当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における世界経済情勢は、新型コロナウイルス感染症への防疫と経済活動の両立化が進む一方、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発するエネルギー価格の高騰によるインフレ圧力の高まりや半導体をはじめとする部品需給の逼迫に加え、中国における上海市等のロックダウンを受けたサプライチェーンの停滞、急激な円安進行等、先行き不透明な状況で推移しました。
わが国においては、先進国を中心に海外需要は堅調ではあるものの、世界的な情勢不安定化や一進一退の状況が続く新型コロナウイルス変異株等が、企業生産および消費両面の経済活動に影響を及ぼしており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は378億62百万円(前年同期比8.6%増)となりました。損益面においては、営業利益は2億60百万円(前年同期比34.3%減)となりました。経常利益は96百万円(前年同期比84.4%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は25百万円(前年同期比92.4%減)となりました。
当社グループは、EMS事業とその他の事業を営んでおりますが、ほとんどがEMS事業のため、セグメント情報の記載を省略しております。
なお、EMS事業の製品分野別の売上高とその他の事業の売上高は以下のとおりであります。売上高の金額については、連結相殺消去後の数値を記載しております。
① EMS事業
当社グループの主たる事業であるEMS事業の売上高は376億88百万円(前年同期比8.6%増)となりました。製品分野別の業績の概況は次のとおりであります。
(車載機器)
中国の一部地域での新型コロナウイルス感染症再拡大を受けたサプライチェーンの停滞に加え、世界的な情勢不安による半導体をはじめとする部品逼迫に伴う自動車メーカーの減産があったものの、電動自動車向けの電動コンプレッサー部品、パワーコントロールユニット、DC-DCコンバーター等の製品が伸長し、売上高は212億11百万円(前年同期比1.1%増)となりました。
(産業機器)
先端技術投資や生産能力増強投資、5G関連需要が伸長したことに加え、中国の省エネ政策によるインバーター需要が拡大したものの、一部製品向けの半導体不足により、売上高は62億90百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
(OA機器)
前連結会計年度におけるベトナムでの新型コロナウイルス感染症の影響が減少したことに加え、在宅需要傾向の継続により、複合機やレーザープリンタ向け製品の取扱高が堅調に推移し、売上高は99億58百万円(前年同期比67.8%増)となりました。
(コンシューマー製品)
日系既存顧客からの受注減少により、売上高は1億9百万円(前年同期比84.8%減)となりました。
(その他)
アミューズメント機器が主な製品であり、売上高は1億18百万円(前年同期比61.6%減)となりました。
② その他の事業
人材派遣業の売上高は1億73百万円(前年同期比0.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は882億90百万円(前連結会計年度末比149億22百万円増加)となりました。これは主に、現金及び預金の増加、棚卸資産の増加、投資その他の資産の増加によるものであります。
負債につきましては、704億30百万円(前連結会計年度末比141億49百万円増加)となりました。これは主に、買掛金の増加、短期借入金及び長期借入金の増加によるものであります。
純資産につきましては、178億59百万円(前連結会計年度末比7億72百万円増加)となりました。これは主に、為替換算調整勘定の増加によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。