第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

   該当事項はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

なお、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。

 

   (1)業績の状況 

当社グループが展開しているエンターテイメントサービス事業の市場環境に関しましては、その主たるサービス提供媒体となるスマートフォン端末の普及に伴い、市場規模が拡大しております。平成29年度のスマートフォン出荷台数が前年比8.7%増の3,199万台と平成24年を抜いて過去最高の出荷実績となる(株式会社MM総研調べ、平成30年2月現在)など、今後も、スマートフォンの出荷台数増加及び高性能化に伴い、スマートフォンユーザーの拡大はさらに進展していくものと予想されます。また、平成29年度におけるモバイルコンテンツ市場は2兆1,109億円(対前年比113%)、中でもスマートフォン市場は2兆590億円(対前年比114%)と年々成長を続けており、スマートフォン市場の内、ゲームが1兆3,727億円(対前年比115%)と非常に大きな割合を占めております(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ、平成30年7月現在)。一方で、当該市場には多くのスマートフォンゲームが投入され、企業間における競争が激化しており、より高品質のゲームを投入するための開発費やゲームの認知度向上させるための広告費が増加する傾向にあります。

このような事業環境の中、当社グループではオタク市場にフォーカスした総合エンターテインメント企業として、各グループ会社がもつコンテンツを軸に、当社の得意とするモバイル周辺の技術及び位置情報とエンターテインメント性を融合させた各種サービスの提供に注力して参りました。平成30年8月20日には、アニメやゲーム関連の出版物及び各種グッズの企画・制作・販売等を手掛ける株式会社一二三書房をグループに加えるなど、今後の更なるクロスメディア展開を拡大させるための体制強化を行っており、当社グループとしての収益基盤の礎を構築しております。 

当第2四半期連結累計期間におきましては既存サービスが拡大しており、売上、利益共に改善傾向にあります。中でも、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ 『MAPLUS+声優ナビ』において、「フレームアームズ・ガール」、「けものフレンズ」とコラボレーションしたキャラチェンジセット追加によるサービスラインアップ強化に努めると共に、音楽ゲームアプリ『SHOW BY ROCK!!』が累計DL数350万3969件を突破し、5周年を記念したイベントや特別企画を行うなど、再成長に向けた施策が功を奏し収益に貢献しております。

また、新規サービスとして、平成30年8月に香港・台湾で人気の美少女×ロボシミュレーションRPG『魔法軍團WarLocksZ』、地域活性クロスメディアプロジェクトの新作位置情報ゲーム『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』の配信を開始し、平成30年6月に他社より運営移管した海賊ファンタジーRPG『アイオライトリンク』と合わせて大きく収益に貢献しております。

一方、前事業年度に引き続き、当社としてのタイトルポートフォリオの変革を図り、収益基盤を拡大すべく新規タイトルの開発に集中しております。現在開発中の講談社との共同プロジェクト『マップラス+カノジョ』は平成30年6月に事前登録を開始し、平成30年9月には事前登録者数20万人を突破、同じく開発中の本格3DサイバーパンクRPG『BALDR  ACE』も事前登録者数が15万人を超えており、各タイトルとも順調にその認知度が向上しております。これらのタイトルにつきましては、当事業年度内のリリースに向けて着々と準備を進めております。

平成30年2月に子会社化した株式会社ティームエンタテインメントが手掛けるコンテンツコラボレーションカフェ・グッズサービスにおきましては、2018年3月に新店舗『mixx garden(ミックスガーデン)』を池袋にオープンし、人気スマートフォン向けパズル恋愛ゲーム「スタンドマイヒーローズ」等とのコラボカフェを展開するなど、グッズ販売と合わせて収益に貢献いたしました。同社による音楽レーベルサービスにつきましても、自社原作オリジナル企画によるCDの商品化に注力しており、ドラマCDシリーズ「おとどけカレシ」「恋色始標」シリーズ等が人気を博すなど、将来的にクロスメディア展開の中核となる作品を生み出すべく、邁進しております。

以上の通り、既存サービスの拡大や新規サービスの展開、子会社業績の堅調な推移により当社グループの収益は回復傾向にあるものの、新規タイトルの広告費増加、収益基盤の強化に向けた積極的な開発及び先行投資を行ったことによる費用増加の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は849,172千円、営業損失は199,994千円、経常損失は220,317千円、四半期純損失は221,698千円となりました。

なお、当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は しておりません。

 

  (2)財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は2,503,408千円となり、前連結会計年度末に比べ1,285,730千円の増加となりました。これは主に現金及び預金、売掛金並びに無形固定資産の増加によるものであります。

負債合計は1,158,099千円となり、前連結会計年度末に比べ755,665千円の増加となりました。これは主に短期借入金の増加によるものであります。また、純資産合計は1,345,309千円となり、前連結会計年度末に比べ530,065千円の増加となりました。これは、当第2四半期連結累計期間が四半期純損失となり利益剰余金が減少したものの、EVO FUNDによる新株予約権の行使により資本金及び資本準備金が増加したことによるものであります。

 

   (3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年末に比べ521,387千円増加し、1,124,382千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果支出した資金は、231,181千円となりました。その主な要因は、減価償却費の計上79,356千円、未払金の増加63,505千円があったものの、売上債権の増加213,463千円、税金等調整前四半期純損失の計上220,317千円があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、253,864千円となりました。その主な要因は、無形固定資産の取得による支出が254,004千円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、1,088,041千円となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出76,098千円があったものの、株式の発行による収入が748,900千円、短期借入れによる収入が400,000千円あったことによるものであります。

 

   (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

     

   (5)研究開発活動

該当事項はありません。