第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があり、今後の経過並びに状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染者数が減少し、経済・社会活動は回復に向かいました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化に伴う原材料価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が継続しています。

このような状況の中、当社グループ売上高は、契約回線数が前年同月比5.0%増加したことや端末の値上げ等で増収となりました。

経常利益は、人員及び販売コストの適正化を図ったことが増益要因となりましたが、新サービス及び販路拡大への先行投資を行ったこと、クレジットカード会社の承認基準変更に伴い、貸倒引当金を計上したことが減益要因となり微増にとどまりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は売上高3,228,738千円(前年同期比5.0%増)、営業利益207,660千円(同5.8%増)、経常利益208,710千円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益138,320千円(同122.8%増)、契約回線数228,000(前年同月比5.0%増)となりました。

なお、当社グループは、お客様に幅広いインターネット通信サービスを提供しています。このことから、当第1四半期連結会計期間より「モバイルWi-Fi事業」としていたセグメント名称を「インターネット通信サービス事業」に変更しています。当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。

 

(インターネット通信サービス事業)

インターネット通信サービス事業は、「ONLYMobile」、「Matchmo」「Only Customize Plan」(代理店向け)、モバイルWi-Fiのレンタル事業やMVNE事業を総称したサービスで、また、それらの付帯サービスとして、インターネットオプションサービスやコンテンツ等の「ONLYOPTION」の提供を行っています。

コミュニケーションセールス部門においては、「ONLYMobile」の端末の値上げ及び新サービス「Matchimo」の新規獲得件数増により売上高が増加したものの同サービスへの先行投資で減益となりました。

パートナー部門においては、家電量販店に対するプリペイドSIM(短期)の販売数増により売上高が増加したものの販路拡大のための組織体制の整備に伴う先行投資で減益となりました。

MVNEにおいては、提供した外国人労働者、留学生対象のプリペイドSIM(1年利用)の販売数が拡大しました。

モバイルWi-Fiのレンタルにおいては、旅行需要の回復に伴い売上高及びレンタル件数ともに引き続き堅調に推移しました。

なお、クレジットカード会社の承認基準変更に伴い、既存のお客様のクレジットカードによる回収が一部難しくなったことで、想定される回収不能懸念債権に対して貸倒引当金を計上しています。

その結果、インターネット通信サービス事業は売上高2,523,131千円(前年同期比6.2%増)、営業利益365,128千円(同30.6%減)、契約回線数203,800(前年同月比2.3%増)となりました。

 

(ロボット事業)

ロボット事業は、コミュニケーションロボットとSIMカードをパッケージ化した「ONLYROBO」を販売し、その付帯サービスとして「安心保障サービス」や「ロボホンPrime」等の「ONLYOPTION」の提供を行っています。

パートナー部門の販路が減少したものの、端末の値上げ及び保有件数増により売上高は増加し、人員の適正化、ポップアップストアと連動した地方CM施策等により営業利益も大きく改善しました。

その結果、ロボット事業は売上高648,670千円(前年同期比5.3%増)、営業損失44,092千円(前年同期は営業損失239,564千円)、契約回線数24,200(前年同月比35.0%増)となりました。

 

以上のことから、当第1四半期連結会計年度末における契約回線数及びその他サービス利用者数は以下の通りとなりました。

 

 

2023年6月末

2022年6月末

前年同月比

契約回線数(回線)

228,000

217,200

5.0%増

 

モバイルWi-Fi(※1)

203,800

199,200

2.3%増

 

コミュニケーションロボット

24,200

17,900

35.0%増

その他サービス利用者数(人)(※2)

83,800

81,000

3.4%増

(※1)従来、短期契約のプリペイドも含め、当月のプリペイド販売数を回線数にカウントしていましたが、短期契約のプリペイドに関してはほかの契約回線と性質が異なるものと考え、前連結会計年度末より12ヶ月以上のプリペイド契約の回線数のみのカウントに変更したため、前年同月との比較は変更後の区分に基づき記載しております。

(※2)その他サービス利用者数はONLYOPTION、天然水宅配、スマートホームサービスの合計になります。なお通信サービスと同時にお申込されている顧客については契約回線数と重複でのカウントになっております。

 

(その他)

その他については、主に天然水宅配事業を行っており、ハウスベンダー事業は撤退しました。天然水宅配事業につきましては、営業活動を縮小しているため保有顧客数が減少し、売上高、営業利益とも減少いたしました。

その結果、売上高56,936千円(前年同期比31.7%減)、営業利益10,505千円(同51.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 資産

当第1四半期連結会計期間末の流動資産は9,561,367千円となり前連結会計年度末と比べ251,505千円増加いたしました。これは、主として売掛金の増加332,810千円、貸倒引当金の増加132,294千円等によるものです。固定資産は868,337千円となり前連結会計年度末と比べ4,284千円減少いたしました。

 

② 負債

当第1四半期連結会計期間末の流動負債は2,831,958千円となり前連結会計年度末と比べ268,575千円増加いたしました。これは、主として未払法人税等の増加15,330千円、借入による短期借入金の増加50,000千円等によるものです。固定負債は861,404千円となり前連結会計年度末と比べ87,630千円減少いたしました。

 

③ 純資産

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上138,320千円、配当金の支払い53,645千円等により、前連結会計年度末と比べ66,276千円増の6,736,342千円となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。