第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、個人消費の回復や設備投資の増加を背景に、企業の景況感は改善が見受けられるものの、人手不足による人件費の上昇に加え、米国発の貿易摩擦問題が懸念材料となっており、先行き不透明な状況が続いております。

 当社グループが属するモバイルゲーム業界を取り巻く環境につきましては、2018年の世界のゲーム市場規模は前年比13.3%増の1,379億ドルへ成長するとともに、その中でも最も大きな割合を占めているモバイルゲームについては前年比25.5%増の703億ドルの市場規模へ成長することが見込まれており(出典:newzoo「Mobile Revenues Account for More Than 50% of the Global Games Market as It Reaches $137.9 Billion in 2018」)、引続きグローバルで成長し続ける業界であると考えられております。

 このような環境の中、当社グループのモバイルゲーム事業につきましては、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発・運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発に努めてまいりました。主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は、グローバルで長期・大規模運営のノウハウが更に蓄積しており、8月から実施した2.5億ダウンロードイベントが国内外で好調に推移いたしました。また、新規タイトルの開発につきましては、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が12月6日にリリースされ、初月に1,000万ダウンロードを突破し、ストアセールスランキング(注)も最高2位を獲得するなど、順調な滑り出しとなりました。

 一方、当社グループのライブエクスペリエンス事業(以下、「LX事業」という。)につきましては、リアルエンターテインメント領域への取り組みを積極的に行っており、2017年11月にこの領域におけるオリジナルコンテンツ創出を目的として買収しました2社(株式会社ASOBIBA及び株式会社アプト)を2018年4月1日に経営統合し、株式会社アカツキライブエンターテインメントとして、第1四半期連結会計期間より連結子会社化しております。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高18,596百万円(前年同期比16.4%増)、営業利益8,302百万円(同5.0%増)、経常利益8,237百万円(同5.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,775百万円(同2.0%増)となっております。

 なお、当社グループは、全セグメントに占める「モバイルゲーム事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいことから、セグメントごとの記載を省略しております。

(注)ストアセールスランキング:App Store またはGoogle Playのセールスランキング

 

② 財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,899百万円増加し31,367百万円となりました。主な要因として、現金及び預金の増加212百万円、売上高の増加に伴う売掛金の増加657百万円、株式会社アカツキライブエンターテインメントを新規連結したこと等に伴う有形固定資産の増加1,100百万円,

のれんの増加344百万円及び投資その他の資産の増加1,292百万円があった一方で、その他流動資産の減少770百万円によるものであります。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて2,079百万円減少し9,651百万円となりました。主な要因として、新規発行に伴う社債の増加1,000百万円があった一方で、納付等に伴う未払法人税等の減少1,792百万円、その他流動負債の減少416百万円、関係会社事業損失引当金の減少299百万円、返済に伴う長期借入金(1年内返済予定を含む)の減少616百万円によるものであります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて4,979百万円増加し21,715百万円となりました。主な要因として、期末配当金及び中間配当金の支払による減少693百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上5,775百万円に伴う利益剰余金の増加5,019百万円によるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、1,222百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。