第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  該当事項はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。

 

(業績の状況)

当第1四半期連結累計期間(平成29年8月1日~平成29年10月31日)における我が国経済は、海外経済の回復を背景に輸出、生産活動が回復し、雇用情勢は堅調に推移しておりますが、物価や賃金の伸びは緩やかなものにとどまっており、引き続き個人消費が伸び悩む展開となりました。
 食品小売業界におきましては、消費者の節約志向の高まりによる買い控え、生鮮食品をはじめとした食品全般の低価格志向によって企業間競争が激化したことに加え、台風や天候不順により客足が減少する等、引き続き厳しい経営環境が続いております。

このような状況のもと、当社グループは、お客様の暮らしの基本である食を通して、安心・安全を守り、値頃感がある商品展開をすすめ、変化に富んだ店づくりをすることで、さらなるご支持をいただけるような店舗運営に努めてまいりました。

当第1四半期連結累計期間における経営成績は、スーパーマーケット事業において前連結会計年度に出店した5店舗及び前連結会計年度より当社グループ入りしたAATJ㈱、㈱アクティブマーケティングシステムの寄与等があり、売上高26,344百万円と前年同四半期に比べ1,756百万円(7.1%)の増収となりました。
 しかしながら、スーパーマーケット事業において前連結会計年度に新規出店した5店舗の販売促進を継続して実施したこと、青果部門において野菜を中心に前期に比べ大幅な相場安となったこと、鮮魚部門においては近海魚等の不漁により相場が高騰したことに加え、近年の魚離れも影響し、売上高及び売上総利益が伸び悩みました。その他のイベント関連事業においては、本年9月のシルバーウィーク期間中に開催した「肉フェス」「餃子フェス」の3会場が豪雨、強風の悪天候に見舞われ、内2会場は台風の影響により開催日を短縮したことなどにより客足が伸び悩んだことも影響し、売上総利益率が27.9%と前年同四半期に比べ1.2%低下いたしました。
 販売費及び一般管理費におきましては、コストコントロールによって売上に対し25.0%と前年同四半期に比べ0.4%改善いたしましたが、売上総利益率の低下を補填するには至らず、営業利益は761百万円と前年同四半期に比べ144百万円(15.9%)の減益、経常利益は753百万円と前年同四半期に比べ184百万円(19.6%)の減益となりました。
 また、前連結会計年度に当社子会社の本社ビル建替えに伴う退去費用として受取補償金99百万円を特別利益として計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は412百万円と前年同四半期に比べ119百万円(22.5%)の減益となりました。

 

当社グループにおける事業セグメントごとの状況は、次のとおりであります。

① スーパーマーケット事業

スーパーマーケット事業につきましては、大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」を展開しております。
 いずれの店舗におきましても、来店される顧客が楽しんでお買い物ができる店づくりを目指し、当社グループの強みでもある精肉部門を中心とした生鮮各部門及び一般食品から惣菜にいたるまで、それぞれの部門が商品力・技術力に磨きをかけ、顧客のニーズにあった値頃感のある商品展開をすすめ、より安心・安全な商品を提供できるよう、努めてまいりました。
 商品の販売につきましては、特定の商品を大量に陳列し、値頃感がある商品を顧客へアピールをすることで購買意欲を高める「異常値販売」を定期的に実施するほか、グループ各社で開発した商品を共有し販売を行うことで、販売点数及び商品の仕入力の向上、採算の安定に繋がるよう努めてまいりました。
 また、当社の加工物流センターでの大量かつ効率的な精肉加工、商品供給を行うことで店舗オペレーションを安定的にサポートするほか、店舗内においても必要に応じて精肉加工を行い、売れ筋に対応した商品の速やかな提供により販売機会のロスを削減するなど、戦略的、効率的な販売に努めております。現在、加工物流センターで生産、加工された商品は「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」業態の精肉部門の売上高約6割を担っており、「肉のハナマサ」においても売れ筋に特化した商品の供給を行っております。商品の仕入につきましては、加工物流センターにおける大量備蓄機能を活用することで、食材価格変動、為替変動の影響を受けにくい商品仕入体制を構築し、採算の安定と商品在庫の確保を図ってまいります。

当第1四半期連結累計期間の店舗の状況は、平成29年9月に「肉のハナマサ」金沢店(神奈川県横浜市)が賃貸借契約期間満了に伴い閉店いたしました。これにより当第1四半期連結会計期間末時点におけるスーパーマーケット事業の店舗数は79店舗になりました。

