第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間における当社を取り巻く経済環境は、長引く円高や、米国を除く海外経済の回復力の弱さなどから不透明感が先行しているものの、円高の進行には歯止めがかかっている状態で、懸念されていたイギリスのEU離脱についても影響は限定的との見方が強く、また国内では熊本地震の回復需要などにより、景況感としては横ばいで推移している状況であります。しかしながら先行きについては、為替の不透明感が製造業を中心とした輸出関連企業収益の下方修正に直接的な影響を与えており、設備投資についても底堅いものの継続して抑制的な見通しとなっております。

こうした状況の下、国内においては現場営業によるユーザーの囲い込みを図り、「競合に勝つ」を基本方針に活動してまいりました。その結果、主力6市場のうち、表面処理装置市場が軟調、新エネルギー市場は家庭用燃料電池向けの落ち込みが大きく不調であったものの、化学市場は主要顧客向けが好調に推移し、医療機器市場においても人工透析装置、生化学分析装置向け需要が伸び、半導体・液晶市場及び水処理市場も堅調に推移致しました。これらにより国内向けの売上高は77億77百万円となりました。

一方、海外向け売上においては、子会社であるIwaki America Incorporated(米国)は化学市場が冷え込んでいるものの、水処理市場等が堅調に推移したこと等により、売上高は21億28百万円となりました。Iwaki Europe GmbH(ドイツ)は水処理市場が軟調であったものの、半導体・液晶市場が好調を維持したこと等から、売上高は10億7百万円となりました。Iwaki Singapore Pte Ltd.(シンガポール)は主力市場である半導体・液晶市場及び水処理市場を中心に全般的に好調が持続しており、売上高は1億37百万円となりました。IWAKIm SDN. BHD.(マレーシア)は半導体・液晶市場における大型案件が貢献したことにより好調を維持し、売上高は65百万円となりました。その他地域においては、中国の半導体・液晶市場が好調に推移し、また台湾の表面処理装置市場で回復が見られたこと等により、子会社を除く海外向け売上高は12億79百万円となりました。

これらの結果、当社グループ全体では医療機器市場が好調に推移し、水処理市場、半導体・液晶市場及び表面処理装置市場が堅調に推移しました。また、化学市場については軟調に推移し、新エネルギー市場は不調でありました。

製品別では、マグネットポンプが、主に国内医療機器市場向けが好調であったため堅調に推移し、定量ポンプについても米国水処理市場が牽引した結果、堅調に推移しました。また、国内向け全市場においてソリューション提案をしているシステム製品についても、堅調に推移しました。一方、回転容積ポンプとエアーポンプは軟調に推移しました。

このような状況の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間の連結売上高は123億94百万円となりました。利益面では、営業利益は7億71百万円、経常利益は10億86百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億79百万円となりました。

また、当社グループはケミカルポンプ事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は195億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億85百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が8億48百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が7億95百万円、有価証券が4億71百万円減少したことによるものであります。固定資産は49億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億11百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が7億71百万円減少したことによるものであります。

この結果、総資産は、244億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億96百万円減少いたしました。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は67億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億92百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が2億65百万円増加した一方、未払法人税等が1億46百万円、その他が4億17百万円減少したことによるものであります。固定負債は22億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円減少いたしました。これは主にリース債務が12百万円、繰延税金負債が11百万円減少したことによるものであります。

この結果、負債合計は、89億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億18百万円減少いたしました。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は154億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億77百万円減少いたしました。これは主に為替換算調整勘定が5億98百万円減少したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は63.3%(前連結会計年度末は63.0%)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は65億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億48百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果、資金は10億20百万円増加いたしました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上(10億85百万円)や仕入債務の増加(4億6百万円)などによる資金増加要因が、法人税等の支払(4億21百万円)などによる資金減少要因を上回ったためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果、資金は8億96百万円増加いたしました。これは主に、定期預金の払戻(3億円)や有価証券の償還(5億55百万円)などによる資金増加要因が、有形固定資産の取得(1億77百万円)などによる資金減少要因を上回ったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果、資金は6億51百万円減少いたしました。これは主に、配当金の支払(5億89百万円)によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億57百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。