第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国経済が堅調に推移したほか、欧州は回復基調を維持、中国においても各種政策効果による景気の持ち直しの動きがみられ、地政学的不透明さを残すものの、総じて緩やかな回復傾向にあります。日本においても、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかな回復基調が続いております。

 

 当社グループが属するエレクトロニクス業界においては、自動車電装化の進展に伴う車載電装関連機器の増加、ファクトリーオートメーション(FA)向け需要の高まりなどを背景に、全体としては好調な受注環境が継続しております。

 

 このような事業環境の下、当社グループでは、車載機器、産業機器製品の取扱高が伸長しており、更なる事業拡大のため、メキシコ工場操業及び佐賀工場立ち上げの準備を進めております。また、車載分野における世界的な電気自動車(EV)へのシフトを背景にした、新たな車載重要保安部品の商談、準備も順調に進んでおります。

 さらに当社グループは、製造全拠点において導入を進めてきたLCA(Low Cost Automation、自社開発の自動・省力化設備)と、生産ERPシステムの融合によるスマートファクトリーの実現を目指しており、AIやIoTを取り入れて、ものづくりの上流にあたる製品開発設計段階から取り組むことにより、お客様のニーズを世界中同一品質、同一規格で、実現する構想を進めております。

 

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は623億41百万円となり、前年同期に比べて100億92百万円の増加(19.3%増)となりました。また、営業利益は12億80百万円となり、前年同期に比べて1億89百万円の減少(12.9%減)となりました。経常利益は11億8百万円となり、前年同期に比べて1億6百万円の増加(10.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は7億48百万円となり、前年同期に比べて4億31百万円の増加(136.3%増)となりました。

 当社グループは、EMS事業とその他の事業を営んでおりますが、ほとんどがEMS事業のため、セグメント情報の記載を省略しております。

 なお、EMS事業の製品分野別の売上高とその他の事業の売上高は以下のとおりであります。売上高の金額については、連結相殺消去後の数値を記載しております。

 前連結会計年度より、社内の経営管理区分の一部変更として、「その他」に含まれていた売上高のうち、精密金型・成形に係る売上高を各製品分野別に、医療関連売上高を「産業機器」の区分に変更しております。

 

① EMS事業

 当社グループの主たる事業であるEMS事業の売上高は621億45百万円と前年同期に比べて101億38百万円の増加(19.5%増)となりました。製品分野別の業績の概況は次のとおりであります。

 

(車載機器)

 電装化の進展による取扱製品の増加により、売上高は251億26百万円と前年同期に比べて60億87百万円の増加(32.0%増)となりました。

 

(産業機器)

 中国市場における製造業の省力化需要の広がりよる顧客メーカーの好調に加え、中国地場メーカーとの取扱高が順調に増加したことにより、売上高は161億30百万円と前年同期に比べて34億49百万円の増加(27.2%増)となりました。

 

 

OA機器

 主要なOA機器メーカー各社における、当社のインハウスシェア上昇に伴って、売上高は126億16百万円と前年同期に比べて25億6百万円の増加(24.8%増)となりました。

 

コンシューマー製品

 主要顧客である日系ブランドメーカーの市場における競争激化の影響を受け、売上高は40億37百万円と前年同期に比べて2億26百万円の減少(5.3%減)となりました。

 

(情報通信機器)

 スマートフォン案件の終息により、売上高は23億79百万円と前年同期に比べて14億95百万円の減少(38.6%減)となりました。

 

(その他)

 アミューズメント機器の取扱が主な内訳になりますが、売上高は18億54百万円と前年同期に比べて1億82百万円の減少(9.0%減)となりました。

 

② その他の事業

 人材派遣業は安定的に推移しているものの、株式会社サイバーコアを持分法適用会社にしたことにより売上高は1億96百万円と前年同期に比べて45百万円の減少(19.0%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は674億18百万円(前連結会計年度末比11.2%増)となりました。

これは主に、棚卸資産の増加、受取手形及び売掛金の増加によるものであります。

 負債につきましては、497億45百万円(前連結会計年度比13.1%増)となりました。これは主に、買掛金の増加、長期借入金の増加によるものであります。

 純資産につきましては、176億73百万円(前連結会計年度末比6.2%増)となりました。これは主に、利益剰余金の増加、人民元高(対米ドル)進行による為替換算調整勘定の増加によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18億16百万円減少し、78億63百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、37百万円の支出となりました。これは主に売上債権の増加、利息及び法人税支払等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、26億55百万円の支出となりました。これは主に有形固定資産及び無形固定資産の取得によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、7億71百万円の収入となりました。これは主に長期借入によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。