第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありますが、感染拡大の防止策を講じつつ、ワクチン接種を促進する中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待されております。ただし、内外の感染症の動向、サプライチェーンを通じた影響による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある他、金融資本市場の変動等の影響を注視していく必要があります。

 そのような状況の中、当社グループが属するゲーム業界を取り巻く環境につきましては、2021年の世界のゲーム市場規模は前年の新型コロナウイルスによる巣籠り需要急増からの振り戻し等により前年比1.1%減の1,758億ドルと予測されておりますが、その中でも最も大きな割合を占めているモバイルゲームについては前年比4.4%増の907億ドルの市場規模へ成長することが見込まれており(出典:Newzoo「Games Market Report 2021」)、引続きグローバルで成長し続ける業界であると考えられております。

 このような環境の中、当社グループのゲーム事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は見受けられず、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発・運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発に努めてまいりました。主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」につきましては、LTV最大化のため、長期目線での運用を継続した結果、全世界3.5億ダウンロード突破記念イベントの開催や海外版6周年記念イベントの開催により、国内だけでなく米仏含む複数の国と地域でストアセールスランキング(注)1位を獲得しました。また、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル「ロマンシング サガ リ・ユニバース」では、国内版2.5周年イベントや海外版1周年イベントの他サガシリーズ31周年を記念したイベントを開催するなど、長期目線での安定運営を継続してまいりました。しかしながら、ゲーム事業全体では既存タイトルが前年同期の高い水準に及ばなかった影響や新規ゲームへの投資が進捗したことを受け、減収減益となりました。

 IP事業につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響は見受けられず、取り扱いIPが増加している他、展開チャネルが拡大するなど、IPエコシステムの構築が着実に進捗しております。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高12,637百万円(前年同期比24.2%減)、営業利益3,716百万円(同47.7%減)、経常利益3,776百万円(同46.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,603百万円(同38.3%減)となっております。

 なお、当社グループは、全セグメントに占める「ゲーム事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいことから、セグメントごとの記載を省略しております。

(注)ストアセールスランキング:App Store またはGoogle Playのセールスランキング

 

② 財政状態の状況

(資産)
 当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べて891百万円減少し45,156百万円となりました。主な要因として、投資有価証券の増加2,318百万円があった一方で、現金及び預金の減少2,587百万円及びその他流動資産の減少536百万円があった影響によるものであります。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて1,261百万円減少し9,014百万円となりました。主な要因として、納付による未払法人税等の減少125百万円、支給による賞与引当金の減少247百万円、株式給付引当金の減少264百万円及びその他流動負債の減少479百万円があった影響によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて370百万円増加し36,142百万円となりました。主な要因として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上2,603百万円があった一方で、剰余金の配当561百万円及び自己株式取得等による減少1,734百万円があった影響によるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年末に比べ2,587百万円減少し、22,292百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は2,472百万円となりました(前年同期は5,254百万円の収入)。これは主に、法人税等の支払額1,264百万円があった一方で、税金等調整前四半期純利益3,729百万円の計上があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果支出された資金は2,523百万円となりました(前年同期は3,977百万円の支出)。これは主に、投資有価証券の取得による支出2,449百万円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果支出された資金は2,537百万円となりました(前年同期は2,481百万円の支出)。これは主に、自己株式取得による支出1,939百万円や配当金の支払による支出560百万円があったことによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発費は747百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。