第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用情勢の改善や個人消費の回復及び設備投資の増加を背景に景気の緩やかな回復が見受けられたものの、中国経済の減速、英国の欧州連合(EU)離脱問題や米国発の貿易摩擦問題を背景に、2019年4月以降も景気動向指数は悪化を示すなど、先行き不透明な状況が続いております。

 当社グループが属するモバイルゲーム業界を取り巻く環境につきましては、2019年の世界のゲーム市場規模は前年比10.2%増の1,519億ドルへ成長するとともに、その中でも最も大きな割合を占めているモバイルゲームについては前年比16.6%増の820億ドルの市場規模へ成長することが見込まれており(出典:newzoo「Mobile Revenues Account for More Than 50% of the Global Games Market as It Reaches $137.9 Billion in 2018」)、引続きグローバルで成長し続ける業界であると考えられております。

 このような環境の中、当社グループのモバイルゲーム事業につきましては、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発・運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発に努めてまいりました。2018年12月にリリースしました株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル「ロマンシング サガ リ・ユニバース」につきましては、2019年5月に1,500万ダウンロードを突破し、ストアセールスランキング(注)で1位を獲得するなど、モバイルゲーム事業の新たな収益の柱として好調に推移いたしました。また、2019年9月にリリースしました欅坂46・日向坂46応援[公式]音楽アプリ「UNI'S ON AIR(ユニゾンエアー)」につきましては、リリース初日にストアセールスランキングで最高7位を獲得するなど、好調な滑り出しとなりました。

 一方、当社グループのライブエクスペリエンス事業につきましては、リアルエンターテインメント領域への取り組みを積極的に行っており、2019年3月にオープンしました横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」でのコンテンツ「うんこミュージアム」を横展開するなど、好調に推移いたしました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15,616百万円(前年同期比28.3%増)、営業利益6,065百万円(同14.4%増)、経常利益6,002百万円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,858百万円(同1.9%増)となっております。

 なお、当社グループは、全セグメントに占める「モバイルゲーム事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいことから、セグメントごとの記載を省略しております。

(注)ストアセールスランキング:App Store またはGoogle Playのセールスランキング

 

② 財政状態の状況

(資産)
 当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,383百万円増加し40,227百万円となりました。主な要因として、現金及び預金の増加743百万円及び投資有価証券の増加2,716百万円があった一方で、売掛金の減少310百万円及び有形固定資産の減少450百万円によるものであります。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,438百万円減少し12,647百万円となりました。主な要因として、納付等に伴う未払法人税等の減少855百万円、その他流動負債の減少502百万円によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて3,822百万円増加し27,579百万円となりました。主な要因として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上3,858百万円に伴う利益剰余金の増加3,719百万円、期末配当金の支払による減少139百万円によるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年末に比べ743百万円増加し、21,919百万円となりました。

 第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は4,279百万円となりました(前年同期は1,656百万円の収入)。これは主に、法人税等の支払額2,840百万円があった一方で、税金等調整前四半期純利益5,843百万円の計上があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果支出された資金は2,998百万円となりました(前年同期は1,812百万円の支出)。これは主に、投資有価証券の取得による支出2,429百万円や子会社株式の取得による支出535百万円、有形固定資産の取得による支出739百万円が発生したことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果支出された資金は520百万円となりました(前年同期は397百万円の収入)。これは主に、既存の長期借入金の返済による支出300百万円、配当金の支払による支出139百万円があったことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発費は1,314百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。