第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があり、今後の経過並びに状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」といいます。)の新規感染者数減少に伴い、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除され、経済・社会活動は緩やかながら回復しております。しかしながら、新たな変異株による感染が拡大しつつあり、依然として先行き不透明な状況が継続しております。

このような状況の中、当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、契約回線数が前年同月比26.5%増したことによるストック収入の大幅な増加及びモバイルWi-Fiのレンタルの需要が高い水準で推移したことにより増収となり、また、ロボット事業における人員増加等の先行投資費用が嵩んだものの増益となりました。しかしながら、ショッピングモールや百貨店でのコミュニケーションセールスによる新規獲得活動は感染症の影響が未だ大きく厳しい状況となりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は売上高8,704,598千円(前年同期比20.1%増)、営業利益1,152,722千円(同8.3%増)、経常利益1,173,119千円(同7.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益757,243千円(同1.2%増)となりました。

なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。

 

第1四半期連結会計期間より、従来、報告セグメントとして記載しておりました「MVNO事業」は事業をより明確に区分するため、「モバイルWi-Fi事業」と「ロボット事業」の2区分に変更しております。

なお、前年同期との比較は変更後の報告セグメントの区分に基づき記載しております。

 

(モバイルWi-Fi事業)

モバイルWi-Fi事業は、「ONLYMobile」、「Only Customize Plan」(注1)、モバイルWi-Fiのレンタル事業(NETAGE)やMVNE(注2)事業を総称したサービスで、また、それらの付帯サービスとして、インターネットオプションサービスやコンテンツ等の「ONLYOPTION」の提供を行っております。

コミュニケーションセールスにおいて、緊急事態宣言は解除されましたが、感染症再拡大への懸念から集客数の多い優良店舗での開催が規制を受けたこと、また、WEB販路代理店における価格競争激化による新規獲得件数の減少といったマイナス要因はあったものの、MVNEとして提供した外国人労働者、留学生対象のプリペイドSIMの販売数が拡大したことでモバイルWi-Fi契約回線数は前年同月比25.3%増となり、ストック収入の大幅増加に寄与しました。モバイルWi-Fiのレンタル事業において、テレワーク導入企業やオンライン授業を導入する学校関係からの申込等、大口案件の獲得が増加、また、個人の需要も好調に推移しました。

その結果、売上高6,838,212千円(前年同期比15.6%増)、営業利益1,553,361千円(同24.5%増)となりました。

 

(ロボット事業)

ロボット事業は、コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した「ONLYROBO」を販売し、その付帯サービスとして「安心保障サービス」や「ロボホンPrime」等の「ONLYOPTION」の提供を行っております。

ロボット事業におきまして、中期経営計画“Connecting to the Future(未来へ繋ぐ)”で掲げたロボット事業の基幹事業化に向け、新入社員を中心に人材を多く配置し、「新しい家族に出あえるお店」をコンセプトにした当社オリジナルブランド「Robot Planet」のPOP UP ストアを伊勢丹新宿店と東急プラザ渋谷店にオープンしました。

新規獲得件数については、集客の多いショッピングモールなどの一部優良店舗での開催が再開出来ていないことや、来店客の減少に伴う接客機会の減少はあったものの、WEB予約の広告強化に伴う予約来店数の増加、また、人材を増強しPOP UP ストアを拡大したことで前年同期に比べ大きく増加しました。

その結果、売上高1,485,050千円(前年同期比70.2%増)、営業損失165,987千円(前年同期は営業利益77,665千円)となりました。

 

以上のことから、当第3四半期連結会計年度末における契約回線数及びその他サービス利用者数は以下の通りとなりました。

 

 

2021年12月末

2020年12月末

前年同月比

契約回線数(回線)

198,100

156,500

26.5%増

 

モバイルWi-Fi(※1)

182,600

145,700

25.3%増

 

コミュニケーションロボット

15,400

10,800

42.8%増

その他サービス利用者数(人)(※2)

80,100

75,500

6.1%増

(※1)当連結会計年度よりモバイルWi-Fiのレンタル事業の契約回線数を含めて表記しております。その変更に伴い、前年同月の契約回線数にモバイルWi-Fiのレンタル事業の契約回線数を含めて表記しております。

(※2)その他サービス利用者数はONLYOPTION、天然水宅配、スマートホームサービスの合計になります。なお通信サービスと同時にお申込されている顧客については契約回線数と重複でのカウントになっております。

 

(その他)

その他については、主に天然水宅配事業とハウスベンダー事業を行っております。天然水宅配事業につきましては、営業活動を縮小しているため保有顧客数が減少し、売上高、営業利益とも減少いたしました。また、ハウスベンダー事業につきましては、売上高は増加したものの、営業利益は若干減少しております。

その結果、売上高381,336千円(前年同期比17.3%減)、営業利益78,667千円(同15.3%減)となりました。

 

(注1)「Only Customize Plan」とは、当社傘下代理店が企画したサービスや価格を反映し、代理店のオリジナルブランドのサービスとして顧客に回線提供を行うプランであります。

(注2)「MVNE」とは、大手キャリアより回線を借り受けて、MVNOに回線を卸す事業者のことであります。

 

(2)財政状態の分析

① 資産

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は8,635,059千円となり前連結会計年度末と比べ604,142千円増加いたしました。これは、主として現金及び預金の増加436,119千円、商品の増加117,720千円、受取手形及び売掛金の増加90,267千円、割賦販売による割賦売掛金の増加31,072千円等によるものです。固定資産は715,114千円となり前連結会計年度末と比べ38,539千円増加いたしました。

 

② 負債

当第3四半期連結会計期間末の流動負債は3,324,561千円となり前連結会計年度末と比べ100,646千円減少いたしました。これは、主として短期借入金の減少100,000千円、未払法人税等の減少36,162千円等によるものです。固定負債は162,558千円となり前連結会計年度末と比べ11,527千円減少いたしました。

 

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、新株式の発行による増加45,013千円、配当金の支払いによる減少47,344千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(757,243千円)により、前連結会計年度末と比べ754,856千円増の5,863,053千円となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありませ

ん。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。