当第1四半期連結累計期間における売上高につきましては、8月盆商戦時期の長雨、10月の台風等の天候不順により来店客数が伸び悩んだことによって、既存店売上高が1.1%減となりましたが、前連結会計年度に新規出店した5店舗の売上寄与があり、25,322百万円と前年同四半期に比べ1,212百万円(5.0%)の増収となりました。一方で青果部門においては、野菜を中心に大幅な相場安となり、相場が高騰した前期に比べて1品単価が大きく下落したこと、鮮魚部門においては旬であるサンマ、秋鮭や近海魚等が不漁により相場が高騰したこと、近年の魚離れに加えアニサキス食中毒に関する報道等により、売上高及び売上総利益に影響を及ぼしました。以上の結果、セグメント利益(営業利益)は730百万円と前年同四半期と比べ121百万円(14.3%)の減益となりました。

 

② その他

その他につきましては、外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業で構成されております。
 外食事業につきましては、主に「焼肉や漫遊亭」を展開しております。当第1四半期連結累計期間におきましても、得意とする精肉の調達力、ノウハウを活かし、新鮮で高品質な料理を安価でご提供するよう努めてまいりました。また、おいしい商品と快適な食事空間を提供するという基本方針のもと、新メニューの開発をすすめ、他店との差別化を図り、お客様が楽しく食事ができる店づくりに努めてまいりました。

イベント関連事業につきましては、平成29年2月に連結子会社化いたしましたAATJ㈱において「肉フェス」など食に関わるイベントの展開、国内外のイベントの制作、運営などイベント関連事業を行っております。当第1四半期連結累計期間における活動状況といたしまして、平成29年8月に「肉フェスNIIGATA2017」(新潟県新潟市)、「肉フェス大阪泉州夏祭り2017」(大阪府泉南市)、9月に「肉フェスTOKYO2017秋」(東京都世田谷区)、「肉フェスOSAKA2017」(大阪府大阪市東住吉区)、「餃子フェスSENDAI」(宮城県仙台市宮城野区)、10月に「餃子フェス×熊本県民テレビ夢まちランド」(熊本県熊本市)を開催いたしました。今後も食肉及び地域の食文化の魅力を国内外に発信する取り組みを行ってまいります。

アウトソーシング事業につきましては、平成29年4月に連結子会社化いたしました㈱アクティブマーケティングシステムにおいて、スーパーマーケット業界におけるレジ業務の受託をコアビジネスとしたアウトソーシング事業を行っております。スーパーマーケットの実務経験に基づいた独自のノウハウによって、顧客のニーズに応える質の高いサービスを提供しております。当社におきましては、スーパーマーケット事業の「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「パワーマート」においてレジ業務を㈱アクティブマーケティングシステムに委託しております。レジ業務のプロフェッショナルとして新規顧客開拓を行い、業容の拡大に努めてまいります。

当第1四半期連結累計期間における売上高につきましては、前連結会計年度より当社グループ入りしたAATJ㈱、㈱アクティブマーケティングシステムの売上寄与のほか、外食事業においては既存店売上高1.9%増と奏功した結果、その他の事業の売上高は1,439百万円と前年同四半期と比べ800百万円(125.2%)の増収となりました。しかしながら、イベント関連事業において9月シルバーウィーク期間中に開催した「肉フェスTOKYO2017秋」、「肉フェスOSAKA2017」、「餃子フェスSENDAI」において台風等の悪天候に見舞われ、計画通りイベントを開催できなかった結果、セグメント利益(営業利益)は23百万円と前年同四半期と比べ25百万円(52.5%)の減益となりました。

 

(財政の状態)

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間における流動資産は、前連結会計年度と比べ1,323百万円減少し、16,068百万円(前連結会計年度末比7.6%減)となりました。主な要因は、法人税等の支払いによることを含む現金及び預金の減少952百万円であります。

  

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間における固定資産は、前連結会計年度と比べ280百万円減少し、20,272百万円(前連結会計年度末比1.4%減)となりました。主な要因は、減価償却による有形固定資産の減少212百万円によるものであります。

 

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間における流動負債は、前連結会計年度と比べ1,325百万円減少し、9,875百万円(前連結会計年度末比11.8%減)となりました。主な要因は、短期借入金の返済による減少額340百万円及び法人税等の支払いによる減少額601百万円によるものであります。

 

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間における固定負債は、前連結会計年度と比べ419百万円減少し、4,678百万円(前連結会計年度末比8.2%減)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による減少額320百万円によるものであります。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間における純資産は、前連結会計年度と比べ140百万円増加し、21,787百万円(前連結会計年度末比0.6%増)となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加額146百万円によるものであります。