第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  該当事項はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。

 

(業績の状況)

当第3四半期連結累計期間(平成28年8月1日~平成29年4月30日)における我が国経済は、円安に伴う輸出の回復やインバウンド需要の回復、消費マインドの持ち直しを受けて製造業・非製造業ともに雇用・所得環境など改善の傾向が見られましたが、世界経済においては、中国を始め新興国の景気減速や、英国の欧州連合離脱決定、米国新政権による政策を不安視する動きや、地政学的リスクの高まりなど、先行きは不透明感が増しており、景気は足踏みの状況が続いております。

食品小売業界におきましては、少子高齢化により業界規模が縮小していく恐れがあるほか、足元では節約志向の高まりによる買い控え、人口減少による顧客数の減少、食料品を扱う他業態との競争の激化、ネットショップ・オンラインショップなど他業界への顧客の流出など、引き続き厳しい状況にあります。

このような状況のもと、当社グループは、お客様の暮らしの基本である食を通して、安心・安全を守り、値頃感があり、変化に富んだ店づくりをすることで、さらなるご支持をいただけるような店舗運営に努めてまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は77,019百万円と前年同四半期と比べて4,220百万円(5.8%)の増収、営業利益は3,173百万円と前年同四半期と比べて312百万円(9.0%)の減益、経常利益は3,277百万円と前年同四半期と比べて209百万円(6.0%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,184百万円と前年同四半期と比べて90百万円(4.3%)の増益となりました。

 

当社グループにおける事業セグメントごとの状況は、次のとおりであります。

① スーパーマーケット事業

スーパーマーケット事業につきましては、大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」を展開しております。
 いずれの店舗におきましても、来店される顧客が楽しんでお買い物が出来る店づくりを目指し、当社グループの強みである精肉部門を中心とした生鮮各部門および一般食品から惣菜にいたるまで、それぞれの部門が商品力・技術力に磨きをかけ、お客様のニーズにあった値頃感のある商品展開をすすめ、より安心・安全な商品を提供できるよう、努めてまいりました。
 商品の販売につきましては、特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品を顧客へアピールすることで購買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施することで、顧客数及び顧客当たりの買上点数増加につながり、売上高が増加しました。
 また、平成28年6月より茨城県東茨城郡に新設しました新加工物流センターでの大量かつ効率的な精肉加工に加え、店舗内においても必要に応じて精肉加工を行い、売れ筋に対応した商品の速やかな提供により販売機会のロスを削減するなど、戦略的、効率的な販売に努めております。商品の仕入につきましては、当社の新加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用することで、食材価格変動の影響を受けにくい商品仕入体制を構築し、採算の安定と在庫の確保を図ってまいりました。

当第3四半期連結累計期間の設備投資の状況は、平成28年10月に「肉のハナマサ」立川店(東京都立川市)、12月に「ジャパンミート卸売市場」越谷店(埼玉県越谷市)、平成29年3月に「肉のハナマサ」亀戸店(東京都江東区)を開店いたしました。また、既存店舗におきましては、平成28年10月に「パワーマート」見川店、「ジャパンミート生鮮館」守谷店の改装を行いました。これにより当第3四半期連結会計期間末時点におけるスーパーマーケット事業の店舗数は78店舗になりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるスーパーマーケット事業の売上高は75,494百万円と前年同四半期と比べて3,975百万円(5.6%)の増収、セグメント利益(営業利益)は3,014百万円と前年同四半期と比べて315百万円(9.5%)の減益となりました。

② その他

その他につきましては、外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業で構成されております。

外食事業につきましては、主に「焼肉や漫遊亭」を展開しております。当第3四半期連結累計期間におきましても、得意とする精肉の調達力、ノウハウを活かし、新鮮で高品質な料理を安価でご提供するよう努めてまいりました。また、おいしい商品と快適な食事空間を提供するという基本方針のもと、新メニューの開発をすすめ、他店との差別化を図り、お客様が楽しく食事ができる店づくりに努めてまいりました。

イベント関連事業につきましては、平成29年2月にAATJ㈱の株式を取得し連結子会社化いたしました。AATJ㈱は「肉フェス」など食に関わるイベントの展開、国内外のイベント制作、運営などイベント企画事業を行っております。当第3四半期連結累計期間における活動状況といたしまして、平成29年3月に「餃子フェス」駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区)、平成29年4月28日から「肉フェス TOKYO 2017 WONDERLAND 」お台場(東京都江東区)を開催いたしました。今後も食肉及び地域の食文化の魅力を国内外に発信する取り組みを行ってまいります。

アウトソーシング事業につきましては、平成29年4月に㈱アクティブマーケティングシステム(以下「AMS」という。)の株式を取得し、連結子会社化いたしました。AMSは、スーパーマーケット業界における、レジ業務の受託をコアビジネスとしたアウトソーシング事業を行っております。スーパーマーケットの実務経験に基づいた独自のノウハウによって、顧客のニーズに応える、質の高いサービスを提供しております。当社におきましては、スーパーマーケット事業の「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」においてレジ業務をAMSへ委託しております。レジ業務のプロフェッショナルとして新規顧客開拓を行い、業容の拡大に努めてまいります。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるその他の事業の売上高は1,983百万円と前年同四半期と比べて296百万円(17.6%)の増収、セグメント利益(営業利益)は145百万円と前年同四半期と比べて2百万円(1.4%)の増益となりました。

 

 

(財政の状態)

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間における流動資産は、前連結会計年度と比べ2,019百万円増加し、19,359百万円(前連結会計年度末比11.6%増)となりました。主な要因は、期末日が休日であったことから資金決済が翌月に持ち越されたことを含む現金及び預金の増加822百万円及びたな卸資産の増加755百万円であります。

  

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間における固定資産は、前連結会計年度と比べ1,974百万円増加し、20,339百万円(前連結会計年度末比10.8%増)となりました。主な要因は、AATJ㈱及び㈱アクティブマーケティングシステムの連結子会社化による商標権の増加558百万円、のれんの増加777百万円によるものであります。

 

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間における流動負債は、前連結会計年度と比べ954百万円増加し、13,473百万円(前連結会計年度末比7.6%増)となりました。主な要因は、期末日が休日であったことから決済が翌月に持ち越されたことを含む買掛金の増加額782百万円によるものであります。

 

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間における固定負債は、前連結会計年度と比べ1,280百万円増加し、4,980百万円(前連結会計年度末比34.6%増)となりました。主な要因は、M&A資金を含む長期借入金の増加額824百万円によるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間における純資産は、前連結会計年度と比べ1,758百万円増加し、21,244百万円(前連結会計年度末比9.0%増)となりました。主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加額1,650百万円によるものであります。