |
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ONLYOPTION(※) |
56,400人 (22,400人) |
52,800人 (26,200人) |
6.8%増 |
(※)( )内の人数については、当社のONLYOPTIONのみを利用されている会員数となります。
その結果、売上高3,420,536千円(前年同期比32.7%増)、営業利益770,782千円(同59.6%増)となりました。
(その他)
その他については、主に天然水宅配事業とハウスベンダー事業を行っております。天然水宅配事業につきましては、営業活動を縮小しているため保有顧客数が減少しましたが、一方で顧客維持の管理コストや減価償却費が減少したため、営業利益は増加いたしました。また、ハウスベンダー事業につきましては、大型現場の受注があったことで売上高・営業利益ともに増加いたしました。
その結果、売上高336,205千円(前年同期比1.0%増)、営業利益77,626千円(同5.6%増)となりました。
(注)独自サービス型SIMとは、独立系MVNOがSIMカードを活用し、独自の料金プランで様々な通信サービスを顧客へ提供する形態であります。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は6,336,003千円となり前連結会計年度末と比べ1,175,188千円増加いたしました。これは、主として割賦販売による割賦売掛金の増加749,351千円、受取手形及び売掛金の増加206,209千円、現金及び預金の増加320,561千円等によるものです。固定資産は704,489千円となり前連結会計年度末と比べ441,372千円増加いたしました。これは、主として株式会社モバイル・プランニングを連結子会社化したことに伴うのれんの増加378,609千円によるものです。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は2,883,965千円となり前連結会計年度末と比べ1,005,226千円増加いたしました。これは、主として短期借入金の増加833,332千円、未払法人税等の増加84,176千円、支払手形及び買掛金の増加65,971千円等によるものです。固定負債は270,719千円となり前連結会計年度末と比べ238,960千円増加いたしました。これは、主として長期借入金の増加240,000千円によるものです。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、配当金の支払いによる減少47,155千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(419,348千円)により、前連結会計年度末と比べ372,373千円増の3,885,807千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて320,561千円増加し、当四半期連結会計期間末には、679,232千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの主要な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は357,014千円(前年同四半期は399,213千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上617,784千円による資金の増加と、売上債権の増加額841,653千円、法人税等の支払額165,646千円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は404,248千円(前年同四半期は5,420千円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出382,802千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,081,825千円(前年同四半期は100,605千円の収入)となりました。これは主に短期借入れによる収入830,000千円、長期借入れによる収入300,000千円、配当金の支払いによる支出47,155千円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当社は2019年9月19日開催の取締役会において、株式会社モバイル・プランニングの株式を取得し、子会社化することについて、株式会社AKIBAホールディングスとの間で株式譲渡契約を締結することを決議し、2019年9月30日に同契約に基づき株式会社モバイル・プランニングの株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。
詳細は、 「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (企業結合等関係)」に記載のとおりであります。