第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、米中間の貿易摩擦や世界経済の減速などの海外経済の不確実性や企業収益の悪化等により、先行きは不透明なものとなっております。また、当社グループの主たるクライアントである流通小売業界では、業態を超えた競争の激化や人手不足の深刻化が進んでおります。

 このような状況の中、当社グループが提供している既存サービスに関しては堅調に推移した一方、国内での紙代値上げや一部クライアントで販促調整等がありました。引き続きクライアントの販売促進支援サービスの充実を推し進めるとともに、さらなる新規クライアントの開拓を一層進めることで、事業の成長に努めてまいります。

 当社グループの事業環境は、ECを含めた異業種間の競争や、消費者行動のデジタル化など急速に変化していくことが見込まれます。このような環境下では、デジタル販促やマーケティング分析をはじめとする販売促進手法に対するニーズが高まっていることから、他社との業務提携、資本提携等を含めて積極的に事業開拓に努めていきたいと考えております。

 上記方針のもと、2019年6月に中国・アリババグループのパートナー企業であるZhejiang Sunparl Information Technology Co., Ltd.(以下、Sunparl社という)と業務提携契約を締結いたしました。Sunparl社は、アリババグループが運営する「盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ)」をはじめとしたスーパーマーケットなどへ電子棚札及びシステムを製造・販売しております。

 当社グループでは、Sunparl社と共同で、日本の流通小売業向けに独自仕様を含むシステムローカライズ、新機能開発を行った後、電子棚札ソリューションを基軸とするオールストアプロモーションサービスを開始しております。

 取引の提携をしていく中で、両社のさらなる成長、目指すビジョンについて検討を重ねてまいりました結果、当社グループとSunparl社では、今後の日本での戦略的な協業関係、システム開発はもとより、世界視点でのユーザー行動のデジタル化、広告媒体の多様化、省人化(働き方改革)、ダイナミックプライシング化(フードロス対策、競合店対策)等に対応する流通小売業分野でのリテールテックソリューションを共同で開発・展開していくことに合意し、戦略的パートナーシップを結ぶため資本提携をすることにいたりました。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当該サービスの準備費用の計上や今後実施予定の試験導入等に係る先行投資を実施しております。

 当社グループは、引き続きスピード感を持ち企業価値向上に努めてまいる所存でございます。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,662,395千円、営業利益は414,726千円、経常利益は425,426千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は285,247千円となりました。

 なお、当社グループの事業は統合型販促支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産、負債及び純資産の状況)

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ213,448千円減少し、5,928,548千円となりました。これは主に、現金及び預金が176,093千円減少したことによるものであります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して210,403千円減少し、2,062,361千円となりました。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ3,044千円減少し、3,866,186千円となりました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い285,247千円増加した一方、配当金の支払により243,358千円減少したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ178,217千円減少し、1,957,347千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、235,469千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益424,395千円の計上等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、179,902千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出17,657千円、無形固定資産の取得による支出116,599千円、投資有価証券の取得による支出50,000千円があったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、235,943千円となりました。これは、配当金の支払額243,358千円等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。